うつ病からの脱出ー精神医学の背景や思惑についてー

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今回は精神医学の背景や思惑についてというテーマでお伝えします。

著書『心の病に薬はいらない!』から下記抜粋します。

精神医学は牧畜産業である

すべての精神科における診断は嘘であり、その治療は治療行為とは呼びません。また、すべての精神医学が勧めているものは嘘ばかりです。その詳しい内容はここではすべてを書き切れませんが、前掲の2冊の拙著により確認していただければと思います。

 

精神医学の諸問題はすべて優生学から始まります。それを知らずして「精神医学とは何か」を理解したことにはなりません。この話は、「精神医学をなぜ全否定できるのか」という質問と同じです。

なぜ全否定できるのか?

それは精神医学の目的を知っているから、という答えになります。そして人々が何を誤解しているかを知っているということになるのです。ほとんどの人は精神医学や心理学、その他に類するものは、精神をよくしてくれたり癒やしてくれたり道筋を示してくれるものだと思っています。しかしそれは幻想であり、洗脳でしかないことはすでに述べたとおりです。

 

この精神医学と優生学の姿を理解するのに、非常に簡単かつ有用な言葉があります。それが「精神医療は牧畜だ」という言葉です。

元々この言葉は、日本医師会の元会長武見太郎氏のものです。彼は歴代会長の中でもかなり政治力の強いことで有名でした。その武見氏がこう述べていることには重要な意味があります。それを解説すると以下のようになるでしょう。

まず、牧畜ですから牧畜する「モノ」が必要です。その「モノ」こそが患者なのです。だから精神医療にとって患者とは、ヒツジやブタと同じ「モノ」です。これは私が言っているのではありません。牧畜だととらえている武見氏や内情を知る人の代弁です。

人間をニンゲンとヒツジに区別する(優劣をつける)ことこそが、優生学の基本なのです。そして餌が必要ですが、餌とは向精神薬にはかなりません。さらに飼うための牧場が必要ですが、それこそが精神科病院であり患者の家そのものでしょう。他のところへ行って元気になってもらっても困るからです。

また牧畜ですからお金儲けをする必要があります。そのためにどうすればいいかというと、羊毛を刈って繊維にしたり、ウシの乳を精製して売ればいいのです。これは通院したりデイケアに囲ったりして、精神科医や製薬会社が儲けている構図と同じです。

そして最後はどうなるでしょうか?

食肉解体され肉に加工されて売られるだけです。つまり最後は精神医学によって「殺され」ます。

 

これは非常にうまい比喩ですが、決して過剰な表現ではありません。それを日本医師会の元会長が公式に述べたことには、深い意味があるのです。これを理解せずして向精神薬をやめるなどというのは夢のまた夢です。しかもそれは当事者だけでなく家族もともに理解せねばなりません。

 

60年にわたる精神医学の基本計画

もう一つ、ここでは世界精神保健連盟(WFMH)についてお話しましょう。 世界精神保健連盟とは、1948年に創設された世界規模の精神医学団体です。現代においては精神医学界の元締めであり諸悪の根源ともいえる存在ですが、もちろんさまざまなメディアの中ではきれいごとだらけで飾られています。ちなみにこの連盟の元会長であるブロック・チショルムは、国の憲法の破壊を第一の目標に掲げると宣言しました。

ここではまず、それを抜粋してみます。これは公式に残っている記録で音声も存在します。

These psychiatric front groups have a very through program of Western destruction.

1.Destruction of the Constitution.憲法破壊

2.Eradication of boundaries 国境の撤廃(→世界政府、貿易自由化など)

3.Easy seizure of anyone.簡単に誰をも拘束する

4.The “right” to torture or kill.拷問、殺人の“権利”

5.Eradication of all churches.すべての宗教の撤廃

6.Destruction of sexual morality.性道徳の破壊(→フリーセックス)

7.Deprivation of future leaders by the creation of dope addiction in schools. 学校での薬物常用によって未来のリーダーを奪い取ること

Ref: The Humanitarian Freedom Fighter “Constructional Destruction” ,9 June 1969

 

このような目標こそが精神医学の思惑であり目標なのです。

精神医学はこの基本計画にのっとり、自分たちに従順な社会をつくり、それを意のままにコントロールし、支配するという計画を60年以上にわたって推し進めており、警察、教育、医療、政治、その他さまざまな分野を侵食しています。7大目標を掲げたブロック・チショルムでしたが、彼はまた次のようにも述べています。

「世界を支配するために人々の心から排除すべきものは、個人主義、家族のしきたりへの忠誠、愛国心、宗教的な教義である」

「我々精神科医は、道徳という範疇からすでに逸脱している」

「もし、民族が善と悪という不自由な足かせから解放されるとするなら、それは精神科医のおかげである」

 

またブロック・チショルムとともに世界精神保健連盟を創設した元英国陸軍の精神科医ジョン・ローリング・リーズは、1940年に精神衛生に関する英国国民会議の年次会合で、精神医学の目標は社会の主要な分野に浸透することであると演説しました。

しかし具体的には、より多くの精神科医と資金の必要性について各国政府に要求し続けてきただけでした。ここではリーズが残した言葉について引用しておきます。

 

「我々は国民のあらゆる教育活動に精神医学を浸透させねばならない。市民の生活、政治、産業はすべて我々の影響下に置かれるべきだ。我々は数多くの専門家を効果的に攻撃してきた。最も簡単なのは当然ながら教職と教会だ。法律と医学が最も手強い」

「大衆の生命、政治、そして産業はどれも、(精神医学の)影響下に入るべきである。もし私たちが他の人々の職業であり社会の活動に進入するなら、私たちは全体主義を模倣しなければならない。そして、ある種の第5部隊的な活動を組織しなければならない。したがって、自分たちを密かに「第5部隊』にしようではないか」

 

第二次世界大戦前後の当時、精神論や思想論、哲学論を形成する主たる存在は、教育と宗教であったことは間違いありません。精神医学や心理学の立場としてはその分野を蹴落とし、自分たちが主流になって支配していく目標を立てたのは必然かもしれません。

もちろん当時でも現在でも、教育や宗教に問題がなかったあけではありません。

たとえばアメリカでは、1940年代の教育現場における子どもたちの問題とは、ガムをかむ、立ち上がる、私語などでしたが、現在においては暴力、リンチ、薬物乱用、最悪は殺人事件など驚くほどに変貌していきます。

今、精神医学で起きていることが偶発的、あるいは時代のニーズによって起きていると思ったらそれは大間違いです。精神医学界と製薬業界は極めて用意周到に、かつそれを地球規模でやっていて、この時代に起きている事象はすべてあらかじめ計画されたものであるということを理解しなくてはなりません。

 

繰り返し述べますが、事実として確かなのは、精神医学とは人を殺すために開発され、吟味されてきた学問だということです。人を迫害し監禁し、いかに隷属化するかを考えてきました。だから精神医学の手法はどんなものであれ意味がないと言い切れるのです。前提や基礎が狂っていて、その狂った前提を元にして現在の教科書はつくられています。したがってどのような人間が精神医学を用いても決してよくはなりません。

確かに精神科医の中にも話が通じそうなまともな人や、私よりよほど優しい人もいるでしょう。しかしたとえそうであっても、その人たちが精神医学にほんの少しでも頼っているかぎり、やはり改善することはないのです。だからこそいい精神医療があるのではないかと錯覚します。

ここまでくれば精神医学や心理学は、私たちが求めるものと本質的な目的が違うことはおわかりでしょう。

以上、抜粋終わり

いかがですか?

受け入れがたい内容かもしれませんが、

信じられない方は、

ご自分でも調べて、

事実を確認してください。

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