うつ病からの脱出ーこんなにも怖い薬のもたらす負の作用 6ー

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今日は精神疾患の症例や食品添加物の問題、多剤併用についての話です。

著書『薬を抜くと、心の病は9割治る』から下記抜粋します。

症例l ADHD(注意欠陥多動性障害)の女児(6歳)のケース
【来院前】
 小学校に入学したばかりですぐ登校拒否に。それでもムリヤリ登校させているうちにノイローゼ状態となり、精神科の診察を受け、2種類の向精神薬を処方される。
 服用開始間もなく、あまりの副作用に苦しみ、薬をやめる。住まいが遠方だったため、当クリニックのカウンセリングを電話(要予約)とメールで受ける。
【服用していた薬】 ストラテラ、コンサータ
【当クリニックのアドバイス】
 日常的な食事や、どんなおやつを食べているかなどを具体的に尋ねると、甘いものやジュースなど好きなものだけを食べていることがわかった。野菜も卵も食べないというので、バランスのとれたメニューにすることを提案。
 同時に、いままで女児に対して親は注意することが多かったがそれをやめ、登校などができたときははめてあげる、スキンシップをするなどで精神的な安定感を与えるようにする。さらにK・リゾレシチン(詳しくは第5章)などサプリメントをとることで偏食が収まるので、摂取をすすめる。
【当クリニックの食事・細胞(膜)栄養療法】
サプリメントをとり始めると、いままで食べられなかった野菜サラダや卵かけごほんなどが食べられるようになった。ジュースや甘いものを排除し、和食中心のメニューに切り替える。児童だったため、野菜炒めやトマトときゅうりのサラダなど、食べられるメニューにするように指導。毛髪検査(郵送してもらった)により、足りない栄養素をサプリメントでとることにする。
【当クリニックが処方したサプリメント】K・リゾレシチン(2包を1日3回)、糖鎖(朝 l包、夜l包)、マルチビタミン・ミネラル(朝1粒、夜1粒)、GABA、トリプトファン、ペプチド
【その後の経過】
 サプリメントのK・リゾレシチンの摂取を開始(1日1個)すると、食べ始めたとたんにキレることがなくなる。それでも登校しょうとはせず、集中力もなく、わがままし放題の状態が続く。
 K.リゾレシチンを始めてから2週間経過すると、目つき、顔つきが別人のようになり、食事もおいしそうにたくさん食べるようになった。たまにキレることはあるものの、以前のようにむちゃくちゃに暴れることはなくなったという報告を母親から受ける。
 3週間後には元気で登校するようになり、食事も好き嫌いなくなんでも食べるようになった。「書く字まできれいになった」と母親は喜んでいた。
 大人であれば回復まで半年から1年かかるのだが、当クリニックにかかる前に薬をやめていたのと、子どもは回復が早いため1カ月しかかからなかった。

食品添加物には注意が必要
 子どもたちに対する薬物投与と同じようなことが、実は日常的に行われています。それが食品添加物です。スナック菓子やファストフードなどを毎日のように食べることで、薬物投与と同じような結果になってしまうケースがあります。
 イギリスのサザンプトン総合病院のジョン・ワーナー博士は、277人の未就学児童を対象にした研究により、人工着色料や防腐剤などの食品添加物を含む食事を摂取すると、ADHD (注意欠陥多動性障害)が大幅に増加するという報告をしています。
 また、アメリカで凶悪犯罪を犯した少年たちの多くが、冷凍ディナーやファストフード、ジャンクフードなどを大量に食べていたことも、毛髪検査によって明らかにされました(日本では、死刑になった連続幼女誘拐殺人事件の犯人が、毎日インスタントラーメンやスナック菓子を食べていたことは有名です)。
 天然のものであれば腐って当然なのに、いつまで経っても腐らない -。このことひとつとっても「不自然」なものを、子どもたちは食べているといえます。
 現代社会の食生活において、食品添加物を避けて通ることはたいへん難しいでしょう。しかし、なるべく質のよい食材を選ぶ努力をすることはできます。
 子どもたちを薬害から守るのと同様、食品添加物にも注意が必要なのです。

ホルモンバランスが崩れやすい思春期に避けたい多剤併用
 ホルモンが活発になる思春期に薬を使うと、鎮痛剤のようなはたらきで女性の場合、月経の痛みが緩和します。しかし、多剤併用すると、場合によっては月経のリズム、ホルモンのリズムが不規則になるため、体が弱っていきます。副作用に対する抵抗力も乱れるでしょう。
 また、精神科の薬は血糖値が上がり太る傾向があるため、それを気にして拒食症になったり、ダイエットを始めるのも思春期です。
 薬のせいで脂質異常になったり、コレステロールの代謝もおかしくなってしまうので、それまでスリムでかわいらしかった女の子も、薬を飲んでいるうちに半年後には見違えるほど太ってしまうこともあります。思春期は特に見た目が気になる年齢ですから、太ったことがいやで、あるいは太ったことでいじめられて不登校になる子どもたちも少なくありません。
 さらに、薬を飲むと副作用で眠くなりますから、眠気をとるためにコーヒーやお茶などを飲みます。そうすると全身のミネラルの代謝が異常になり、亜鉛不足を起こすようになります。それが味覚障害を引き起こし、たとえば出汁の味などがわからなくなってくるため、和食をまずいと感じるようになります。
 そうなると、家で母親がつくるバランスのとれた食事より、味の濃いパスタやハンバー グ、焼き肉などを求めるようになります。濃い味を求める子どもは、手軽に手に入る香辛料の効いたスナック菓子や菓子パンばかり食べ始め、それで「太るから」といってますます家の食事を拒否するようになるという悪循環になります。

以上、抜粋終わり

精神疾患の患者に限らず、

現代人はほとんどの人の食事や間食に問題があります。

農薬まみれの野菜、

飼育過程で大量に投入される抗生物質やホルモン剤で育てられた肉や魚、

添加物が入った加工食品、

砂糖が入ったお菓子、

害のない食べものを探すことが困難な状況です。

このような食べものを毎日食べていたらいずれ病気になってしまいます。

特に、成長期の子どもは反応がはやいため、おかしくなってもあたりまえです。

自分の家族の安全を守るためには、情報が大切です。

テレビはスポンサーの関係で本当のことは報道されませんから、

インターネットや著書などから自分自身が真実だと思える情報を探してください。

それが我が身を守ることや家族を守ることになります。

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