うつ病からの脱出ーいい加減でおかしい病名「うつ病」3ー

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今日は第3弾です。

著書『精神科は今日も、やりたい放題』から下記抜粋します。

じつは最も多い「医療薬物性うつ病」
 もう一つ大事な存在がある。それが「医療薬物性うつ」である。医療用精神薬は決して安全な薬などではなく、覚醒剤や麻薬や麻酔薬もどきの物質でしかないので、量が多かったり長年にわたって飲み続ければ、必ずうつ状態や認知機能低下をもたらす。
 割合としてはこれが最も多いのだが、日本人の大部分は気づいてさえいない。一般の人はうつが何年も続くのは病気のせいだと思っているが、その場合ほとんどすべてが薬物性であり、あとはわがまま病である。わがまま以外のほほすべては、無投薬であれば一年以内に回復する。
 一つの研究を紹介しよう。
 抗うつ薬、SSRIが長期にわたってどのようにセロトニン作動系に影響するのか調べた、オランダ人治験総括医らによる研究である。研究では、シタロプラム(抗うつ薬、商品名「セレクサ」)をラットに二週間与えたのち(対照群も置く)、突然投与を中止する群、さらに引き続き三日間投与する群に分ける。その後ラットを解剖し、脳組織を分析。
その結果、薬剤投与を維持したラットでは、一七日間後のセロトニン量が普通のラットと比較して「脳の九領域で平均六〇%減少」していた。この変化は薬への代償性反応として起こると推測されている。見せかけとしてセロトニンが増えたとしても、結果的には、脳組織におけるセロトニン量が最後は著しく使い果たされた状態になる。
 セロトニン作動系がこの劇的な変動を受けていた退薬期間中、ラットは大きな音に対して「強い行動反応性」を示した。人がSSRIを断薬した場合、「攻撃性、易刺激性、扇動、不安、および抑うつ気分」を特徴とする「断薬症候群」を経験するのと同じである。
 こうした結果は注目に値するものではあるが、驚くにはあたらない。脳内セロトニンがSSRIによる「長期」の処方に反応して激減するという研究結果は、今までの研究とも一致している。また、SSRIの離脱に開通して起こる問題も、すでに広く知られている。
 これまでの内容をみれば、うつ状態の原因や除外診断も追究せず、どんな精神的問題もすべてうつとして扱い、病気であるため薬を飲むべきであると推奨する風潮がいかに詐欺であり、犯罪的であるかわかるであろう。抗うつ薬を飲むということは覚醒剤を飲むことと大差はなく、脳は不可逆的な障害や依存、禁断症状のリスクを負う。それでうつが本質的に改善すると思う人はいるだろうか?
 精神薬を飲んだところでうつは改善したりしないのである。改善しないだけならまだしも、禁断症状と脳の損傷を生み出し、長期的にはより悪化するのだ。百歩譲っても薬は本当に衰弱死寸前のうつに限り、一時的に使われるべきものなのである。

以上、抜粋終わり

うつ病の薬が効かないというより、

治らないというのは、

服用されている方が、

一番理解されているのではないでしょうか?

つまり、

薬物療法では治療効果があまり期待できないということです。

ならば、他の方法を考えるべきではないでしょうか?

他の方法とは、

東洋医学や代替医療と言われる分野です。

日本では医療は西洋医学しか認めれれていませんが、

他国では西洋医学以外にも、

医療と認めれれているものがたくさんあります。

つまり、医療とは制度上の問題なので、

他にもたくさんの治療方法があるということです。

この分野で一番検討しやすいのが、

その国に昔からある、

伝統医療として根付いているものです。

何故なら昔からあるので、

そのノウハウが蓄積されています。

残念ながら、

今の科学では解明されていない部分がほとんどですが、

しかし経験医学として、

西洋医学よりもずっと歴史があり、

実績は古くからあるのです。

ただ現在は多くの人が利用しなくなってしまったために、

その素晴らしさを知らないだけです。

我が国には伝統医学として東洋医学があります。

具体的には漢方や鍼灸です。

伝統医学としてのノウハウを継承している方は、

ほんの少数ですが、

しかしどの都市にも

知られていないだけで、

少なからずいるはずです。

その少数の治療家を、

インターネットを使えば、

今なら簡単に探すことができます。

ホームページを見れば、

どんな治療をしているのかは簡単にわかります。

たとえば鍼灸なら、

経絡治療や中医学治療というようなのが、

本来の東洋医学的治療になります。

現在の鍼灸の世界は、

8~9割は東洋医学的治療をしていません。

特に整骨院の鍼灸はほとんど西洋医学的な治療です。

だから鍼灸=東洋医学だとは思わないでください。

治療を受ける前に必ず、

どういう治療かを確認してください。

また、近年日本にも多くの素晴らしい代替医療が入ってきています。

ホメオパシーはその代表的なものと言えるでしょう。

ただし代替医療は制度化されていないため、

その医療技術は個人差が大きいです。

そのことを踏まえて検討してください。

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