うつ病からの脱出ーその他の病気ー

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今回はその他の病気というテーマでお伝えします。

著書『なぜあなたは食べすぎてしまうのか 低血糖症という病』から下記抜粋します。

低血糖症はさまざまな疾患と関連があり、症状の一端を担っていたり症状を修飾している場合があります。

 

□統合失調症

カナダのエイブラム・ホッファー博士は、低血糖時に分泌されるアドレナリンが酸化されてできる、アドレノクロムという物質が、統合失調症の幻覚や幻聴などの症状を引き起こすことを発見しました。

ノルアドレナリンにメチル群がくわわってアドレナリンとなり、アドレナリンが酸化されてアドレノクロムという物質になります。低血糖症では、アドレナリン・ノルアドレナリンが分泌されやすいため、アドレノクロムが産生されやすくなり、統合失調症の症状を起こすことにつながっていると考えられます。

ビタミンB3(ナイアシン)はメチル群をうけとることによって、ノルアドレナリンのアドレナリンへの変化を抑え、ビタミンCはアドレナリンが酸化されてアドレノクロムになることを抑えることで、アドレノクロムの生成を低下させます。その結果、幻覚や幻聴などの症状を抑えることにつながります。

統合失調症の治療のためにも、低血糖を起こしにくい食事をし、脳の生化学的環境をととのえる栄養を摂取することが必要です。

ホッファー博士は、食事の改善、ビタミンCおよびビタミンB3(ナイアシン)の投与など、分子栄養学的なアプローチで、多くの統合失調症の改善症例を報告しており、その数は五千人以上にのぼるといわれています。

低血糖症では、精神疾患と類似した症状をあらわす場合があります。精神科病棟の入院患者さんにはあまいものを欲する人が多い傾向がある、といわれています。多くの場合、低血糖症だけでなく複合的な原因が考えられますが、低血糖症を改善することで症状の改善が期待できます。

ほかにも、強迫神経症はアドレナリンの過剰分泌が原因として考えられますし、アルコールや薬物などの依存症も、低血糖症があると起こりやすくなります。これらの改善にも正しい食事が必要です。

 

□アレルギー性・炎症性疾患

低血糖症では、血糖値を上げるためにコルチゾール(副腎皮質ホルモン)が消費されるため、コルチゾールの抗炎症作用、抗アレルギー作用が不十分となり、アレルギーが起こりやすくなります。アトピー性皮膚炎の患者さんには低血糖の方が多いです。低血糖になる食事をあらため、アレルゲンを排除し、適切な栄養素を補給することで、多くのアレルギー性疾患は改善が期待できます。

尋常性乾癖は皮膚の炎症性疾患ですが、糖尿病・インスリン抵抗性との関係が指摘されています。乾癖の原因は不明ですが、食事の改善と栄養素の補給で改善が期待できます。

 

□副腎疲労

低血糖症では、血糖値を上げるためにコルチゾール(副腎皮質ホルモン)が消費されます。長期にわたると、コルチゾールの分泌が低下し、副腎機能の低下、すなわち副腎疲労と呼ばれる状態を招きます。コルチゾールには、心身のストレスに対する抵抗性を維持し、活力を高める、血圧を維持する、炎症を抑える、など多岐にわたるはたらきがあります。コルチゾール不足の初期症状は、異常な疲労感です。うつ症状を伴う場合もあるため、うつ病と診断されることもあります。ほかにも、精神的ストレスや食物アレルギーなどがコルチゾールを低下させます。治療のためにはこれらの原因を排除し、副腎を保護する栄養素を補充する必要があります。

 

□低血糖症とがん

精製された糖質の多い食事、または高インスリン血症が、がんの発生率を高めるということがわかっています。イタリアの研究者は、GIの高い食事をしている人はそうでない人に比べて、子宮内膜がんで36%、大腸がんで26%、乳がんで14%、それぞれ発症のリスクが高まったということを報告しています。Gl(グリセミックロード:GIに糖質の量を考慮した係数)が高いと、子宮内膜がんで36%、大腸がんで26%、乳がんで14%、リスクが増加したということです。

これらのガンを予防するためには、GIの低い食事をすることがすすめられます。

 

ただし、治療効果には個人差があります。すべての患者さんが提示した症例のように改善するとはかぎりません。

 

以上、抜粋終わり

統合失調症は食事でかなり改善できますが、

霊障もからんでいるため、

それだけでは改善できません。

つまり霊がつかない波長に自分をあげないかぎり、

またついてしまいます。

それには精神の向上、

つまりポジティブ的な思考を維持し続ける必要があります。

栄養療法で体質の改善と強化を計り、

ポジティブ思考で波長をあげることによって、

症状からの離脱が可能になります。

 

アレルギー性疾患や炎症性疾患も食事でかなり改善できます。

これらは腸内環境が悪いために起こっているので、

食事により腸内環境を整えてやれば、

改善可能です。

 

がんの人は食事の内容がかなり問題が見受けられます。

なので食事の内容を見直して、

栄養価が高く、

スローカーボの食事をとることが大事です。

あとガンの場合は意識の持ち方、

つまり思考パターンを変えないと、

回復させるのは難しいです。

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