うつ病からの脱出ー数字で見る精神医学の実情ー

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今回は数字で見る精神医学の実情というテーマでお伝えします。

著書『心の病に薬はいらない!』から下記抜粋します。

不審死から検出される向精神薬と凶悪犯罪事件の関連性

一般的なデータのおさらいをしてみましょう。

下の表は、精神科病院における死亡数と入院、処遇の実態です。

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東京都監察医務院では、2010年度に l万4396件の検体、2938人の行政解剖が行われました。中毒死の主な原因はエタノール(要するにアルコール)と医薬品の2種類で、検出された医薬品の約96%が精神科処方薬です。

東京都だけで843人の不審死の原因が医薬品、その大半が向精神薬となっています。また不審死の全員が解剖されているわけではなく、このデータは東京都のみであることに留意しなければなりません。個人的な予想で言えば、全国で5000人から8000人は向精神薬により中毒死している可能性があります。全員が検死されていないことを考えれば、もっと多いかもしれません。

 

精神疾患による教職者の休暇数は、1995年の1240人から2009年には、5458人と4・4倍に増加しています。14年連続で自死3万人を超えていますが、それも1990年代後半から急激にです。

隠された中毒・不審死死者数が何人いるかも調査されていません。警察が扱う変死体数は目方9396人(2001年度)から17万1025人(2010年度)であり、この中にも精神医学の被害者が含まれていると推測します。

3次救急の搬送件数は63万8141人(2010年度。そのうち10%〜20%が自殺企図者) であり、6万人〜12万人の自死・中毒死・不審死予備軍の存在が推測されます。これらはほぼすべてが医原病と言えるものです(「精神医療改善の為の要望書」より)。

 

それに比して増大する精神医療関連社会コストがこちらです。

・医療費、健康保険への税金負担、11兆円

・精神疾患の医療費、1兆9046億円(2009年度)

・精神疾患の社会コスト、8・2兆円

・生活保護予算、4兆6250億円(2010年度)

・自立支援費、3兆4000億円(2010年度)

・精神疾患患者数、200万人(1996年)から400万人(2010年)

 

自殺で亡くなった人の1割は精神科を受診し治療中だったことが、全国自死遺族連絡会(代表田中幸子氏)の遺族への聞き取り調査でわかっています。

調査は2006年に始められ、遺族から寄せられた電話や手紙、対面での相談をきっかけに、自殺者が精神科を受診していた例が多いことに着目しました。2012 年3月までの調査では対象となった1016人の自殺者のうち、精神科を受診、治療中だった人は701人で69%を占めました。2008年1月以降では883人のち632人と71・6%に上ります。

連絡会によると自殺者のうち飛び降り、飛び込みは197人。飛び降り自殺を図った場合は、全員が向精神薬を服用していました。その多くは抗うつ薬などを1回5〜7錠、1日3回(一部は他に就寝時も)服用し、女性の割合が高いことも特徴です。

「朦朧とした状態での衝動的な行動だったのでは」などと、副作用への疑いを口にする遺族も多いと言います。前述の代表田中幸子氏は「受診は増えても、自殺は減っていないのが実情。自殺予防はうつ対策からとキャンペーンを展開する前に、国はしっかりと調査をやってほしい」と訴えています。

この場合、結果と原因を混同してはなりません。

精神科にかかる前は自死や自傷行為がどの程度だったと思いますか?

すべてとまでは断定できませんが、ほとんどが医原病による自死であると推測されるのです。

 

またほんの一例ですが、以下のような事件が精神医薬摂取後に発生しています。

もちろん私はすべての飛び降り自殺や凶悪犯罪が向精神薬によって起こされていると までは言いません。しかし麻薬や覚醒剤の類似物質なのですから、いつ起こるかわからない危険性があるのも事実です。

・大阪池田、国立池田小学校に乱入し児童を殺傷した事件

・会津若松、母親の首をのこぎりで切断し殺害した事件

・横浜、2歳の女児をいきなり襲った事件

・奈良、幼女誘拐殺人事件

・秋田、自分及び友たちの子どもを殺害した事件

・長久手、自宅に龍城し警察官を射殺した事件

・豊中、中学生らがカマを持った自転車の男に襲われた通り魔事件

・渋谷、少年による金属バット通り魔事件

・佐世保、スポーツクラブ内での銃乱射殺人事件

・品川区、商店街で男子生徒が両手に包丁を持ち通行人5人に襲いかかった事件

・徳島、長女が母親と弟・妹などを包丁で首などを刺して殺傷した事件・相模原、57歳の女が自宅で子どもを殺害した事件

・文京区、42歳の女が友だち2人と遊んでいた小1女児に突然包丁で切りつけた事件

・坂戸、12階建てマンションから、26歳の双子姉妹が飛び降り死亡した事件

・藤沢、33歳の主婦が我が子を投げ落とした後、自らも飛び降りた事件

 

など、まだまだたくさんあります。

 

※生命に危険が及ぶような重症、重篤患者への対応を担う。

 

なぜ精神科病院で多くの人が死ぬのか

アメリカをはじめ世界における基本的なデータもおさらいしましょう。

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市民の人権擁護の会のデータによると、1965年から2005年のアメリカ全体制において、精神科病院で死亡した患者の数は約110万人で、1776年以降に戦死した人数の約74万人を大きく上回ります。

 

アメリカでは向精神薬によって毎月約 3000人以上が死亡しています。にもかかわらず精神医学界と製薬業界は、年間約 3000億ドル以上を売り上げています。

アメリカの診断マニュアルDSMにおいて、その中にリストされる障害を決めていた精神科医たちの約56%が、製薬会社と金銭的なつながりを持っていることがわかりました。2013年に出版される予定の最新版DSM5では、特別委員会の約68%が何らかのかたちで製薬会社から金銭を得ていたことを報告しています。

 

精神科医が犯罪心理の専門家を自称し、裁判制度に不可欠な存在となって以来、アメリカだけで18歳以下の薬物乱用者は290倍以上増加し、凶悪犯罪率は147%増加しました。

コロンパイン高校銃乱射事件など抗うつ薬に起因する事件が後を絶たないことは、みなさんご存じだと思います。毎年200億ドルを超える予算が刑務所と司法制度における精神医学の実践や治療に費やされていますが、常習犯罪率は60%を超えています。

これらの数字を見て、みなさんは何を思うでしょうか?

何度も言いますが「運用の仕方が悪いからだ」と思っているうちは、薬を抜くことなどできません。「こうなること」、「こうすること」こそ精神医学の日的なのです。

 

以上、抜粋終わり

数字を見ると、

わかりやすいと思います。

まだ???かもしれませんが、

うつ病から脱出するには、

まずは医療に対するマインドコントロールから脱出する必要があります。

でないと現医療に頼り、

いつまでも脱出できない環境の中にいたままになります。

何が真実かを見極めてください。

そうしない限り、

うつ病からの脱出はできないのです。

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