今日はトラウマの第2弾です。
著書『精神科は今日も、やりたい放題』から下記抜粋します。
PTSDで精神科に行くと…
ここでもう一つ親のDVと薬物中毒に仕立てられた方の体験談を紹介しよう。PTSDで精神科に行くとこうなるという典型例である。
私はIT系の一部上場企業で働いていました。徹夜続きの仕事と父親によるDVという家庭トラブルを抱えており、私自身いつもイライラを抱えていました。そこでなんとかしたいと思い、ネットで調べるとアダルトチルドレンではないのかと思いました。海外のDV加害者をカウンセリングで治療しているという記事を発見しました。
そこでカウンセリングを受けにメンタルクリニックに通い始めました。カウンセリングも受けましたが、初診時に医師から「心を安定させる薬を出しておきますね」と言われました。そのとき、副作用の説明も一切なく、病気とも言われなかったため、医師の指示どおりに治療を受けながら仕事をしていました。
そして気づくと薬の量が増えていき、仕事もできない状態になり、最後は自殺企図まで現れました。そして、仕事ができなくなり生活保護受給者になりました。今までの病院で悪化してしまったので、自主的に病院を転院しました。
【この病院で処方された薬】
メイラックス、ミグシス、ロミアン、トリブクノール、ノクスタール、ベタマック、マイスリー、ネルロレン、ランドセン、エチカーム、アンデプレ、ジエイゾロフト、フルニトラゼパム、セレニカ、エビリファィ、トレドミン、リフレックス、ルボックス、サインバルクカプセル
次のCクリニックで、医師にうつ病ですねと言われました。初診時に生活のリズムを整えるために、デイケアを利用してくださいと言われました。そこでは、麻雀、絵画教室、将棋、囲碁などいろいろな講座がありました。各週の週末は寿司、うな重と至れり尽せりでした。最初は、心のリハビリで講座があると思いました。
しかし、一カ月も通院し知り合いができ、話を聞くと、二〇年間この生活を続けているというのです。それは患者を飽きさせないためのただの娯楽施設に思えてきました。
このままここにいては彼らのようになってしまう、染まりたくないと思い始めました。そんなとき、患者が倒れました。しかし、スタッフはだれも救急車を呼びませんでした。失神し倒れた状況を心の問題だからこちらで対応しますと言うのです。明らかに失神し何度も倒れたのを目撃しました。
抜け出せないと恐怖を覚え、「医師にそろそろ働いてもいいですか?」と聞くと、まだ早いと言われました。「どうしてですか?」と尋ねると、医師は「私の勘です」と言い、今まで勘で診察していたのかとビックリしました。そこで自主的にまた次の病院へ転院しました。
【この病院で処方された薬】
ジェイゾロフト、ソラナックス、デパス、レスタス、トレドミン、レキソタン、ドグマチール、ミオナール、クラリス、ダーゼン、ムコダイン、メイアクト、ロキソニン、メジコン
いい医者に見てもらいたく、今までの精神医療の疑問もぶつけ、それでも受け入れてく れる医師を探しました。Dクリニックが見つかり、初診で「あなたはADHDです。発達障害なので一生治りません」と言われました。発達障害という診断に疑問は持ちましたが、ネットで調べるともしかするとADHDなのかなと思い始めました。
しかし、ここでも同じように患者で回復した方はおらず、デイケアは娯楽化しており、私自身の薬も徐々に増えていき、最後には頭痛、吐き気、目眩、発汗、自殺企図といつ自殺してもおかしくない状況になりました。
【この病院で処方された藁】
べタナミン、ワリカカプセル、パキシル、ハルシオン、サインバルクカプセル、デパケン、ロキソニン、ランドセン
このときは、保健士、福祉事務所、厚生労働省、都の医療相談。思いつく限りの行政に助けを求めましたが、返答はすべて「主治医の言うことを聞きなさい」でした。殺される!と本気で思いました。薬のせいでいつ自殺してもおかしくない状況だったので、私は友人の家に泊めてもらいました。友人の家にいる以上、迷惑はかけられないと、そのときできる自分なりの心のブレーキでした。友人宅でネットで薬の副作用を調べ、人権擁護団体のサイトを偶然見つけることができました。
人権擁護団体にすぐに問い合わせをし、減薬、断薬の治療をしている医師を紹介してい ただきました。薬も抜けてきて、現在では月に何度か頭痛が発生するだけになりました。今では心の健康は完全に取り戻しました。
この体験例からわかることは、どの精神科に行こうが残念ながら事態はまったく変わらないということである。
以上、抜粋終わり
西洋医学の場合は、だいたい診断が一致するのが優れているところで、
それだけ治療基準が揃っているということです。
これが西洋医学の長所でもあります。
ゆえにどこへ行っても同じことになってしまいます。
そもそも精神医療分野においての治療方は、
薬物療法が中心なので、
薬による副作用の被害に遭いたくなければ、
医者を避けるしかありません。
そのため自分で信用できる代替医療の先生を探すことです。
この中で法的に安心できるのは鍼灸治療です。
何故なら鍼灸師は国家資格を有しているからです。
あとはほとんど民間資格です。
それから鍼灸を含めた代替医療は、
技術の個人差が大きいので、
一人だけではなく、
複数比べる必要があります。
他の代替医療はよく知りませんが、
鍼灸においては、
探せば必ずあなたに合う先生が見つかります。
だから諦めずに、納得行くまで探し続けてください。