今回は同テーマの第3弾です。
著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。
うつの原因はいろいろなのに…
うつの原因を書く前に問い直しておく問題があります。それは「うつ病」など存在しない、存在するはずもない、という提言です。皆さんの中には、うつになったことがある人もたくさんいるはずであり、意味するところがわからないかもしれません。「私がかかったあれがうつ病ではないというのか?」そう問うてくる方は決して少なくないことでしょう。
では逆の話としてなぜそれらは病気なのか、皆さんは本当に考えたことがあるでしょうか? 不都合であり不調であれば、すべて病気なのでしょうか?
私もそのように考えていた時期があったので、もう少し深く考えてみましょう。
もしそれが病気の定義であるとするなら、借金を背負って気が滅入っていても病気ということになります。恋愛でフラれて、気が滅入っているのも病気です。いじめで学校に行かなくても立派に病気ということになってしまいます。残念ながらこれらにはまったく科学的根拠がないばかりか、それが起こる理由はすべて異なる問題です。それをあなたが病気とする理由はなんでしょうか? なぜそれらを「病気」と位置づけなければならないのでしょうか?
これまでの話を思い出してもう一度考えてみてください。うつという状態はだれにでも存在しえます。そしてその理由はあらゆる場合において異なるものであり、そのうつを解決する方法とはその理由を解決したり対処したりすること以外にはないのです。さらにいえばそれは「病気」でなく、人間ならだれでも陥る「状態」にすぎないのです。「生理的症状」と置き換えてもいいかもしれません。だから医学でこれらが治ったり改善するはずはありません。
しかし精神科医はそう考えず、目先の症状、起こった結果だけをみて覚醒剤まがいの抗うつ薬を処方します。うつはあってもうつ病は存在しない-この意味をどこまで理解できるかで、うつがよくなるかどうかが分かれてくる、という皮肉が成立するのです。
発達障害というレッテル
この数年でもっとも流行りの精神疾患こそ「発達障害」であり、人々は発達障害という病名について、存在すると信じきっています。しかしその存在を信じるだけの根拠はあまりにも薄弱であり、科学的根拠はまったくないに等しいものです。たとえば、以下は教科書に載っている発達障害の四徴です。
- 言語発達、コミュニケーション障害(無関心や対人関係の不器用)
- 社会性の障害(友人を作れず、遊ぶことが苦手)
- 同一性保持行動(儀式化され常同化した行動を変えることへの抵抗)
- 多くは、知的障害を合併する
よく考えてみてください。たとえば同一性保持という言い方をすればわかりにくく聞こえるかもしれませんが、これは簡単にいえば頑固者だったり融通が利かないということです。頑固でない人間なんていったいどれだけの割合存在するのでしょうか? 友人を作れないことが社会性の上で問題あるのなら、いったい日本人の何割がこれに該当するのでしょうか? これはしょせん団塊世代の発達障害専門医(今の流れを作った医師たち)と、製薬業界によって作り出された新たな虚構なのです。違う言い方をすれば、人間観察している人が、人間の特徴をいくつか提示すれば、それは発達障害の定義になるのです。つまり人間の特徴=発達障害の定義であるというのに、その発達障害とやらはまったく科学的根拠のないまま、当事者や家族や精神科医にとって、都合よく解釈され、都合よく運用されることになります。なぜこの発達障害というニセ病名の概念が作られたのかは、もうおわかりでしょう。
私自身も愚かなゆえにダマされていた一人であり、広めた張本人の一人でもあるので、発達障害のウソを指摘し、啓蒙するのは、私の贖罪のようなものなのです。
以上、抜粋終わり
うつ病にしても、
発達障害にしても、
誰もが当たり前にある症状ですね。
それがひどいか、
あるいはその状態の期間が長いか短いか。
だいたい休めばほとんどの病気は、
ある程度回復します。
しかし現代社会は、
休めないくらい忙しいところに、
社会的な問題があります。
精神病を減らしたければ、
労働環境を変える必要がありますが、
政府の政策は、
ますます劣悪な環境にしています。
残念ながら今の日本政府は、
国民のために政策を作っていません。
国民から搾取するために、
政策を作り、
実施しています。
我々は奴隷に近い状態なのです。
問題はそれをわからないように、
行っていることです。
報道でわからないように洗脳されているので、
ほとんどの人が気づきません。
テレビ、ラジオ、新聞は、
国民を洗脳するための、
洗脳マシーンなのです。
日本人は人がいいため、
報道されていることは真実だと思い込まれています。
報道はスポンサーの利益を生むためにあります。
ゆえに少しの真実を混ぜてますが、
本当のことは報道されないのです。
もし真実の情報に触れたいのなら、
インターネットや書籍などで自分から探すしかありません。
その情報にも、
玉石混交なので、
何よりも自分自身が真実を見通す眼力がなければなりません。
その力をつけるためには、
向上心を持って、
自分自身を磨くしかないのです。
これからの世の中は、
格差社会と言われていますが、
情報の分野においても、
真実の情報をつかんでいる人との格差がどんどん広がっています。
どうかこれからの厳しい社会を生き抜くために、
眼力を鍛えてください。
それがあなた自身や家族を守る、
唯一の方法です。