うつ病からの脱出ー食生活の改善で健康な心と体を手に入れる 2ー

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今日は昨日の続きです。

著書『薬を抜くと、心の病は9割治る』から下記抜粋します。

体にいいものを「まずい」と感じる現代人
 現代人は、子どものころから添加物の多いものを食べているため、亜鉛不足で味覚障害の人が増えています。そういう人は、和食などきちんとした手づくり料理を「まずい」と感じてしまう傾向があります。刺激が強く、味の濃い食べ物に馴れてしまっているからです。
 つまり、健康的な食べ物を「まずい」と感じ、添加物の多い外食メニューやスナック菓子を「おいしい」と感じてしまうのです。
 そんな味覚異常を元に戻すためには、亜鉛のサプリや牡蛎、はまぐりを食べることをおすすめしています。
 予防医学を念頭に、病気になりにくい体、病気になってもすぐに回復する体、健康を維持する体にしたいなら、少しでも細胞にいいものを食べるよう心がけましょう。

細胞(膜)が活性化する簡単レシピ
【納豆+みそあるいは塩麹】
市販されている納豆のパックについているタレを、みそや塩麹に替えてみましょう。また、すりごまやねぎを加えるとさらに理想的です。
【無調整豆乳+すりごま+きな粉+バナナのジュース】
甘味がほしいときは、白砂糖ではなくオリゴ糖やメープルシロップを足しましょう。
【納豆チャーハン】
発芽玄米を混ぜたごはんで、納豆や刻んだパプリカ、ねぎなどを加え、オリーブオイルで炒めて塩、コショウ、しょうゆで味つけします。
【アボカドと納豆の月見ごほん】
ごほんの上にアボカド(約1センチ角)、納豆、卵、きざみのりを盛りつけます。
【イタリアン冷ややっこ】
豆腐の上に刻んだトマト、アボガドをのせて、レモンとしょうゆ、オリーブオイルで味
付けします。きざみのりや鰹節をトッピングしても可。
【海鮮と納豆の月見ごはん】
ごほんの上に赤身魚やしらす、納豆、卵、きざみのりをトッピングします。アボガドと納豆の月見ごほんのように、アボカドを合わせても可。

薬物療法より細胞(膜)栄養療法
 私たちが元気を取り戻すための鍵を握るのは食事。人間の自然治癒力は、日々の栄養摂取から生まれてきます。バランスのよい食生活、サプリメントを含め細胞(膜)が活性化されるような食べ物をとることが、病気を遠ざける第一歩といえるでしょう。そこで当クリニックでは、独自の細胞(膜)栄養療法により、一人ひとりに適した療法を提案しています。
 薬ではなく、細胞(膜)栄養療法による治療のため、やはりある程度の時間が必要となます。具体的には、「3〜4カ月」以内に納得できる結果があらわれることを目標にしていますが、その理由は赤血球の寿命が120日=4カ月だからです。
 血液がすべて入れ替わるまで続けると、人間の心も体も血液とともに徐々に改善していきます。

「体によくないもの」をまずやめる
 薬をやめたという人でも、ジュースやコーラ、カフェインの多いコーヒー、スナック菓子や甘いお菓子、カップめんなどレトルト食品を常食していると、体調は改善できません。
 特に、砂糖のとり方には注意が必要です。砂糖は脳内に吸収されるスピードが速いため、急激に血糖値が上がります(炭水化物の糖質はゆっくり吸収される)。
しかし、体はそれに対応しようと急いでインスリンを放出し、血糖値を下げようとします。インスリンを大量に分泌した結果、今度は逆に血糖値が下がって低血糖になってしまいます。急に下がりすぎた血糖を正常値まで上げるためにアドレナリンというホルモンが分泌されますが、アドレナリンは分解されるとアドレノクロムという有害物質になり、頭痛を引き起こしたり、キレやすくなってしまうことがあります。
「砂糖を大量に摂取-血糖値が一気に上昇-血糖値を下げるためインスリンを放出-一気に血糖値が下がる」というわけです。
 低血糖になると、脳に栄養が回らなくなるため、頭がぼんやりする・落ち着きがなくなる・集中力なくなる・無気力になる、といった状態になります。その状態から脱しようとするためにアドレナリンが分泌され、気分が高揚して攻撃的になったり、食欲が異常に出てきたりします。
 さらに、砂糖は体液を酸性に変えるため、それを中和しょうとして体内でカルシウムをはじめとするミネラルが奪われてしまいます。砂糖をとりすぎると、体の組織や細胞に蓄えられたカルシウムでは足りず、骨や歯のカルシウムで補い、体のバランスをとろうとします。そのとき、カルシウムの流出で結石ができやすくなります。つまり、砂糖を体内から排出させるために体が破壊されていくわけです。
 また、砂糖は消費するときにビタミンB群が必要とされます。イライラやストレスのため、ただでさえ不足しているビタミンB群ですが、砂糖によってさらに消費されてしまうのです。
 ですから、当クリニックでは砂糖の代わりにオリゴ糖やメープルシロップをすずめているのです。フレッシュジュースでものたりなければ、オリゴ糖やメープルシロップを混ぜ ればいいでしょう。蜂蜜も廉価なものは砂糖が入っているので、よく見て選ぶことをおすすめします。成分表を見て「ぶどう糖蜜」と書いてあるものは砂糖と同じですから、避けたほうがいいでしょう。
 また、砂糖は嗜好品ですから、どうしてもとりたいという場合は1日6グラムを基準にしてください。

以上、抜粋終わり

外食やコンビニ弁当などが多い人は濃い味に慣れていまうので、

和食のような薄い味だとあっさりしすぎて物足りなく感じてしまいます。

しかし、これは一種の中毒症状です。

なにが中毒なのかというと、

精製された塩や砂糖、うま味調味料などは、

また欲しくなるという麻薬のような中毒性があるからです。

だからまたあの店のジャンクフードや料理が食べたくなるということが起こるのです。

しかし、これらの中毒性のある濃い味のもの食べなくなると、

本来の味覚が戻ってきます。

すると、薄味でもしっかりと味を感じることができるようになり、

本来の素材の味を楽しめるようになります。

そうなると健康的な体を取り戻すことになり、

精神状態が安定し、

心も元気になります。

早く本来の機能を取り戻すには、

上記のように、

何を食べないようにするかを明確にしなければなりません。

すぐに止めるのが負担であれば、

徐々に減らしていけば良いでしょう。

とにかくストレスなく行うことが大切です。

あなたなりの工夫で行えばよいのです。

健康な心と体を手に入れたいのであれば、

まずは決断し、

できることから少しずつ始めることです。

続けるコツは、

~でなければならない、

という考えはさけ、

だったらいいなあ、

という良くなるイメージをしながら

できることを一つずつ、

毎日積み重ねて行くことです。

楽しめるように、

楽しいことを考えながら行動しましょうね。

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