うつ病からの脱出ーいい加減でおかしい病名「うつ病」1ー

このエントリーをはてなブックマークに追加

今日から「いい加減でおかしい病名「うつ病」」というタイトルです。

著書『精神科は今日も、やりたい放題』から下記抜粋します。

脳のどこの疾患なのか?
 「うつ病」こんないい加減でおかしい病名はない。しかしこの言語をいまやあらゆる日本人が使っている。これらはすべて製薬会社と大手メディアの洗脳がもたらしたものだ。
 たしかにうつという状態は存在するだろう。ならばなぜおかしいのか?
 一つは気分が沈む、やる気がしないという状態をうつ病と呼ぶのなら、それはだれにでも訪れる精神状態であり、病気であるというにはあまりに感覚的すぎる出来事だからだ。また不愉快で暴れることも好きな遊びもできるが、仕事ができないことは教科書的にはうつ病であるらしい(新型うつ病という)がこれも馬鹿げている。
 もしうつ病というものが存在するとしても、それは気力体力ともに低下しきって何もできない状態であって、暴れたりイライラしたりリストカットしたりできる人間をうつ病などとは言わない。これは医師、患者ともに拡大解釈の極みなのである。
 ひと昔前、うつ病を「わがままと呼ぶな」という意見が駆け巡った。うつ病は脳の疾患であり自分でどうにかできる代物ではないと高らかにうたわれたが、では脳のどこの疾患なのか、何が原因なのか聞かれてきちんと答えられるものは一人もいない。
 うつ病にはセロトニンの不足が関係していると多くの医師が訴え、メディアに掲載されてきた。しかしこのことは脳科学的にはすでに否定されている。
 たとえばうつ病と呼ばれる一〇〇〇人を集めてきて、研究費をかけて脳のセロトニン濃度を計測し、全員が低いなどというデータはないのだ。それどころか医療現場でもセロトニン濃度が低いかどうか、計測することさえ難しい。にもかかわらず精神医療の現場ではセロトニンを上昇させる薬が使われる。いまだにどの教科書、どの論文を見てもセロトニン理論というのは仮説にすぎないのだ。
 このことはうつ病の理論そのものが非科学的であるという証明である。そればかりではなく、セロトニン濃度が低くないのにセロトニンを上げる薬を使ったらどうなるのか、そこには悲劇的な結果が待っているのである。

幼児期に精神治療薬を使うと…
 たとえばサンディエゴで開かれた北米神経科学学会(二〇一〇年一一月二二〜一七日) の総会で、幼年期に精神病の薬物治療を受けることが脳の正常な発達をどの程度妨げるかを、動物実験で研究した四件の発表があった。
 「幼児期」あるいは「胎児期」に精神治療薬を使用した場合、比較的短期間でも、成熟して大人になったのちの脳の機能に障害が見られたという。
 マウスの胎児脳に抗うつ薬シクロプラム(商品名セレクサ)がどのように影響するかを発表したのはワシントン大学の研究者。胎児発育の過程では、SSAという神経活動が重要な役割を果たすが、研究者はその活動がシクロプラムの胎児への投与によって変わってしまうことを発見。研究者は、「抗うつ薬の投与は胎児の後脳の発達に有害な影響がある可能性を示唆する」と結論。
 またメリーランド州聖マリアカレッジの研究者による研究では、子どもの雄マウスを生後八日から三一日の間、乳を通して抗うつ薬フルオキセチンに被曝させる。その後は、大人になるまでその子マウスには何もせずにそのままにしておいた。成長後、このマウスは正常なマウスに比べ、はるかにぎこちなかったと研究者は報告。
 さらにメリーランド大学とレスブリッジ大学(カナダ)の研究者による二つの関連研究では、オランザピン(ジプレキサ)の幼いマウスへの投与を研究。
 その研究では、生後二八日目から三週の間、オランザピンをマウスに授与する。成長後、これらのマウスには「作業記憶に有意な障害があった」とする。研究者は、「これらのデータは、オランザピンの青年期の投与は、長期の行動欠陥パターンを引き起こすことを示唆する」と結論。
 この研究は、こうした薬に暴露することが、それがたとえ短期間であっても、永続的な欠陥を引き起こす可能性があることを懸念させるものである。
 そして、「人間で言えば胎児期、あるいは幼児期にあたる段階での精神薬への暴露は長期の行動機能障害をもたらすことを、ますます多くの動物実験が示すようになってきている」とする。
 つまりマウスの実験では、精神薬を授与すればするほど脳には不都合が生じるわけである。もちろんこのことはマウスだけの話ではない。

以上、抜粋終わり

上記のように、

うつとは精神状態であって、

本当は病気であるかどうかは疑わしい。

昔はそんな病名の病気はなかったが、

医者が病気だと定義したので、

病気になってしまった。

しかし科学的な根拠は未だに存在しない。

つまり、その意図するところはなんなのかというところがポイントだ。

うつの場合、

その状態がどこから来ているのか、

何に起因いているのかを、

もう一度探る必要がある。

その一つのヒントが食事である。

あなたのうつの原因は食事にあるかもしれないということである。

甘いものを食べ過ぎていないかどうかチェックしてみよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です