うつ病からの脱出-砂糖で太る! 1 -

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今日から砂糖を摂取すると太るということについて、スポットを当ててみたいと思います。

まず、日本人よりアメリカ人の方が、肥満の方が多いようですが、

どういう経緯でこうなっていまったのかを検討したいと思います。

著書『砂糖をやめるとうつにならない』から下記抜粋します。

アメリカで猛威を振るう肥満の嵐
 砂糖は人を太らせるというのは、砂糖の話の一部分にすぎません。でも、このあたりでアメリカを発信地として肥満が爆発的に増えている現状と、肥満が糖尿病の前触れであること、その根拠に砂糖や加工食品があることを説明します。
 アメリカ人は太っている人が多いと思いませんか。それも丸々と肥えた、日本では見られない「巨漢」が目立ちます。このとこを私がもっとも実感するのは、休暇で日本を離れロサンゼルスを訪れるときです。
 ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオでまわりを眺めると、観客の3分の1は肥満です。また、ベニスビーチで道行く人を眺めていた友人は、「オレは日本では肥満の部類に入るけど、ここでなら普通だね。だいたい肥満のスケールが違うよ!」と嬉しげに話していました。
 アメリカでは、大人の65パーセントが体重オーバー(体格指数BMIが25またはそれ以上)か肥満(BMIが30またはそれ以上)で、32パーセントが肥満なのです。そして大人の5パーセントが非常な肥満(BMIが35またはそれ以上)です。
 太っているのは大人だけではありません。2007年、アメリカの2~19歳までの子ども、青少年の17パーセント(1300万人)が体重オーバーなのです。体にまとわりついた脂肪が糖尿病、心臓病、脳卒中、ある種のがんを引き起こし、人々を病院や墓場に送っているのです。

・アメリカ発世界に広がる肥満
 肥満大国アメリカとは異なり、わが国には著しい肥満者はほとんどいません。それでも、日本の肥満(BMIが25以上)は2300万人もいて、今なお増えつづけているのです。
 じつは、アメリカ発の肥満は、経済と食のグローバリゼーションのために、今や全世界に広まりつつあります。世界の60億の人口のうち、その3分の1に当たる20億人以上が体重オーバー、または肥満なのです。
 肥満の爆発にたまりかねたWHO(世界保険機関)は「肥満は国や地域で差があるが、今や全世界に広がっている」と警鐘を鳴らしています。
 たとえば、イギリスでは成人人口の23パーセントに当たる1000万人が肥満とされ、フランスでは過去10年間に肥満が360万人から590万人に増えました。中国では、都市部の人口の20パーセントが、中国全体では6000万人以上が肥満に苦しみ、糖尿病患者は2300万人以上に達しているといいます。インドやパキスタンでも似たような状況にあります。

・アメリカ人を太らせたファストフード
 アメリカにしても他の国にしても、これまでずっと肥満に苦しんできたわけではありません。数百万年にわたり私たち人類は、体重が重すぎるという問題に直面したことはありません。じつに、ぜい肉がついたのは、最近30年の出来事なのです。
 1970年代までアメリカにおける肥満は12~14パーセントでほぼ一定していました。しかし1980年になると、数値が劇的に上昇をはじめました。大人(20~74歳)の肥満は15パーセントに、体重オーバーは47パーセントになりました。2004年までに肥満は33パーセントを超え、成人の65パーセントが体重オーバーか肥満です。
 約30年前から、アメリカの人口の3分の2が急激に太りはじめました。彼らを太らせた原因は何だったのでしょうか?
 1970年代、彼らは今よりも小さなサイズの食べものを食べていました。当時の1日当たりの摂取カロリーは今より数百キロカロリー少なかったのです。しかし、変化が起こりまいた。
 ファストフードレストランがショッピングモールや街のいたるところにできたのです。人々は家で食べることが減り、ファストフードレストランで食べる回数が増え、食べもののサイズが格段に大きくなりました。そのうえ、砂糖と油だけの便利なスナック菓子や食べものもまた、どこでもあふれるようになりました。
 アメリカ政府は、脂肪を少なくし、その分、カーボをたくさん摂取するように奨励しました。それは、彼らがカロリー計算ばかりに頭がいったからです。
 1グラム当たりのエネルギーは、カーボやタンパク質が4キロカロリー、脂肪が9キロカロリーです。だから、カーボが豊富で脂肪の少ない食べものを食べれば、やせることができると強く主張したのです。
 健康に気を配る人々は、政府の作成したフードピラミッドに忠実にしたがい、1日6~11サービング(摂取単位)のパン、米、パスタ、コーンフレークなどを食べました。でも、彼らは全体食ではなく高度に精製されたカーボや甘いものを口にしたのでした。
 政府に「脂肪がいけない」と言われ、彼らは質を問うことなく、カーボをたくさん食べたのです。さらに悪いことに、ポテトを野菜のグループに入れたため、1日に16サービングのクイックカーボが推奨されたのです。政府だけでなく、アメリカ心臓学会も無脂肪食を奨めました。
 アメリカ人は、ファストフードや甘いものに代表されるクイックカーボを食べて太ったのです。なぜでしょう?

以上、抜粋終わり

この30年で世界的に社会のあり方が劇的に変化しましたが、

それにつれてかなり便利な世の中となりました。

そんな状況の中、アメリカは外食する機会が増え、

またアメリカ政府が脂肪を少なくし、カーボを摂取するように指導したことが、原因にあるようです。

しかし、このアメリカ政府の指導は正しかったのでしょうか?

現状を見ればわかりますよね。

つまり政府の指導が正しいとは限らないということです。

それはアメリカだけでなく、日本にも言えることです。

それはどのような事項でも同じことですが、政府が言うことがすべて正しいとは限りません。

本当の狙いがどこにるあるのか?

常に自分で検証しないと、とんでもない方向に導かれることになってしまいます。

日本人はすぐにお上の言うことは正しいと信じこんでしまう人が多いですが、

気をつけなければなりません。

最近特に、政府の問題が暴露されることが多くなってきたのは何故なのか?

薬害エイズ問題や最近では東電の問題。

本当に国民のためにきちんと対処してきたでしょうか?

もう一度思い出す必要があります。

そして何が正しいかは常に自分で判断しましょう。
  

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