うつ病からの脱出ーそれでもクスリを飲みますか? 1ー

今回から「それでもクスリを飲みますか?」というタイトルでお伝えします。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

あまりにテキトーな診断マニュアル「DSM

さて、これまで精神医学の歴史と計画を振り返ってきましたが、それをもとに現在の精神医学に関する問題を、具体的に取り上げていきましょう。

「DSM」とはアメリカの診断マニュアルですが、これには943ページにわたって、374の精神「障害」リストが載せられています。この本が、現在の社会のあらゆる分野に影響を及ぼし、これを利用して精神科医は、強制的に精神薬漬けや、子どもの略奪、そしてもっともかけがえのない個人の自由を奪うことさえできるのです。これは3300億ドル市場と呼ばれる精神医学産業を突き動かしているエンジンといえるでしょう。

「DSMLの診断基準には何の裏づけもありません。それはエセ科学によって入念に作られた、ただの見せかけにすぎません。ここでは「DSM」の診断基準を決める会議に参加した人間の、後の告白を掲載することにしましょう。

「精神科医たちは部屋のいたるところから自分の意見を叫んでいました。そこで一番大声を張り上げた人の意見が聞かれていました。私の印象ではそれは会議というよりも、タバコのオークションみたいでした」「あまりの知的見解の低さにショックを受けました。診断はレストランを選ぶときに使うような多数決で決められたんです。君はイタリア料理かい、私は中華だな、じゃあカフェテリアに行こうという感じで。それからその結果がコンピュータに打ち込まれます」

また、「DSM」に掲載された「精神障害」の数は、1952年には112たったのが、右肩上がりに増え続け、現在374、2013年に発表される第5版では500に達すると見られています。病気の数がこのような勢いで増え続けるようなことがありうるでしょうか。

こんなふうに作られた診断とやらを、皆さんは信じることができるでしょうか?

そもそも現代の精神医学における精神疾患の根拠は、「モノアミン仮説」に基づいています。モノアミン仮説とは、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやドーパミンといったモノアミンの働きが精神症状と関係しているという考えで、セロトニンが減少するとうつ状態になるとかドーパミンが増えると統合失調症になるなどとされています。

しかしすでにモノアミン仮説というのは否定されています。うつがセロトニンと関係することも、統合失調症がドーパミンと関係することもありません。いまだ2012年現在、そのホルモンさえ測定することができません。仮に測定することができたとしても主観に基づく症状との因果関係を、説明することなどできません。近年はグルタミン仮説というのも出現していますが、この研究にも何の意味もありません。

このモノアミン仮説とは、セロトニンやドーパミンなどのホルモンに影響を与える薬物を精神薬とするために、すべての精神病がそれらのホルモンと関係していると逆定義したものにすぎません。

これは非常に巧妙な詐欺で、あらゆる医学者、科学者、食品学者、栄養学者がこの仮説を信じ込んでしまっているのです。精神医学界はこの仮説が莫大な金を生み出すことをすぐに予期し、正当なる論理として継承していくことを決定しました。それが今のセロトニンやドーパミンブームの始まりです。実際、その後セロトニンやドーパミンと病気との因果関係は、「ない」ということが多くの海外論文により証明されています。こうやってウソの中にウソを積み重ね、それが本当であるかのように見せかけ続けてDSMは作られてきたのです。

以上、抜粋終わり

以前から何度も言うように、

精神医学の分野はすべて仮設であり、

一つとして化学的に証明されているものはありません。

ですから当然治療効果に期待できるはずがありません。

また上記のように、

疾患の定義やマニュアルの決定が、

かなりいい加減です。

つまり権力者と言われる、

金持ちが、

金の力によって、

儲けるために仕組んだ産業が、

精神医学の分野と言っても過言ではないと思っています。

だから患者はその精神医学の原点を知ったうえで、

自分がその治療を利用するのかどうかを決める必要があると思います。

しかし今の患者は自分が受ける治療を、

医者に丸投げして、

自分では考えないというところが、

逆に利用され、

治療してもらって、

逆に悪くなるという、

悲劇を生む結果となっています。

だからそれを回避するためには、

これほどインターネットという便利なものが

普及したのですから、

利用すれば、

誰でも簡単に調べることができるし、

勉強することができます。

そのちょっとしたことをすることが、

これから生死にかかわってくると思います。

自分の健康を守るため、

知識武装をしましょう。

うつ病からの脱出ー知っておきたい、精神医学の歴史と計画 10ー

今日はこのテーマの最後です。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

戦争よりオイシイ病気商売-精神医学の基本計画⑨

さて精神医学はFDA(アメリカ食品医薬品局)からWHO(世界保健機関)に至るまで、内部の隅々にわたって浸透し、金融業界や福祉業界とも密接に癒着し、政治家の洗脳もすでに終了し、排除不可能なくらい権益支配を強めています。WFMH(世界精神保健連盟)は世界中の主だった精神科医で組織される中枢中の中枢ですが、WFMHをつくった人間たちの悲願は今までにWHOは「人類の90%は余剰である」と正式に述べています。

実は海外の大会社(たとえばコカコーラとかIBMとか)500の中でも製薬会社は上位を占めています。さらにいえば外資系の製薬会社10社の規模や売上げは、他の490社を足したものより多いというデータもあります(「フォーブス」2008年度版)。これはもう製薬会社が全人類を支配しているに等しいとさえ呼べるでしょう。軍需産業は多くの金を生みますが、常に戦争を生み出していないと利益は上がりません。しかし人々が健康や医学に対して不安や恐怖を持つ限り、製薬会社や医学界の利益がなくなることはあり得ません。つまり後者のほうがより普遍的、日常的に莫大な利権を手に入れやすいということです。

この話は実は「精神医学をなぜ全否定できるのか」という質問に対する答えなのです。なぜ全否定できるのか?それは精神医学の目的を知っているからです。精神医学とは人を殺すために開発され吟味されてきた学問であり、それをもとに現在の教科書が作られているのですから今もまったく変わりありません。教科書だからきれいごとを少し付け加えているだけであり、だからこそ精神医学の手法はどんな手法であれ意味がないのです。

この世界で生きていく上では優生思想に支配されつくした世の中のカラクリを知ることが必要なのです。

 

精神医学の本質・優生学

精神医学の本質を知らないからこそ、人々は良い精神医療があるのではと錯覚します。精神医学は心をよくしてくれる、心を癒してくれる、精神疾患を改善してくれるなどというのは、まさに妄想でしかないのです。

優生学という言葉が作られたのは1883年、フランシス・ゴールトン(1822〜1911)という遺伝学者によってであり、精神医学という言葉が作られたのより後になるのですが、考え方自体はもっと古くから存在し、精神医学形成にも役立ったわけです。

人々を支配しようとする層がいるのはどこでもずっと語られています。有史以前から人は人を支配して、支配者層が形成されていたのです。

精神科の医師たちに「どうして副作用の強い薬を授与するのですか?」とか「この診断は誤診ですか?」とか「なぜ私の話を聞いてくれないのですか?」とか聞くというのは、「私はどうしようもないアホです」と彼らの前で告白しているに等しいのです。

精神医学や心理学者たちはこの権益を守るためには手段を選びません。

私が4強カルテットと呼んでいるものに、①精神科医や心理学者たち、②製薬会社、③重症向精神薬依存者、④家族や家族会の4つがあります。①と②は支配者側ですが、③と④は完全に洗脳され、彼らの手下として大活躍します。①と②は利権のため、立場保持のため、補助金もうまく活用しながら強力なコネクションを形成して、③と④を取り込むのです。実際重症の向精神薬依存者は違法ドラッグの依存者と同じで、薬なしでは生きていけない精神状態ですし、家族は自分たちの都合で当事者に薬を飲ませようとするので、その根拠として精神医学がなくなってしまうと困るのです。これは家族会の家族たち自身が優生学の虜になっているのと同じです。

以上、抜粋終わり

優生学とはあのヒトラーも信奉していた学説です。

精神医学はもともとその優生学を信奉する人たちが、

人をコントロールするために拷問を通して研究してきました。

近年ではそれが浸透し、

医学として商売をしながら、

人を殺していく方向に利用されているようです。

おかしいと思いませんか?

本当に病気を治すために発達したのなら、

精神病の患者は減る傾向にあるはずです。

しかし現実は年々増加傾向です。

薬が本当に治すなら、

精神患者は増えるでしょうか?

こんなに症状が長期化するでしょうか?

すべては病気が治らないように仕組まれているのです。

そのことに早く気付いてください。

病院は治すところではなくて、

症状を抑えることを、

助けてくれることろです。

治すのはあなた自身です。

でもあなた自身の自然治癒力が低下していたら、

病気を治すことが難しいのです。

だから我々のような治療家の助けが必要なのです。

そして我々治療家はそのために存在しているのです。

是非、うつ病でお困りの方はご利用ください。

うつ病からの脱出ー知っておきたい、精神医学の歴史と計画 9ー

今回もこのテーマで第9弾になります。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

発達障害という捏造-精神医学の基本計画⑦

米国のジョセフ・ピーダーマン博士は、世界でもっとも有名な児童精神科医の一人ですが、米国議会の調査を発端に、製薬会社からの多額の金銭を受け取りながら適正に申告していなかった疑いや、製薬会社の利益になるように研究データを操作した疑いなどが噴出しています。

たとえば、「ニューヨーク・タイムズ」は、米国議会調査によりピーダーマン博士が 2000〜2007年に、製薬会社から少なくとも160万ドルを得ながら、その多くの届け出をしていなかったことを告発しました。彼の研究をきっかけとして、米国では小児に対する双極性障害の診断が40倍になり、小児への抗精神病薬投与が激増したとされています。まさに米国の子どもたちの命や健康を犠牲にして巨利をむさぼってきた張本人です。

ピーダーマン博士はボストンのマサチューセッツ総合病院研究センターの設立をジョンソン&ジョンソン社に持ちかけ、2002年だけでも70万ドルを出資させましたが、同社内部のEメールの内容から、センター設立の目的は同社製品のプロモーションであったことを同社も同博士も認識していたことが判明しています。

このピーダーマン博士を応援する精神科医たちの組織が日本にも多数存在します。彼は日本の精神科医との関係が深く、現在発達障害の普及・啓発の第一線にいる精神科医らと共に講演など、ADHD(注意欠陥・多動性障害)治療薬のプロモーション活動を日本でも積極的に行なってきたからです。たとえば2002年8月26日、日本精神神経学会創立100周年記念行事において、ピーダーマン博士は、特別講演「ADHDの治療-最近の考え方」を行ないました。特に、ピーダーマン博士がADHD治療薬の製造・販売をする製薬会社から多額の金銭を受け取っていた頃、積極的に来日しています。また、その頃にストラテラの臨床試験が開始されています。ようやく彼の意図が日本で現実となりつつあるのです。

発達障害などただの捏造であり、科学ではなく不正や癒着、犯罪によって推し進められている現実を知ってください。すべては精神医学の基本計画に従ってすすめられています。

 

予防・早期介入という「病気商売」精神医学の基本計画⑧

パトリック・マクゴーリ教授はオーストラリアン・オブ・ザ・イヤー(日本では国民栄誉賞にあたるでしょうか)にも指名された、有名な精神科医です。彼は、メンタルヘルスの「早期介入」に関して熱心な推進派として、オーストラリアのみならず国際的にも知られています。将来、精神疾患を発病するリスクのある人は、十分な症状が出る前に特定することが可能であるというのがマクゴーリの主張ですが、当然ながらその主張には何の根拠もありません。彼がすすめる早期介入とは抗精神病薬の投与を前提とする医療介入でしかないのです。

予防的な薬剤による介入には数多くの危険性が伴いますが、特に抗精神病薬には、記憶障害、認知障害、禁断症状、糖尿病、メタボリック・シンドローム、心血管系の突然死亡などを含む重い副作用があります。それでもマクゴーリはこうしたリスクは「あくまで理論上のもの」として意に介しません。これもまた精神医学の基本計画に則ったもので、すでにオーストラリアでは、幼稚園から18歳までの子どもたちに対して、精神障害の兆候を調べるための精神科医によるプログラムの試験的実地として、毎年早期発見テストが行なわれています。また、「ピョンド・ブルー」というプロジェクトを通じて全世帯にうつ病のチェックリストを郵送し、早期発見・早期治療を呼びかけ、正常な人々でさえも精神医学の客としています。これらはすべてマクゴーリが画策したものに他なりません。

マクゴーリの提唱する政策のもとでは、“偽陽性〞と誤診される多くの人が早期介入の大きな綱に引っ掛かり、有効性すら証明されていない薬による深刻なリスクに曝されてしまうことになります。マクゴーリの組織(Orygen Youth Health)の資金は実質的には製薬業界から出ており、多くの製薬企業から個人的に資金を受けてもいます。アメリカでは、向精神病薬を製造するメーカー数社が、すでに違法販売促進をしたとしてピーダーマン同様、告発されています。こうした過剰なメディカライゼーションは、すでにメンタルヘルスの領域を遥かに超えた「病気商売(disease mongering)」と呼ばれる域に達しています。

以上、抜粋終わり

早期発見ということで、

早期検査を推進していますが、

実際のところ早期検査したところで、

発見できないことも多く、

病気の予防にはなっていません。

下手をすると病気にさせられ、

薬漬けにされてしまいます。

わたし自身サラリーマンを辞めてから、

もう十数年たちますが、

検診など一度も行ったことがありません。

でも今も元気で仕事をしています。

何か気になることがあれば検査をすればよいでしょうが、

何もなければ検診など必要ないと思います。

それより日々の健康に注意している方が、

よほど大事です。

 

うつ病からの脱出ー知っておきたい、精神医学の歴史と計画 8ー

今回は第8弾です。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

精神医学は今日も大儲け-精神医学の基本計画⑤

アメリカや世界における基本的なデータをおさらいしましょう。

1965年〜2005年において精神医療施設で死亡したアメリカ人の数は約110万人、1776年の独立宣言以降のすべての戦争において死亡したアメリカ人の兵士数約74万人を上回ります。

世界中で2000万人以上の子どもたちが精神薬を処方されています。日本で精神薬を処され飲んでいる患者は400万人を超えたと推測されています。うつ病の「特効薬」と彼らが呼んでいるSSRIは、世界中で約1億5000万人以上の人に処方されています。

アメリカでは精神薬によって毎月約3000人以上が死亡しています。世界における精神薬 の売上げは1997年には190億ドルでしたが、2008年には800億ドル(当時で約8兆円) にまで増加しています。日本でも精神神経疾患治療剤市場規模データ(富士経済調べ)では1995年に1667億円だったのが、2008年には3899億円となっており、2倍以上に増加しています。

アメリカの診断マニュアル「DSM」において、リスト化された障害を決めていた精神科医たちの56%が製薬会社と金銭的なつながりを持っていました。2013年に出版される予定の最新版「DSM V」においては、その作成に関わった特別委員会の68%が何らかの形で製薬会社から金銭を得ていたこともFDA(アメリカ食品医薬品局)発表の資料などから明らかになっています。

DSMにおいてもっとも拡大している精神障害のカテゴリーは18歳未満の子どもたちに向けられたものです。子どもを対象とした精神障害の数は1952年当時わずか3つだったのですが、現在では44にまで増えています。

もちろんこれらはすべて精神医学の基本計画に則ったものです。

 

精神医学の60年にわたる主張-精神医学の基本計画⑥

精神科医はこの60年にわたって以下のようなことを主張してきました。

  1. 精神病は精神医学によって治し得る
  2. 精神病は脳内神経伝達物質の分泌異常が原因である
  3. 精神病は遺伝でもある
  4. 精神医学は精神病の治癒・診断・予防に効果がある
  5. 精神病患者を閉じ込めたり縛り付けたりすることは治療上有効である
  6. 薬物療法や電気ショックは精神病治療に有効である
  7. 精神病はどんどん増えており、新種・派生型・亜種などが存在し、今後も増え続ける
  8. 精神医学は常に発展途上である
  9. 精神医学には十分な研究予算が投じられていない
  10. 精神障害を精神科医以外の人間が治すことはできない
  11. 精神医学は自殺予防に効果がある
  12. 精神医学は研究対象である「精神」に関して熟知している
  13. 精神医学は人々に人生に対して向上や幸福をもたらす
  14. 精神医学による政治的干渉は行なわれていない
  15. 精神医学は精神鑑定ができる
  16. 精神医学は正しい

 

これに対し、次にあげるのはわずかに残った良識的な精神科医による証言です。

「現代の精神医学において、精神疾患の遺伝的・生物学的原因に関する説得力のある証明は、いまだにただの一つもなされていない……患者は、『化学的不均衡』があると診断されているが、その主張を証拠立てるような検査は存在しないというのが実情である。正しい化学的均衡とはどのようなものかという概念自体が現実には存在しない」(デビッド・カイスラー、粕祁科映)

「精神科医はみな、カメラやマイクで聞き取られたら、化学的不均衡や病気、あるいはそのための検査やテストなどないと萎縮して認めるでしょう。実際に行なっていることは、例外なくすべての患者に対してインフォームド・コンセントの権利を無効にして、『治療』 の名の下に毒を与えているのですから、これはまさに犯罪にほかなりません」(フレッド・ボーマンJr.博士、小児神経科医)

「精神医学に関する理論は、それに代わるものが何もないという理由からだけでなく、薬物治療を促進するのに都合が良いために、しがみつかれているのです」(エリオット・ヴァレンスタイン、『精神疾患は脳の病気か?』の著者)

「注意欠陥障害や反抗挑戦性障害、うつ病、統合失調症、不安障害、アルコール依存症や薬物乱用、過食症、賭博依存症など、いわゆる精神疾患や心の病、精神障害と呼ばれるものを発見する生化学的、神経学的、遺伝学的な指標はありません」(ブルース・レビン博士、心理学者、『一般常識の反乱』の著者)

「DSM第Ⅳ版は、精神医学が、概して医学によって認められるように模造して作ったものです。内部の者は、それが科学的というよりも政治的な書物であると知っています。DSM第Ⅳ版は、その最大の欠陥にもかかわらず、権威ある書物となり、カネを生み出すベストセラーになりました」(ロレン・モシャー、医師、臨床精神医学教授)

「私たちは、あなたに継続的に薬物を与えることができるように、気分や考えの正常な変動に対していくらでも診断上のレッテルを作り出すことができる。しかし、疾患を作り出すことに関しては、精神医学に並ぶものはない」(ステファン・クルシェフスキー、精神科医)

「要するに、精神医学的な『障害』のカテゴリーを作り出し、意見の一致によって公認させ、そして保険請求のために診断コードを割り振るというこのビジネスは、大掛かりな不正行為そのものであり、精神医学に疑似科学の雰囲気を与えている。その犯人はもちろん、世の人々を食い物にしているのだ」(トーマス・ドールマン博士、内科医、英国王立医科大学研究員、カナダ王立医科大学特別研究員)

「われわれは(どんな精神疾患に関しても)その原因を知らない。われわれはこうした疾患を『治療する』手段をいまだ持っていない」(レックス・コウドリー博士、精神科医、米国国立精神保健研究所[NIMH]の所長)

「治すとはどういうことだろう? それは、われわれが精神医学の専門的職業では使わない用語だ」(ジョセフ・ジョンソン博士、カリフォルニア州の精神科医)

 

精神医学を医学として定義する根拠そのものが存在しないのです。であるにもかかわらず日本人は、精神医学が行なっている詐欺に引っかかっていくのです。

以上、抜粋終わり

良心的な精神科や心療内科の医師は、

少数だと思いますが、

日本にもいます。

診療してもらうなら、

是非その医師に診てもらいたいですね。

うつ病からの脱出ー知っておきたい、精神医学の歴史と計画 7ー

今回は同テーマの第7弾です。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

5部隊の誕生-精神医学の基本計画③

7大目標を掲げたブロック・チショルムでしたが、他にも彼はこのようにも述べています。

「世界を支配するために人々の心から排除すべきものは、個人主義、家族のしきたりへの忠誠、愛国心、宗教的な教義である」

「われわれ精神科医は、道徳という範疇からすでに逸脱している」

「もし、民族が善と悪という不自由な足かせから解放されるとするなら、それは精神科医のおかけである」

そしてその盟友であり、世界精神保健連盟の共同創設者でもあるジョン・R・リーズはこう述べます。

「大衆の生命、政治、そして産業はどれも、(精神医学の)影響下に入るべきである。もし私たちが他の人々の職業であり社会の活動に進入するなら、私たちは全体主義を模倣しなければならない。そして、ある種の『第5部隊』的な活動を組織しなければならない。したがって、自分たちをとても密かに『第5部隊』にしようではないか」

彼は「第5部隊」という言葉を、ここでは表に現れないまま精神医学の存在を世界中に浸透させ続ける秘密組織という意味合いで使っています。

その後、基本計画を参考に1967年、著名な精神科医と医師たちがプエルトリコの首都サン・ファンに集まり、2000年には「正常な人間」に向精神薬を使用するという目標について計画を立てました。モノアミン仮説(82ページ参照)というウソを参考とした向精神薬を全世界に広めるためのものです。

そのプエルトリコの会合において、次のような採択が取られました。

「向精神薬は新しい理想主義的な思想と共通したものを確かに持っている。すなわち、現実的

であろうとなかろうと、どちらも安定感や確実性を与えるだろう」

「この分野で働く私たちは、人間の感情状態、精神機能、そして行動意欲をほほ完全にコントロールできるという可能性が大きくなっているのを目にしている。このような人間の現象はさまざまな種類の化学物質を使用することにより開始され、停止され、あるいは消去されうる。今や私たちの科学を用いて、私たちが生み出せるものは、社会全体に影響を与えるだろ」

この計画は物質によって人間の精神や思想を支配できる、とする計画だと表現することができます。そして2012年現在、この計画は、若干の遅れがあるとはいえ、かなり達成されつつある状態であるといえるでしょう。

今、精神医学界で起きていることが偶発的、あるいは時代のニーズによって起きている……と思ったらそれは大間違いです。精神医学界と製薬業界は極めて用意周到に、かつそれを地球規模でやっていて、この時代に起きている事象はすべてあらかじめ計画されたものである、ということを理解しなくてはなりません。

世界で起きていること-精細医学の基本計画④

歴史や計画の話が続いたので、少しだけ現在の世界に戻ってみましょう。

いったい精神医学がこの世に介入することで何が起きているのでしょう?問題の解決?

イヤイヤ、起こっているのはその正反対のことです。

  1. 教育

1950年代半ば以降から精神医学や心理学が教育現場に入り込むようになって以来、子どもの学ぶ力は年々衰えてきています。これは社会の問題だけでなく解決法として扱われている精神医学や心理学が、根本的に間違っているからです。

また、校内暴力や不登校などの問題も増加の一途です。教師と生徒の信頼関係がますます希薄化しています。今や全世界で3000万人を超す児童が「発達障害」のレッテルを貼られるようになりました。

 

  1. 医療

精神医学というのは半世紀前まで「医学」の一分野ではありませんでした。それが科学を装って医療の分野に介入してきました。今や精神医療は他科においても大きな影響を引き起こしています。内科や小児科などでも、原因不明の病気や長期間続く病気などに対して、「心のケア」をしないと医療過誤が適用されるとし、精神科以外の科目でも大量の向精神薬がバラ撒かれるようになりました。治るはずの患者も、向精神薬の副作用によって、かえって治らないという事例が出ています。

また、わからない症状やトラブルを内包するケースや、場合によっては他科の医療ミスも精神科に回されるケースがあります。まさに医療のゴミ箱となっている実情なのです。

さらに、精神薬の過剰服用者が救急医療現場に搬送され、混乱を来しているという問題もあります。

 

  1.  高齢者・障害者福祉

主に精神科医たちは施設を巡回し「患者」を作り上げます。「認知症」などは格好の標的です。アメリカでは、認知症の治療のためと称して電気ショックなどがほどこされたり、脳内にマイクロチップが埋め込まれたりもします。高齢者、障害者に対しても同様で、動きのぎこちなさなどを治療するためと称して大量の向精神薬が処方されます。もちろん、結果はかえって悪化します。

 

  1.  低所得者・生活保護

低所得者などの保護を名目に介入してきます。日本においても最近では「ホームレス」を調査してその90%が精神疾患にかかっているというような結果を出して、精神科への受診を促進させるプロモーションが行なわれています。当然のことながら「ホームレス」の人々は治療費を払うことができませんから、「公費」が当てられることとなります。弱者救済を盾にして国民の合意を形成させ、精神医学界と製薬業界が支配するための典型的なやり口です。

 

  1.  司法

精神鑑定というものがあります。精神疾患の診断同様、これほどいい加減なものはないにもかかわらず、これにもとづいて被告人の量刑判断や責任能力の有無などの判断が下されます。最近では裁判所もあまりに食い違う鑑定結果が出ることが頻発しているため、これを採用せずという案件も出ているほどです。被告人が「責任能力なし。無罪」となっても、その後に待っているのは「医療監察措置入院」です。これならよほど刑務所のほうがましでしょう。

  1.  産業

過労死対策・自殺対策という名目で、産業カウンセラーや産業医との定期的な面談などが義務付けられるようになってきています。産業医らの前で「最近やる気が出なくて」とか「ちょっと寝つきが悪くて」なんて言えば、すぐに精神科行きです。当然のことながら即、向精神薬漬けです。そして職場に復帰できなくなり、最後は退職ということになりかねません。

 

このように精神医学は現在、あらゆる分野にその触手を伸ばし、利権確保のターゲットとしているのです。そして、それにより各分野ではさまざまな混乱が引き起こされています。

以上、抜粋終わり

精神医学の基本計画は、

まだまだ続きます。

どうなるでしょう?

うつ病からの脱出ー知っておきたい、精神医学の歴史と計画 6ー

今回は同テーマの第6弾です。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

ダマされる人は必ず「正当化」する

ここまでお読みになって、皆さんの常識に沿うような情報は一つもなかったことと推測します(もしあれば、皆さんや皆さんの家族は精神科には受診していないでしょう)。

であるからこそほとんどすべての人たちは、精神医学や心理学にダマされていくのです。

しかしこれさえもほんの序論にしかすぎません。調べれば調べるほど、考えれば考えるほど、この分野の問題は罠と詐欺と犯罪しかないのです。もう一度よく考えてみましょう。

精神医学の失敗を受け入れ、治療を受け続ける→失敗する

精神医学の失敗を正当化する→失敗する

精神科にかかって患者を失敗させる→最後は家族までも失敗する

束の間、精神科に便乗してうまくいったかに見える→最後は失敗する

結局、どれも失敗します。

自分の問題、家庭の問題、社会の問題に直面することなくして解決することはありません。解決のないところに、精神医学の思想と混乱は入りこんできます。

人生の中で生じるさまざまな精神的問題を精神科や薬で解決しようという考えを捨て、精神医学を捨てたら、自殺は減り、犯罪は減り、精神病院から毎月1500人死んで運び出される人がほぼいなくなります(心の病気で直接人が死ぬかどうか、もう一度皆さん考えましょう。殺されているだけです)。薬漬けで一生を棒に振る人も減り、生活保護を受ける人も必然的に減るでしょう。そして人々はクスリで誤魔化せないので、病名で正当化できないので、自分の心と向き合い、できる限り本当の原因を探すようになるでしょう。あなたなら、どちらを選びますか?

 

世界精神保健連盟、7つの宣言-精神医学の基本計画①

ここまで見てきた精神医学の歴史…‥でもこれで終わりではないのです。当然ながら現代においても精神医学の歴史から引き継がれた、精神医学、心理学、優生学の基本的な計画が存在します。日本が変になってしまった、その原因の根幹こそが精神医学なのです。

さて、世界精神保健連盟(WFMH)という1948年に創設された世界規模の精神医学団体があります。現代においては諸悪の根源ともいえる存在ですが、もちろんさまざまなメディアの中ではきれいごとで飾られています。なぜきれいごとで飾られているかを知らない限り、精神医学に食いつくされて終わるだけです。ちなみに世界精神保健連盟の元会長であるブロック・ナショルムは次のように宣言しています。

  1. Destruction of the Constitution(憲法破壊)
  2. Eradication of boundaries(国境の破壊。世界政府、貿易自由化など)
  3. Easy seizure of anyone(簡単にだれをも拘束する)
  4. The “right” to torture or kill(拷問、殺人の〝権利〝)
  5. Eradication of all churches(すべての宗教の撤廃)
  6. Destruction of sexual moralith(性道徳の破壊、フリーセックス)
  7. Deprivation of future leaders by the creation of dope addiction in schools(学校での薬物常用によって未来のリーダーを奪い取ること)

この7つの宣言こそ、精神医学の総元締め「世界精神保健連盟」の思想なのです。

つまり、憲法や宗教、道徳、教育といった、人の心に大きな影響を与えるものを破壊し、その座に精神医学がつくことを目的としているのです。精神医学は、自分たちに従順な社会を作り、それを意のままにコントロールし、支配するという計画を70年以上にわたって推し進めており、警察、教育、医療、介護、政治、司法、産業、その他さまざまな分野を侵食しています。

精神医学の最終目標-精袖医学の基本計画②

元英国陸軍の精神科医ジョン・R・リーズは、1940年に精神衛生に関する英国国民会議の年次会合で演説し、「精神医学の目標は社会の主要な分野に浸透することである」と述べました。前述のチショルムとリーズは共同で世界精神保健連盟を創設し、具体的にはより多くの精神科医と資金の必要性について各国政府に要求し続けてきました。ここではリーズが残した言葉を引用しておきます。

「われわれは国民のあらゆる教育活動に精神医学を浸透させねばならない。市民の生活、政治、産業はすべてわれわれの影響下に置かれるべきだ。われわれは数多くの専門家を効果的に攻撃してきた。もっとも簡単なのは当然ながら教職と教会だ。法律と医学がもっとも手強い」

当時、精神論や思想、哲学の形成に主となっていた存在が教育と宗教であったことは間違いありません。精神医学や心理学の立場としては、教育と宗教の影響力を弱め、それらに取って代わることで、自分たちが主流になって支配していく目標を立てたのは必然かもしれません。

もちろん当時であっても現在であっても教育や宗教に問題がなかったわけではありません。

しかしたとえばアメリカでは、1940年代の教育現場における子どもたちの問題とは、ガムをかむ、立ち上がる、私語などでしたが、現在のアメリカにおいては暴力、リンチ、薬物乱用、最悪は殺人事件など驚くほどに変貌しています。これらはすべて精神医学の基本計画に沿って実行された結果にすぎません。

以上、抜粋終わり

我々は奴隷扱いですね。

怖ろしいですが、

でも彼らの計画は着々と進んでいることも事実です。

それを阻止できるのは、

我々国民が知ることです。

一人でも多くの方が、

この事実を知ることを願っております。

うつ病からの脱出ー知っておきたい、精神医学の歴史と計画 5ー

今回は同テーマの第5弾です。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

ダマされてはいけない、科学的検査のウソ

近年、精神医学は人々をダマすためにさまざまな「科学的」検査とその手法を編み出してきました。精神科のアンケート調査は論外として、科学を名乗ったすべての検査もいかがわしいシロモノで、これは表現を変えれば、精神医学だけでなく、「脳科学」においてもウソがあふれているということです。

では、精神科の検査としてどのようなものが挙げられるでしょうか?

一番よくあるのは、脳のMRI、PET、SPECTなどの画像検査です。それに近いものとして光トポグラフィーというものがありますが、これらすべてが巧妙に罠を貼りめぐらせた金儲けのためのニセ検査です。もっとお手軽なところでいえば、採血でうつ病の診断ができるというのもまったくのインチキです。これらはすべてウソであると断言して差し支えありません。

なぜそう断言できてしまうのかを説明しましょう。

まず一つの要因は、検査で確定される精神疾患と呼ばれる症状が、すべて主観に基づいた、どうとでも操作できるシロモノだということです。

これは身体疾患を例にとればわかりやすくなります。心筋梗塞を例にとりましょう。心筋梗塞は心臓の血管が詰まることによって発症する病気で、代表的症状は胸が痛いことです。心筋梗塞は科学的に100%診断できます。「心臓の血管が詰まっている」という状態が検査で示されたからこそ、心筋梗塞という病名がつき、治療も許容されるわけです。

これをうつ病の場合に当てはめてみると、心筋梗塞の「胸が痛い」という症状だけをとりあげて病気が定義されているのがうつ病ということになります。人間関係がうまくいかなかった人もうつ、パワハラされていた人もうつ、恋愛で振られて落ち込んでいてもうつです。性格上、サボるタイプの人もうつでしょうし、さらにいえば精神科に演技で「やる気がしない」と訴えれば、それもまたうつと診断されます。問題はそのような主観に基づいた非常にいい加減なものを前提として、この検査は実行されるということです。うつが本当に100%その状態かということさえ示せないまま、検査の前提としているということです。

こうした検査はその状態を科学的に100%証明しているのではないということです。多くの検査で「その傾向がある」とか「多いと考えられた」などという表現がされるように、きちんと定義もされていない病名に、さまざまな症状を無理矢理当てはめているだけなのです。これはまったく病気としての証明になっていないということです。

要するに精神医学の検査は、このような原因と判定をすべてこなすことができると述べているに等しいものです。もちろんそんなことができるわけもなくすべてはデタラメです。

さらに別の問題もあります。光トポグラフィーは脳の血流量によって精神の状態を規定しようという検査ですが、どうして脳の血流量と精神の状態が相関関係にあると考えられるのでしょう?これもまた証明した人がいるでしょうか?

実はそこにはなんの根拠もありません。「脳の血流は脳の状態に影響を与え、脳の状態は精神状態に影響を与える」という勝手なイメージに基づいているにすぎません。

この脳の血流量と精神状態に関しても完全な相関性を証明できていないと、検査として到底成立し得ません。もちろんそんな相関性が証明されたことは人類の歴史の中で一度もありません。脳の血流量が低下しても脳のホルモンは低下していないかもしれません。ある部分の血流が低下していてもある部分の血流は上昇しているかもしれません。さらにいえば脳の血流が低下しているとしても身体の臓器はむしろ活性化しているかもしれません。そんな状態についての検討もされぬまま、精神医学はこうした検査は科学的であるとうそぶいているのです。

これほどまでに根拠のない、因果関係すらも示すことのできない精神医学の検査を信じるということはどういうことでしょう。

胸が痛いと病院を訪れたあなたに対し、医師が「胸が痛いというその症状は、心筋梗塞かもしれません。検査ではそれっぽいですが、この検査は症状と病気との何の因果関係も説明できていません。ただ私の勘ではたぶん心筋梗塞です。だから明日手術します」なんて説明をしたら、あなたは怒り出すでしょう。それと同じようなことを精神科医はつねに行なっているのです。このバカバカしさを理解してください。

さまざまな原因を持つ「うつ」という症状に精神医学や精神薬を用いたところで何の解決にもならないのです。もちろん精神医学の検査を信じても巧妙な罠の中で精神医学に取り込まれていくだけです。

以上、抜粋終わり

いかがでしょうか?

みなさまはどう思われますか?

確かに心とは目に見えなく、

いまだに物質的なものに表現できませんよね。

それを検査化していること自体、

妥当性があるのでしょうか???

 

ご自分でも考えてみてください。

うつ病からの脱出ー知っておきたい、精神医学の歴史と計画 4ー

今回は同テーマの第4弾です。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

ロボトミー手術という悪夢

最初の前頭葉切除手術は、ポルトガル・リスボンの神経科教授であったエガス・モニス(1874〜1955)によって1935年に行なわれました。これは2体のチンパンジーの前頭葉を切除したところ性格が穏やかになったという実験に刺激されて行なわれたものです。モニスは同じ実験を精神病患者に行ない、これを「白い切るもの」を意味する「ロイコトミー」と呼びました。その後、ロイコトミー手術を受けた、モニスの患者を12年間追った研究により患者たちが再発や発作に見舞われ、その多くが死亡していることが明らかになりました(もちろん彼はそれでもなお効果を主張しました)。1939年、彼がロイコトミー手術を施した患者により、モニスは銃で撃たれ、麻痺状態になりました。モニスは精神科手術の発見により、1949年ノーベル生理学・医学賞を受賞しましたが、彼は車いすに乗ったままその授賞式に出席しました。しかし、その6年後、彼は別の患者に襲われ、殺害されました。ノーベル賞の本当の意味がよくわかる逸話です。

1936年、米国の精神科医ウォルター・フリーマンは、患者の眼簡骨の下から前頭葉にアイスピックを刺し込み、その器具をこじくりまわして脳を破壊しました。彼はこれをロボトミーと名付けました。フリーマンはロボトミーを施術した25%の患者を「肢体不自由者やペットというレベルに調整することができた」と書いています。フリーマンは、ロボトミー車と呼んでいたキャラバンカーに乗って都市をツアーし、まるで劇を演じるように、患者へのロボトミー手術を公開していました。新聞社は彼のツアーを「アイスピック手術」と名付けました。フリーマンはロボトミーを精神の安楽死と表現し、そして患者は、「美徳や推進力、想像性を犠牲にしなければならない」と述べています。ロボトミー時代が終了するまでに、アメリカで5万人、世界で11万人がロボトミー手術を施されたと見積もられています。

 

さてここまでの歴史経過を見て皆さんは何を考えるでしょうか?

ここに書いてあるのは、1800〜1900年代の話だから仕方ないと考えるでしょうか?

実はそれこそが皆さんが精神医学の洗脳にどっぷりつかっていることの証拠です。繰り返しになりますが、精神医学や心理学の根本的、根幹的目的は、人の精神や心を改善させたり、人を癒したり、何かの諸問題を解決するためではありません。

精神医学の目的は、支配、差別、虐待、迫害、監禁、廃人化、殺人などに代表される行為なのです。

残念ながら、精神医学の診断、治療行為の歴史はすべて繰り返しになっています。その時代の風潮にそって、本当の正体がわかりにくくなるよう工夫しながら、すべての基本的コンセプトは同じままで進んでいるのです。つまり現代においてもそれはまったく変わりないのです。それでは、ここからは現代的な治療について検討していきましょう。

 

「奇跡の薬」は豚の寄生虫駆除剤

向精神薬がいかに大衆に拡がったか、時間を追っていけばよくわかるのですが、その中でも、私には「最初の精神薬であるソラジン(クロルプロマジン。現グラクソスミスクライン社製)が、もともと染料や豚の寄生虫駆除剤だった」というのが一番印象的なエピソードでした。

「何を使っとんねん!」と皆さんが思えば、それは自然な発想でしょう。でもこの薬は当時、「奇跡の薬」としてもてはやされたのです。これを精神科医は「化学的ロボトミー」と呼びました。だれにとっての「奇跡」なのか、もう説明する必要はありませんね?

そういえば電気ショックの始まりも、もともと「屠殺前の豚に電気ショックを与えるとおとなしくなる」のを見た精神科医の着想によるものでした。「豚つながり」であるのは偶然ではありません。精神医学や心理学の根底には、人間は動物であり、豚やヒツジと同レベルである、という考えがあることはすでに述べたとおりです。

古くは有名な心理学者であるジークムント・フロイト(1856〜1939)の宣伝によって、コカインがヨーロッパ全土にまん延しました。精神科医たちは次に、覚醒剤であるアンフェタミンに目をつけましたが、結局は、効果がない上に、毒性と依存性が極めて高いことがわかっただけでした。パルビツール、ベンゾジアゼピン、SSRI……これらの現在使われている薬も形態は変わっても本質は何も変わりません。同じことが今なおずっと繰り返されているのです。

近い将来、必ずまたやってくる「奇跡の薬」と宣伝される新たな化学療法の内実は、これまでの繰り返しでしかないことに皆さんが気づけるかどうかです。

精神医学は「失敗」する歴史しかしない、というふうに書いているのですが、実はここにもう大きな矛盾があることにお気づきでしょうか? 何が矛盾なのかと言いますと、精神医学や心理学や精神科医たちは、これらの歴史や現在行なっている治療は「成功」だと考えているということです。もちろん一般人は成功などとは思わないでしょう。しかしもし皆さんが独裁者や貴族であって、患者が奴隷だと仮定すればどうでしょうか?おとなしく自分たちに不都合なことを言わなくなった廃人をみて、「良くなった」「病気が治った」と思うことでしょう。

つまりこの矛盾の原点は支配者と被支配者(一般人)の発想の相違にあります。一般人にとっては失敗でも、彼らにとっては成功なのです。ここでもっとも重要なことはその支配者と被支配者(一般人)の関係は、この世のどの場面においても成立しうるということです。たとえば親子の関係、たとえば上司と部下の関係、たとえば会社と労働者の関係、たとえば教師と生徒の関係、たとえば精神科医と患者の関係。支配する側にとっては精神医学とはとても都合のよい存在なのです。

よく患者や家族は、

・精神科医は「心の専門家」だから、人生の悩みや困難を解決してくれる

・精神科医は専門家なのでうつ病を正しく診断してくれる

・精神科医は専門家なので適切な薬物治療をしてくれる

・精神科医は心の病を治してくれる

などと考えたりしますが、それはもはや皆さんの完全な誤解であり、独りよがりであり、勘違いであり、妄想であることに気づけるかどうかなのです。

以上、抜粋終わり

ロボトミー手術とは恐ろしい手術ですね。

そんなことで治るなどありえないですよね。

歴史を知れば知る程、

恐ろしくなってきます。

うつ病からの脱出ー知っておきたい、精神医学の歴史と計画 3ー

今回は同テーマの第3弾です。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

差別精神・迫害思想の虜

精神医学者や心理学者たちは、人々をコントロールすることに心血を注いできました。彼らはまさに差別精神、迫害思想の虜なのです。歴史上有名な精神医学者、心理学者を一部紹介していきましょう。

英国の心理学者であるハーバード・スペンサー(1820〜1903)は、1870年に「裕福な人々」のみ天国に行く権利を有する、と公言しました。彼は自然淘汰を人間にも適用するように提言しました。つまり、政府は、貧困者や弱者、不適格者に対し何ら助けを差し伸べるべきではない、というものです。スペンサーは、「価値ある人々の子どもの邪魔になる」という理由で、貧しい人々の子どもを援助することは社会に対する重大な犯罪であると主張しました。彼はこれを「進化的心理学」と呼びました。これらは社会的な排除、虐待、迫害の温床となりました。

アメリカの心理学者であるジョン・B・ワトソン(1878〜1958)は行動とは外的刺激の結果であり、その刺激を作り出す人によってコントロールされるという理論を作り出しました。彼は子どもがもっとも望ましい結果を出すためにと称して、親に対してこのようにアドバイスしています。「決して子どもを抱っこしたりキスしたり、膝に座らせてはいけない。やるべきことは子どもがお休みを言った場合にのみ、おでこにキスすることである。子どもをかわいがりたくなった場合、その母親の愛情は危険な方法である」。つまり、愛ではなく恐怖やコントロールによって子どもを統制せよという意見でした。

また彼は12人の乳児と適切な環境があれば、才能、好み、適性、先祖、民族など遺伝的といわれるものとはまったく関係なしに、医者や芸術家、泥棒までさまざまな人間に仕立て上げることができると唱えました。

彼が自分の子どもであるアルバートに実験を行なったのは有名な話です。

白いネズミを見せ、子どもが触ろうとすると、その背後で鋼鉄の棒をハンマーで叩いて大きな音をたてました。実験前アルバートはネズミを怖がっていなかったのですが、実験後、アルバートはネズミだけではなく、ウサギや毛皮のコートなどネズミと似た特徴を持つものにまで恐怖を抱くようになります。この実験から、大人の抱く不安や恐怖も、多くはこれに類似した幼年期の経験に由来している、とワトソンは主張しました。ワトソンの息子は、20代で自殺しました。

精神医学の教科書には必ずクレペリン(1856〜1926)の名前が出てきますが、彼は精神的に混乱した人々(それを決めるのも勝手な主観です)を「国家に対する重荷」とみなすとともに、精神科医を「絶対的な支配者」と定義しました。彼は病気は遺伝し、狂気は断種を行なうことで伝染を食い止めることができるとし、その証明されていない理論をもとにして、「遺伝精神医学的家系調査」を発明しました。彼は精神障害の分類システムを初めて生み出し、躁病やパラノイア、早発性痴呆(後の精神分裂病)という言葉を使いました。彼の理論は後に優生学に結びつき、ナチスのホロコーストなど虐殺キャンペーンの基礎を築いていくことになります。

 

電気けいれん療法の誕生

インスリンショックとは、てんかんやけいれんを起こす患者は統合失調症に定義されたような症状を起こしにくいという論理(これさえも証明されていません)を参考に、インスリンを大量投与して現代的にいう医原性低血糖状態を作り出し、てんかんと同じ状態にすることで「精神病」を「治療」しようという試みです。これは死亡率が非常に高く、当然ながら何の解決ももたらさない試みですが、1900年代前半までは頻繁に行なわれました。

現在、電気けいれん療法は歯や背骨が折れたりするほどのひどいショックで大きな叫び声をあげる人々が多いため、その存在を隠す目的で死刑囚のごとく麻酔と筋弛緩剤を投与して行なわれています。しかし、かつてほどの超高電圧の代わりに長時間の高電圧の電気が与える脳への損傷は、今も昔も変わっていません(電気ショックを与えられた人々は記憶が頻繁に飛びます)。

1938年、ローマ大学の精神病学部長のウーゴ・チエルレッティは、犬の口と肛門に電極をつけて電気ショック療法を与える実験を始めました。その犬の半数は死にました。

チェルレッティは屠殺場を訪問し、食肉処理業者が豚を失神させるために電気ショックを与え、喉を切りやすくする様子を観察。それに着想を得たチェルレッティは豚に対するさらなる実験を行なったあと、その方法を人間に適用しました。彼が最初に人間に行なった電気ショックは、同意なしに行なわれ、その被験者であった囚人は「もうこれ以上しないでくれ! 死んでしまう!」と叫びましたが、チェルレッティはただ電圧を上げるだけでした。彼はこう述べています。

「もしも電気ショックによる疑似的な屠殺行為、この予期せぬ幸運な出来事がなければ、ECT(電気ショック療法)はいまだ開発されていなかっただろう」

チェルレッティの生徒として最初のECTの目撃者となった、ドイツの精神科医口タール・ガリノフスキーは妻にこう言いました。

「私は今日ひどいものを見てしまった。もう二度と見たくはない」

しかしガリノフスキーはその後、ECTに関するもっとも活動的な推進者の一人となりました。彼は独自のECT機器を開発し、フランスやオランダ、イギリスにその機器を紹介し、後には米国にも紹介しました。ECTの効果について彼はこう述べています。

「記憶や批判、理解といったあらゆる知的能力が低下する」

そして1950年に彼が記した教科書『ショック療法』の中ではこう述べられています。

「完全に患者の方向感覚を失わせた医師は、ECTの価値にたいへん満足する」

日本中の権威ある精神病院で(もちろん大学病院も含みます)、今でも毎日この電気ショック療法は日々行なわれています。

以上、抜粋終わり

上記の精神医学の研究者たちは、

普通の神経の持ち主とは思えませんね。

この人たちの方が精神異常者のような感じがします。

でも電気ショック療法って今でもやってるんですね。

ドラマの世界だけかと思ってました。

現実の方がもっと怖いかもしれませんね。

うつ病からの脱出ー知っておきたい、精神医学の歴史と計画 2ー

今回は同テーマの第2弾です。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

「魂や心なんて存在しないのだ!」

心理学や精神医学は「心」や「精神」を扱うものだと、皆さんは考えているのではないでしょうか?

しかし精神科医たちに言わせればそれは大きな間違いです。心理学と精神医学は、すべての人間の行動や感情、思考、感覚は脳によって物理的なレベルで決定されるという考えを、長い間支持してきました。彼らは、生命とは化学物質を混ぜてできあがったものに過ぎないとして、魂や心は存在しないと述べています。なぜ彼らはこんな主張をするのでしょうか?

こう主張し、魂や心などないと決めつけていかないと、生物物理学・生物化学たる医学の分野において精神医学や心理学が主流になることはありえないからです。

ドイツのヴィルヘルム・ヴント(1833〜1920)は心理学的唯物主義(人間の行動や感情、思考、感覚は物質に由来するという考え)の創始者であり、学者としては「平凡なだけで国家の援助を受ける資格もない」と記録されていますが、彼は人間の行動を解明する試みとして、カエルや犬、その他動物の神経系を研究し、こう結論付けました。

「魂について考えるのは時間の無駄である。なぜなら人間の意識は、動物の意識の低い状態から発展したからである」。彼は「人間の行為は生物学的観点によってのみ見られるべきであり、つまりは魂の性質自体、目的のない無駄な議論である」と締めくくりました。

要するに、人は動物だから高尚な話はムダ!つて言ってたんですね。この考え方はすぐに差別や支配に結びついていきますが、彼の理論は19世紀のドイツ帝国主義者たちに支持されました。これが心理学の祖ともいえる人の理論であり、皆さんが名前を知っている多くの心理学者も、その影響を受けていきました。

 

「パブロフの犬」の真実

ヴントの弟子に、犬における条件反射の話で有名な心理学者のイワン・パブロフ(1849〜1936)がいます。しかしその研究の一部始終を知る人はほとんどいません。真実はえげつない物語なんです。

ベルを鳴らす→食事が出てくると思う→唾液が出る・・・これは条件反射であって、人間は動物でしかないという発想のもとに研究は続けられました。犬だけでなく子どもの頬にも穴をあけて、その唾液量を測定していたのです。しかし常識的に考えて、倫理的な面はもちろんのこと、頬に穴をあけた状態を正常な状態と定義して研究することもおかしいですよね。これは研究として成立すると思いますか?

さらにパブロフの犬の研究はほとんどが捏造でした。精神医学とか心理学の世界では、論文や研究は捏造したもの勝ちです。もともと科学が入り込む余地などないのですから、どこまでだってでっちあげることができます。これは現在でも共通しているといえます。

現代におけるでっちあげの一つの例としてアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)のケースをあげましょう。アメリカにおいて薬の認可はFDAによって行なわれますが、認可されるための根拠となる研究や論文を提出するのは、他ならぬ製薬会社です。この段階でおかしいと思ってもらえればうれしいのですが、実はもっとおかしい部分があります。

たとえば、ある製薬会社がAという新薬を研究・開発しました。その後、いろいろな実験を行なったところ、じつは効果がないことが判定されてしまいました。ところが、結果的にこの新薬Aは問題なく認可されることになります。さて、これはどういうことでしょう。

認可されるために何が必要かというと、製薬会社が提出した2つの肯定的研究があればよいことになっているのです。つまり1万個の研究のうち9998個が「新薬Aが効かない」という研究結果であったとしてもそんなものは無視をして、2つだけ「新薬Aが効果を発揮する」という肯定的研究を用意・提出ができればいいのです。

どうやって用意するかって? 精神医学なんて何の科学性もないんだから、精神科医を買収して書いちゃえばいいじゃないですか。こうやってアメリカ発でさまざまな危険物質が薬として認可され、皆さんの手許に届けられているわけです。

さて、パブロフの犬の実験、何が捏造だったのかを説明しましょう。

頬に穴をあけられた犬の中で、ベルが鳴らされたあと、唾液を出して食事を優先した犬は、30頭中2顕しかいなかったのです。犬たちがもっとも多く取った行動、それはベルを鳴らされ自由になった瞬間に研究者たちに噛みついたことでした。

このような情報の捏造、誘導行為は現代の精神医学、心理学においても日常的に行なわれています。こうした行為を精神医学や心理学は、果てしなく繰り返してきたわけです。

以上、抜粋終わり

パブロフの犬の話は有名ですね。

私も知っていますが、

パブロフさんがどういう方かは知りませんでした。

この話を聞いて、

みなさんドン引きしたのではないでしょうか?

ある意味ちゃんと知ってよかったのではないでしょうか?

医学会の論文捏造問題はあげたらきりがないくらい、

あるようです。

だから西洋医学の分野では嘘の情報が氾濫していて、

何が本当なのかを見極めるのが大変です。

でも大事なとこなので、

根気よく探せば、

真実の情報はつかむことができます。

諦めないで忍耐強くいきましょう。