今回は自宅でできる“首こり”ケアというテーマでお伝えします。
著書『新型「うつ」原因は首にあった!』から下記抜粋します。
季節に関係なく、首は冷やさない
首の筋肉に負担をかけない生活を心がけると同時に、首を冷やさない工夫も大切です。実は、顔と首は人間の身体のなかで常に外気にさらされているのです。首が冷えると、筋肉のこりが出やすくなるだけでなく、首に集中している神経にもダメージを引き起こす危険があるからです。四六時中、外気にさらされている首は、外気温度の影響を最も受けやすいところです。
ファッション性を重視して、冬でも大きく襟ぐりの開いた服を着ている女性を見かけますが、冬は特に首こりの症状が悪化しやすい季節。外出の際は、必ずマフラーやスカーフを巻くなどして、首周りを陽寒してください。マフラーは長いものを用い、ゆったりと何重にもして首に巻きつけるようにすると保温効果が高まります。
また、夏でも油断は大敵です。暑いのは屋外にいるときだけ。省エネ志向になっているとはいえ、室内はどこもまだかなり冷房がきいています。特にオフィスは、スーツ姿の男性を対象に温度設定されていて、寒い場合が多いので、常にスカーフを巻くなどして、首の寒さ対策を講じてください。冷房風が直接あたる席に座っているような女性は、特に注意しましょう。
なお、次のような場合は、首を温めるのは禁物! 決して温めてはいけません。
まず、事故で外傷を負ったような場合です。外傷を負った直後は、冷やして炎症を鎮めましょう。次に、片頭痛です。片頭痛が起きたときに首を温めると、血管が拡張し、かえって痛みがひどくなります。
季節に関係なく、首は冷やさない
首の筋肉に負担をかけない生活を心がけると同時に、首を冷やさない工夫も大切です。実は、顔と首は人間の身体のなかで常に外気にさらされているのです。首が冷えると、筋肉のこりが出やすくなるだけでなく、首に集中している神経にもダメージを引き起こす危険があるからです。四六時中、外気にさらされている首は、外気温度の影響を最も受けやすいところです。
ファッション性を重視して、冬でも大きく襟ぐりの開いた服を着ている女性を見かけますが、冬は特に首こりの症状が悪化しやすい季節。外出の際は、必ずマフラーやスカーフを巻くなどして、首周りを陽寒してください。マフラーは長いものを用い、ゆったりと何重にもして首に巻きつけるようにすると保温効果が高まります。
また、夏でも油断は大敵です。暑いのは屋外にいるときだけ。省エネ志向になっているとはいえ、室内はどこもまだかなり冷房がきいています。特にオフィスは、スーツ姿の男性を対象に温度設定されていて、寒い場合が多いので、常にスカーフを巻くなどして、首の寒さ対策を講じてください。冷房風が直接あたる席に座っているような女性は、特に注意しましょう。
なお、次のような場合は、首を温めるのは禁物! 決して温めてはいけません。
まず、事故で外傷を負ったような場合です。外傷を負った直後は、冷やして炎症を鎮めましょう。次に、片頭痛です。片頭痛が起きたときに首を温めると、血管が拡張し、かえって痛みがひどくなります。
首のこりを起こす 原因を知って予防する
最後に、暮らしのなかで実行できる予防法について述べます。
ここに書かれたことを実行することで、病気を予防でき、症状の悪化を防ぐことができます。通院中の人が実行すれば、治療効果が高まるでしょう。
首こりは、
①うつむいた前傾姿勢を長く続ける(仕事をするときは、ほとんどこの姿勢)
②首を冷やす
③筋張状態が長く続く
④肉体的、精神的疲労が蓄積される
⑤頭や首に外傷を受ける
⑥同じ姿勢を長く続ける(人目の多い中で長い時間仕事をする)
ことにより起こります。
頸筋症候群にならないためには、こうした原因を取り除いて、首に負担をかけない生活習慣を身につける必要があります。ちょっとしたライフスタイルの工夫や改善で、心と身体の健康が大きく変わっていきます。
長時間のパソコン作業はデスクトップパソコンを利用する
どこでも手軽に作業でき、持ち運びに便利なノートパソコン。ですが、首への負担を考えると、ノートパソコンでの長時間作業はすすめられません。ノートパソコンの場合、目よりも低い位置にあるモニターをのぞき込むので、前かがみの姿勢を続けることになるからです。
今や、パソコンは、仕事はもちろん、日常生活でも欠かすことのできない必需品です。だからこそ、長期間パソコン作業を行う人は、デスクトップパソコンを利用してください。
デスクトップパソコンを利用する際は、首を曲げずに画面を見ることができるように、モニターの位置は眼の高さに調整しておきます。そして、背筋を伸ばして椅子に座りましょう。作業中は、猫背になったり、だらしなく座ったりせずに、椅子に深く腰を下ろして良い姿勢をヰープしてください。
姿勢を正しくして作業をするだけで、首の筋肉疲労度はかなり違ってきます。デスクトップパソコンでも同じ姿勢で長時間仕事をすることは、首の筋肉を傷めることになります。首の筋肉を休ませながらパソコンを使うことが大切です。
やむをえずノートパソコンを使ったり、首に悪い姿勢で仕事をしなければならないときは、15分に一度、30秒首を後方へ倒して、問題を起こす首の筋肉を休ませてください。(頸筋症候群の専用タイマーも作っていますので利用してください。タイマーを正確に使うとパソコンの仕事で首の筋肉を悪くすることはなくなります)
以上、抜粋終わり
上記のことを中止して
首を大事にしてください。