今回は同テーマの第5弾です。
著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。
生活保護と精神科は相性バッグン!
生活保護は200万人をゆうに超え、まさに社会問題として国家財政を圧迫するまでになっています。この生活保護問題は精神医学だけの問題ではなく、老人の問題、雇用の問題、母子(父子)家庭の問題、身体障害などの問題ともつながってくるものではあります。
しかし、2010年の概算では生活保護受給者のうち25%近くが精神科に通院中だともいわれていますから、生活保護と精神科とは切っても切れない関係といえます。
生活保護を受給するようになると医療費がタダになるため、精神科医としてもそこにつけこむ余地が生まれます。頻繁に受診したり、薬が過剰に投与される傾向が出てきます。生活保護費の医療扶助の6割は入院に関する費用で、精神疾患による長期入院が入院全体の約4割を占めています。精神科医によって作られた生活保護患者も多数存在します。
もちろんこの世の中にはすすんで精神科の患者となり、すすんで生活保護を受けることを是とする人々もいます。投げやりであったり家庭環境が悪かったり精神科に痛めつけられて、もはや労働が難しいという人は存在することでしょう。
しかし多くの人は働ける能力を持つ人であり、精神薬を飲まなければ一時的には不調となっても、再び働くことができた人々なのです。障害年金であっても生活保護であっても、精神医学の基本的な計画を知っていれば、なぜこうなるのか理解できます。精神医学にとっては患者は悪くして働かせないようにしなければいけないものです。そうして金銭的に障害年金や生活保護で束縛してしまえば、二度と精神科から卒業しようなどという気は起こさせず、半永久的な飼い殺しに成功するのです。
子ともたちを本当に大切に思うなら…
皆さんは子どもを殺そうとしています。これは精神科医にかけている親という意味ではありません。教育界全体、児童福祉全体、社会全体が子どもを殺そうとしているという意味です。社会に住んでいるわれわれ大人は、すべて積極的であれ消極的であれ子ども殺しに協力していることになります。
親は子どもが嫌がっている理由も聞かず学校に行かせようとします。いじめに親が気づかないこと自体、どこまで家庭にコミュニケーションがないかという一つの指標です。いじめは学校だけの問題ではありません。これを最近の風潮では学校にだけ責任を押し付けようとしていますが、本質はもっと別のところにあります。子どもには相談する場所などないということを示しているのです。
といっても教育界に問題がないわけでもありません。教育内容にはもはや触れませんが、教室を管理するため、困った子ども、邪魔な子どもは排除され、犠牲的な子どもが作られていきます。子どもの立場が優先されず、大人の都合によって教室も回されていきます。他にもさまざまな社会システムが親と子どもの距離をむしろ引き離していくように働きかけます(このことについては、私自身が具体的な問題として明らかにするつもりです)。精神科医は子どもの脳がどうなろうが精神薬を授与します。この世の中でいったいどこに信用できる大人がいるというのでしょう? いったいどこにこの世のすべての常識を排しても、本気で怒ったり一緒に笑ったりしてくれる大人がいるのでしょう?いまメディアで流れているいじめや教育界への提言など、すべてこセモノであることを子どもたちは知っています。
皆さんが本気で子どもが大事だというのなら行動してください。現在の児童福祉の酷さを学び、それを啓蒙してください。そして一刻も早く子どもが死ななくてもいい世界を作り上げてください。それができないのならわれわれ大人は、子どもが大事だなどと偽善めいたウソをつくのをやめましょう。
以上、抜粋終わり
すべての悲劇は無知によるものです。
親がしっかり勉強し、
情報をつかんでいれば、
子供が苦しむようなことはしないでしょう。
しかし残念ながら、
ほとんどの人は勉強しません。
すべて依存的になっているからです。
プロに任せていれば大丈夫。
確かに間違いではないですが、
しかしすべてには自己責任があるのです。
海外では一般の人も、
ある程度医学のことを勉強しています。
そして自分できちんと選択をしています。
日本人みたいに依存的ではありません。
特に貧しい地域は、
高額な西洋医学の治療は、
簡単に受けられないため、
みんなその地域に昔からある、
伝統医療に詳しいです。
そして何より、
普段から予防に意識を向けています。
日本とは生活習慣から意識が違います。
日本人ももっと予防に意識を向ければ、
生活習慣病が減ることでしょう。
普段食べるものをもっと意識してください。