うつ病からの脱出ー精神医学の正体 1-

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今回のテーマは精神医学の正体についてです。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

気づかないうちに詐欺にかかっている・・・

皆さんは詐欺にかかっています。

「皆さん」とはいったいだれでしょう? この本を読んでいる読者の方でしょうか?確かにそうかもしれませんが実は違います。皆さんとは日本人全員のことであり、もっといえば世界中の人々のことです。世界中の人がこの詐欺にあっています。これは金銭詐欺という意味ではありません。皆さんにも社会にもわからないように、この世の中では詐欺が横行しているということです。これまでその最たるものが医療産業、製薬産業であり、その中の最たるものが精神医学であったのです。しかし、もうそんな時代は終わらせる必要があります。

おそらく皆さんは精神医学や心理学の何が詐欺なのか犯罪なのか、きちんと理解できていないでしょう。なぜそう言えるかといえば、これまで私がこの問いを多くの人に尋ねてきた中できちんと理解できている人がほんの数人しかいなかったからです。精神医学や心理学の諸問題をある程度理解している人はいます。しかしそれはあくまでも「ある程度」 です。ある程度理解している人は、このように述べることがあります。

「あの精神科医の先生はひどかったけど、きっといい精神科医の先生はいる」

「今の精神医学のシステムを変える必要がある」

「クスリはよくないので、カウンセリングなどを中心とした治療が模索されるべきだ」

「最近の精神医学教育は見直されるべきだ」

「どこか良い精神科を紹介してもらえないでしょうか」

これを聞けば、なるほどと皆さんは思うかもしれません。しかし、これほど無意味な議論、無意味な発言が存在するか、イヤイヤ存在しません、というのが私の結論なのです。

なぜ見かけ上よさそうなこの言葉たちが、無意味なシロモノなのでしょうか? それを見つけるためにこの本を読んでいただければと思っている次第です。

 

なんで精神科は薬をすすめるの?

皆さんは精神科医がすすめる薬が「クスリ」だと思っているんですか?

医師が出すから「クスリ」ですか? 厚生労働省が認可するから「クスリ」ですか?みんなが飲んでいるから「クスリ」ですか?

「クスリ」とはそういうものではないでしょう。ここではその答えは載せませんが、「クスリ」とはいったい何なのかをもう一度考えてみてください。

精神薬はやめるべきシロモノですが、決して今すぐ減らしてはなりません。それは減らすために必要なものを学ばねばならないからです。

精神医学から抜け出すため、精神薬をやめるためにもっとも必要なものが何か?皆さんはわかりますか?

気合でしょうか? 意志でしょうか?

カネでしょうか? 家族の協力? 薬物の減量法?

残念ながら全部外れです。これらは確かに大事かもしれませんが、所詮2番目以降の問題でしかありません。

もっとも必要なもの、それは知識です。

ここでいう知識とは精神医学や心理学に関する根本的な知識です。

精神医学は総体として何を考え、何を目的とし、何のために存在しているのかを、完全に理解することです。これなくして薬を減らすという行為がうまくいくことなどありません。薬物の知識以前の問題なのです。

放射能の問題でたとえてみましょう。今や多くの方が原発反対派だと推測しますが、放射能についての知識だけで原発を否定しているのでしょうか? おそらくそういう方は少ないと思います。自信を持って否定している方は、放射能についての知識だけでなく、原子カムラや規制の矛盾やその周囲の利権、さらにいえばアメリカの思惑、反日勢力の思惑、経済界などの思惑を理解したうえで、原発に反対しているのです。

これとおなじことが精神医学の分野にもいえます。薬物の知識だけではなく、精神医学にまつわるさまざまな知識を理解しなければなりません。本人の願望や経験で語っている限り、精神医療の地獄から逃れることなどできるはずがありません。

だからこそ本書で、すべての背景を学んでいただきたいと願います。それを理解しない限り、薬から卒業することなどあり得ないのです。

以上、抜粋終わり

この著書は精神医学の根本を問うたもので、

そのそも精神医学とはどのような成り立ちなのか?

そこから説明が始まり、

精神医療業界の実態を洗いざらい告発しています。

よくこれほど現役の医者がどうどうと言えたなあと、

その勇気に関心させらえています。

最近は薬物療法中心ではなく、

薬を使わない、

患者に寄り添った治療を心掛ける医師も、

SNSの中で拝見するようになり、

少しずつ増えているように感じています。

しかし実際にはまだ面識は一度もないので、

はっきりとは申し上げられませんが、

この業界が患者にとって良い方向に向かうことを、

願ってやみません。

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