うつ病からの脱出ー薬はなくても大丈夫?ー

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今日は薬はなくても大丈夫というテーマで勉強します。

著書『断薬セラピー』から下記抜粋します。

薬は「なくて大丈夫」

どの病気に関してもそうですが、薬を飲んだ自分と、飲まなかった自分を比べることはできません。インフルエンザワクチンであれば、「打ったときの自分」と「打たなかったときの自分」を比較することはできません。

例えば、血圧の薬を飲み続けて80歳まで生きたおじいさんには「薬のおかげで、血管切れずに長生きできたよね」という見方がされますが、もしかすると飲んでいなくても同じように生きられた可能性もあるのです。薬を飲まずに免疫力を維持することで、もっと長く生きられたかもしれません。

インフルエンザの予防も同じです。注射を打ってもインフルエンザになってしまった方がよく言うのが「だから軽く済んだ」ということです。「打ったことを後悔したくない」という気持ちがそう言わせるのだと思いますが、本当に軽かったのでしょうか? それは誰にもわからないはずです。その時に「注射を打たずにインフルエンザになった自分」との比較はできないからです。

 

薬が手に入らなくなったらどうする

薬を飲んだときと飲まないとき、予防注射をしたときとしないとき。自分は1人しかいないので、その状態を比べることはできません。周りの人は勝手なことも言うでしょう。ですから、薬を飲むか、飲まないかは、自分で決めてください。どういう選択をしてもその結果を引き受けるのは、結局自分なのですから。

そして、「今飲んでいる薬が手に入らなくなったら、どうするか」ということを、常に考えておきましょう。実際に災害などで薬が手に入らなくなることもありえます。薬がなくてもやっていけるのか。それはどのような方法なのか。このように考えることは、自分の身体をより深く知ることにもつながりますし、断薬への第一歩にもなります。一番安心なのは薬が手元にあることではなくて、薬がなくても大丈夫なことなのです。

以上、抜粋終わり

薬を飲むということはある意味依存でもあります。

それはほとんどの方が、

薬が治してくれると思っているからです。

しかし何度も言うように、

薬が病気を治すのではありません。

治すのはあなた自身の自然治癒力なのです。

薬は単に症状を抑えることしかできないのです。

それに副作用も加わってきます。

だから急性病に対しては、

短期的にその症状の苦痛から解放されるために、

使用するのは構わないと思います。

しかし長期になれば、

効かないから症状が収まらないのですから、

飲む必要がないのではないでしょうか?

それよりも他の治療法を模索するほうが、

病気を治す賢明な処置だと思います。

一般的にほとんどの方は、

西洋医学以外の治療手段が、

情報が不足しているため、

極めて少ない状況です。

しかし最近は代替医療といわれる分野の治療家が増えていますので、

インターネットを使えば、

すぐに見つかります。

ただ一般の方は、

西洋医学以外は医療だと思わない知識不足に問題があります。

なぜなら他国では、

西洋医学以外の医療、

いわゆるその国の伝統医療を認めている国も、

たくさんあるからです。

それは単に国の政策の問題なのです。

そういう意味では、

我々国民はもっと医療について、

勉強する必要があります。

どんな医療があるのか知るだけで、

選択幅が広がるからです。

そうすると必然的に薬に頼ろうとはしなくなります。

薬しか治らないと思っているから、

薬を飲むのであって、

もし他にも選択肢があると知っていれば、

ほとんどの方は薬を飲もうとは思わないでしょう。

では他の選択肢となる代替医療とは何なのか?

それは例えば、

鍼灸、漢方、整体、マッサージ、カイロプラクティック、アロマテラピー、

ホメオパシーなどなど、

あげればきりがないくらいたくさんあります。

その中で東洋医学である鍼灸や漢方は我が国の伝統医学です。

伝統医学ということは、

臨床の蓄積が豊富にあるということです。

ですので、

ほかの代替医療よりは治る可能性がグンと高くなります。

だから選択肢の一番目には伝統医学を入れてほしいです。

我が国では明治時代に一旦なくなりましたが、

再度鍼灸だけは復活しました。

この時点で漢方の臨床的蓄積はかなりなくなってしまいました。

しかし鍼灸は今も健全に伝わっています。

代表的なのが経絡治療です。

現在の鍼灸師の中で、

経絡治療を行っている鍼灸師は全体の1割未満といわれていて、

極めて少ないですが、

しかし少ないながらも、

その伝統を引き継いでいる鍼灸師はいるのです。

そのような鍼灸師は、

あなたの町に一人や二人はいるかもしれません。

是非その方を探してみてください。

あなたの病気を治す強力な助っ人となるかもしれません。

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