うつ病からの脱出ー禁断症状を緩和するための具体的方法 3ー

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今回は同テーマの第3弾です。

著書『心の病に薬はいらない!』から下記抜粋します。

食べ物や食事についてどう考えるか

次に食べ物や添加物、農薬についてお話ししたいと思います。

「断薬後どのようにすればいいでしょうか?」

この質問を多くの方から受けますが、妥協しながらも次のように考えています。

まず現代日本で生きているかぎり、さまざまな社会毒から完全に身を守るのは困難です。だからそれぞれができる範囲でやれば十分だと思います。あまり無理して意識しても逆にいいことはありません。今まで考えてこなかった人は、以下の方法からやってみてはいかがでしょうか。

・買うときに食品添加物入りのものをできるだけ避ける

・無農薬の野菜が手に入ればよしと考える

・肉は豚肉や鶏肉を主体で考える

・魚は産地を重視する

・食材全部を食べるように意識する(一物全採)

・甘いものは基本的に避ける(特に砂糖)

・塩、コショウ、酢、油、醤油、味噌など調味料を厳選する(これらには可能なかぎり農薬、着色料、塩素、重金属などを混ぜない)

・水はいい製品を買うか、浄水器で濾過する(わざわざ高い浄水器を買わなくてもよい)

・フッ化物なしの歯磨き粉を使う

・ハンバーガーやスナック菓子などのファストフード、ジャンクフードは食べない

・トクホ商品や甘味料入りのジュースは飲まない

・コンビニ食品はできるかぎり食べない

・電子レンジは温めるための最終手段と考える

・牛乳、乳製品はできるだけ避ける

・トランス脂肪酸に常に注意を払う

挙げればきりがありませんが、できることから始めればよいと思います。ここに挙げたものであればお金もそれほどかからずに実践できるものばかりです。勉強していけば必然的にどこまでやるか自分で決めることができるでしょう。

一番の発想は、有毒なものを体に入れることを完全に排除することはできないという、現代の事情を知ることであり、入れるのを防ぐだけでなく、いかに有害なモノを外に出すか(排毒的思想)でしょう。

基本的には糖分、炭水化物を控え、肉や魚介類などたんばく質が多いものを意識してとること、食品に含有される農薬や食品添加物をできるだけ避けることです。

「まごはやさしい」という言葉がありますが、そのような食材を意識するのもいいでしょう。また、日本は発酵食品などの健康食品にも優れたものが多いので、うまく活用すればいいと思います。

ここで重要なのは、体の脂肪に着目することです。向精神薬、違法ドラッグだけでなく農薬などにも共通しますが、これらはほとんどが脂溶性、つまり油に溶ける成分です。 だから向精神薬は体の脂肪に溜まっています。薬をやめて血の中からなくなったとしても、脂肪や脂質の中にはまだ残っているのです。

人体において最も脂肪が多い場所、それはみなさんご存じの内臓脂肪であり皮下脂肪です。そして、それ以上に脂質が多く含まれている場所、それが脳細胞であり神経細胞なのです。それを意識するだけで根本的に薬を抜くためにはどうすればいいかが理解できます。つまり、脂肪をきれいにすることが大事なのです。

 

禁断症状を緩和するために重要を意識づけ

もう一つ重要な方法があります。それは意識づけの変化です。言葉で表すと少し難しく感じますが、実は難しいことをやっているわけではありません。

典型的な例を示すなら「あなたが何か夢中になっているときは、痛みを感じない」とか、「他のものに意識が集中しているときは別の苦痛を感じなくなる」ということです。

老人がひざの痛みで悩んでいたとしても、カラオケを楽しんでいるときはひざの痛みは忘れています。これは禁断症状にも応用できるのです。

たとえば、あなたの近くにあるモノに着目していきます。家具、テレビ、本など、なんでもかまいません。そこに自分とは違う物質があることをあえて意識するよう努めます。またあなたの持ちモノがどこにあるかを意識したり、直接手に触れてみたりします。

外に出ることが可能なら、植物や動物、遊んでいる子どもたちに意識を向けるように心がけます。直接手で触れたり、押したり引いたり、何か作業をすればさらに効果的です。特別に感情を抱く必要はありません。何か感じればその感情に素直にしたがえば結構です。他の物体に興味が出てくればしめたものです。

できれば自然が多い場所、屋外などでこの意識づけを行ってください。登山やマラソンをおすすめしたのは、このように自然に目を向ける要素があるからです。向精神薬を抜いている人は、とかく自分の体ばかり気にします。自分の禁断症状がどう出ているかということばかりに意識が集中してしまうので、その意識を他に向けることが大切なのです。

このように生活習慣の中でもできることを駆使して、向精神薬の禁断症状を緩和していきます。しかしこれだけは忘れないでください。これらの方法も完全に緩和できるわけではありません。やはり最後は自分の意志によって克服しようという意識が必要なのです。

 

断薬後に気をつけること

最後に、もしあなたが向精神薬をやめることができた場合、押さえておかねばならない注意点を一つ述べましょう。

有害物質が蓄積される可能性が高いのが脂肪組織の中だという話をしました。そして、この有害物質が体に及ぼす影響があることももうおわかりになると思います。

ここで向精神薬を断薬するときの知識として知っておいてほしいことがあります。

それは向精神薬などの薬物を飲まなくなったとしても、また数年後に影響が出ることがあるということです。なぜこうなるかというと、脂肪の中に隠れていた少量の昔の薬が脂肪分解とともに血中や脳に戻ってきて影響を与えるのです。そのためにも排毒が重要であると述べてきましたが、逆にその排毒が不十分だと、残留薬物が再活性化することがあります。

このような状態のことを「トリップ現象」や「薬物性フラッシュバック」と言います。残留薬物が再活性化すると、理由もなく過去の記憶が次々と蘇ってきたり、まさにトリップ状態に陥るのです。これは比較的短時間であることが多いのですか、知識がないとこの状態を「精神疾患の再発」と誤認してしまうことがあります。

このトリップ現象は人によって起きる場合もあれば起きない場合もあり、その症状も違います。だからこそ、この症状が出てさても、こういうこともあるのだと知っておくことがとても大事なのです。

トリップ現象が起きても慌てないために、しっかりと頭に入れておきましょう。脂肪組織の中に残留しているということは、脳内に残留している可能性が大きいということなのです。

 

以上、抜粋終わり

私は、食事が病気の脱出において、

最も大事だと考えています。

上記の通り、

現在日本では、

食品から入ってくる毒素は深刻で、

避けようがありません。

ではどうすればいいのか?

私が出した答えは2つです。

一つは定期的にデトックスすること。

入るのは避けようがないので、

定期的に体内にたまった毒素を、

出すことを心掛けること。

この方法は断食したり、

運動で汗を流したり、

サウナで汗を出したりすることなどです。

もう一つは、

自分の自然治癒力を高めておくこと。

これは病気の予防にもなります。

自然治癒力を高めておく方法はたくさんあるので、

自分でこれがいいと思う方法を実践されればいいと思います。

私はこの自然治癒力を高める方法として、

鍼灸の経絡治療やヒーリングを取り入れてます。

方法は自分の好きな方法を選択して、

是非2つの問題をクリアしてもらいたいと思います。

 

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