今日は皮膚にとって大切な説明です。
著書『砂糖をやめればうつにならない』から下記抜粋します。
●皮膚を老化させる活性酸素
皮膚を老化させるのは、ニキビと糖化だけではありません。酸素に由来する有毒物質である活性酸素が、老化を進めるのです。物質を構成する結合は2個の電子が対になっていると安定なのですが、活性酸素には、対になっていない電子が1個あります。この状態をフリーラジカルといいます。フリーラジカルは、とても化学反応しやすいのです。
高血糖になると、フリーラジカルの活性酸素が大量に発生し、コラーゲンを壊します。コラーゲンが壊れると、皮膚の表面にシワがあらわれます。でも、人体は不思議なもので、コラーゲンは再構築されます。年齢に関係なく皮膚は28日ごとに再生をはじめるのはすばらしいのですが、皮膚のダメージが大きいほど修復はむずかしくなるだけでなく、時間もかかります。
皮膚の老化を遅れさせるには、活性酸素の生産量を減らし、コラーゲンへのダメージを最小限にとどめればよいのです。活性酸素の生産量を減らすには、甘いものを食べるのをやめ、高血糖を防ぐことです。
それから、コラーゲンの再構築を助けることもできます。コラーゲンのもとになるタンパク質を積極的に食べると同時に、コラーゲンをつくるビタミンCを毎日2〜6グラム摂取することです。
●砂糖が体の火事を引き起こす
甘いものや砂糖のように高度に精製されたカーボは、もうひとつの方法で皮膚にダメージを与えます。それが、全身に起こる炎症です。炎症とは何でしょう?ふつう炎症といえば、ケガをしたときに、皮膚が腫れて赤くなり、熟を持ち、痛くなることをいいます。
カゼをひいて病院で診察を受け、医師に「ノドが赤く腫れています。炎症が起こっています」などと告げられるのは、身近な炎症の例です。
簡単に言えば、炎症は体の火事のようなもので、皮膚だけでなく、脳にも血管にもそれぞれの臓器にも起こります。このため炎症は全身を老化させます。この炎症を促進するのが砂糖なのです。たとえば、皮膚細胞を培養し、そこに2〜3滴の砂糖水を注ぐと、1時間以内に炎症性物質が10倍に増えるのです。
●選ぶのは、あなたです
もし、あなたが甘いものをたくさん食べて、高血糖、インスリンの効きめが低下する状態になるなら、全身が火事の状態になります。お腹のまわりに脂肪がまつわりついて、丸い体形になり、元気がなく、細胞の活力が不足し、ニキビが出て、性的欲求も低く、人生の楽しみを実感できず、肌にはたくさんのシワという状態です。
あなたは、太っていてボーッとした頭でシワだらけになりたいですか、それとも、美しく、頭脳明晰で元気いっぱいに生きたいですか?食べるものによって、どちらになるかが決まります。どちらになるかを選ぶのは、あなたです。
私たちが思っている以上に、脳と皮膚は密接な関係にあるようです。脳によい食べものはなんでも、皮膚を美しくします。タンパク質とオメガ3が豊富で、砂糖の少ない食事をすれば、顔も皮膚も美しくなります。
ポイントは、インスリン感受性を回復することです。食事を変えれば、数週間のうちにインスリン感受性を高めることができます。そして、あなたの老化のスピードは、あなたの体がどのようにインスリンに反応するかで決まるのです。
甘いものをやめれば、エステやビューティサロンに行くよりはるかに効果的です。あなたが口から体に入れるものが、あなたの容姿を決めるのです。砂糖やクイックカーボをやめた人の皮膚は美しく、頭はシャープになります。あなたの美と賢さは食べるもので決まります。
アメリカ低血糖症支援協会の創立者ロベルク・ラッギエーロは、こう言います。「甘いものをやめて数週間のうちに、皮膚が柔らかくなり、しなやかになりました。驚きです。いろいろなスキンクリームを試したけれど、食事から甘いものを取り除いた効果にはとうていおよびません」
以上、抜粋終わり
糖を取りすぎると高血糖になります。
すると活性酸素が増え、コラーゲンをが壊れ、シワが増えることになります。
また、意外と知られていないのが、甘いものを取ると、炎症や痛みがひどくなるということです。
ですので炎症がなかなかおさまらない、痛みがなかなか取れない。
という方は、一度、甘いものやクイックカーボとなるものを止めてみてくだい。
必ず、炎症や痛みが緩和します。
私はずっと運動をしてきているので、痛みや炎症に対しては確認済みです。
運動で体を痛めている方は、すぐにでも体が治る間だけでもやめることを勧めます。
それが早く治すコツです。
また女性の方で綺麗に肌を保ちたい方も是非とも甘いものを避けるようにしてください。
それがあなたの美貌を保つ秘訣となります。
そしてあなたの美貌で周りの男性を魅了してください。
そうすれば、更にこの世界が楽しくなると思います。