今回は同テーマの第4弾です。
著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。
次から次へ、ダマしのテクニック
ジャンキー(薬物依存者)は必ず畜産されて、家畜や奴隷であることを望みます。そうなるように精神医学に設定されているからです。この場合、ほとんどの患者に対してそのことを指摘しても無駄です。精神薬を飲んでいると覚醒剤や麻薬を飲んでいるのと同じで、事実や論拠に基づいた思考は思い浮かばなくなるからです。そして最後は自力で解決しようという考えは消え失せ、薬であれ何であれ依存していくだけになります。最後は自分で気づき自分で抜け出そうとしない限り、必ず悪い結末になるのです。繰り返しますが、他力本願である限り幸せなど訪れるはずはないのです。
実際、精神科医は次から次へとダマしのテクニックを持ち出してきます。依存心があればそこから逃れることはできません。たとえば名称を変えてカモフラージュする、たとえば多剤療法はダメだけど2〜3種類の処方は問題ではない、というのは「詐欺」の典型的な手段です。
日本の精神科病院は、精神障害及び精神障害者への偏見や差別から、診察に訪れにくいイメージが強かったため、近年では医療機関名の呼称を「心療クリニック」「メンタルクリニック」などにしたり、診療科目として「神経科」「心療内科」「メンタルヘルス科」と標榜したりして、外来患者が訪れやすくする工夫がされるようになっています。一部の私立大学医学部附属病院とその関連病院では、病院内の診療科目名に「メンタルクリニック」を用いている例もあります。しかし、その正体は何の変わりもないものです。ヘロインとコカインと覚醒剤とアルコールとMDMAとLSDと大麻と脱法ハーブとをチャンボンで飲むのはダメだけど、ヘロインとコカインを2種類で飲むのはいいとおっしゃるのでしょうか?
これらは実情・内情を知っている人にとっては初歩的な詐欺そのものであり、カモフラージュとしてなんの役にも立たないでしょうが、残念ながら十分に知識がない人は、「よりよい精神医療」へ向かっていると錯覚していくのです。
大麻・脱法ドラッグの破壊性
ここではもう一つ、違法ドラッグの中では軽いとされる大麻と、最近話題になっている脱法ドラッグ(脱法ハーブ)について、検討してみましょう。
マリファナ(大麻)の使用による精神的な影響は深刻であり、記憶力や判断力が低下することがわかっています。アメリカではマリファナは、致命的な自動車事故を起こした運転手の体内から、アルコールに次いで頻繁に見つかる薬物です。オーストラリアのある研究では、時点中の死亡事故の4・3%がマリファナが原因で生じたことが明らかになっています。マリファナの煙には、発ガン物質である多環芳香族炭化水素が普通のタバコの2倍、発ガンのリスクは6倍も含まれていることがわかりました。そして人体実験の結果、紙巻きタバコと比べたマリファナ使用後の血中の一酸化炭素の濃度は、煙の吸入量が同じでも、5倍であることも判明しました(ニュージーランドのウェリントンにある医学研究所のRichard Beasley博士らの発表)。マリファナを与えられた動物は脳の構造にまで深刻なダメージを受けることもわかっています。
近年、注目される脱法ハーブとは、合成カンナビノイドを含有するハーブ製品であり、カンナビノイドというのは大麻などに含まれている危険成分のことです。宣伝としてはナチュラルであるとかハーブだから自然に近いなどのウソを盛り込み、薬物依存に誘導していくケースが少なくありません。厚生労働省は規制に乗り出してはいますが、化学物質を規定することに限界があり、はっきりいってイタチごっこです。ここでもこのような薬物をだれが広げようとしているのか、それを見極める目を持つと同時に、精神に作用するそのような薬物は、どのように甘い言葉でコーティングされていてもそれ自体がウソなのだということを知ってください。
現在の脱法ハーブには違法であり強力であるヘロインなどよりも、さらに強力な依存性や脳の破壊性を持つものまであるのです。重要なことは薬物によって精神的諸問題を解決しよう、薬物によって社会を変えよう、薬物によって自己を変えようなどという考えが、いかに愚かしいものであるかを認識することです。
以上、抜粋終わり
上記のものは、
誰もが体に悪いものとの認識がありますが、
我々が普段普通に口にするもので、
依存性があるものがあります。
精製された砂糖や塩です。
またカフェインなどもそうです。
だからまたほしくなるのです。
私はこちらのほうが、
よほど恐ろしいと思っています。
みな知らないうちに当たり前のように摂取しているため、
これが徐々に体に害を与え、
じわじわと病気へとさせられているのですが、
この実態もほとんどの方は知りません。
この実態も政・官・財の癒着で、
情報を完全に密閉しているためです。
我々は知らされていないことがたくさんあります。
でもそれが最近はインターネットの普及や書籍などで、
情報を入手できる機会が増えてきました。
だから情報に敏感になってください。
あなた自身や家族を守るために。