うつ病からの脱出ー慢性疾患は薬を飲んでも治らないー

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今日は、薬は慢性疾患について、

効果はどうなのかということです。

著書『断薬セラピー』から下記抜粋します。

飲んでも治らない慢性疾患
慢性疾患に薬はいりません。薬が効く病気と効かない病気があるのです。
何から何まで「病気」とひとくくりにされていますが、病気は大きく3つに分けられます。「先天的」「急性」「慢性」というくくりです。何か病気にかかったときには、まずその病気がこのうちのどれにあたるかを考えるといいと思います。
先天的な病気の場合は特に、薬で命が助かったり、重症化をストップできたりすることがあります。急性の病気の場合も同じです。脳梗塞などの血栓による血管の詰まりをすぐに解消したり、急な発作を抑えたりするときに、薬はおおいに力を発揮します。つまり急に起きた症状を「抑える」作用がものを言うわけです。
しかし、慢性の病気の場合は、マイナス面ばかりが目立ちます。しばしば「一生のおつきあい」といわれる薬がありますが、これはすなわち「飲んでも治らない」ということです。数年に亘って同じ薬を飲み続けている方は、一考の余地があると思います。

やめられない慢性疾患薬
私がやめましょうと言っているのは、慢性の病気の薬です。そのほとんどが生活習慣病なので、これらの病気は生活習慣を変えない限り、薬を飲み続けてもよくなることはありません。「生活習慣病」といわれるのはそのためです。薬を飲めばとりあえず現在の症状が「軽くなったように感じられる(抑えられる)」ために、生活を変えずに服薬を続け、薬が手放せなくなってしまう方が多いのです。
慢性疾患に関しては第2章で詳しくご説明しますが、ここではなぜ薬がやめられなくなるのかを詳しくご説明していきます。
残念なことに、身体はどんどん薬に慣れてしまいます。つまり耐性ができてしまうのです。それには大きく分けて2つの側面があります。一つは「身体が怠ける」ことを覚える。もう一つは「身体が賢くなる」ということです。この相反するような2つの身体の反応を 見ていきたいと思います。

薬の「サイン」 で身体が怠ける
「身体が怠ける」。薬が送るサインにより、身体が判断を間違うということです。
例えば目薬。「ちょっとドライアイかな」と思って使い続けると、目は涙の分泌を控えるようになります。「外からこれだけ補給されるんだから、自分でも涙を出したらつくり過ぎになる」と判断するわけです。というわけで、自力ではどんどん涙をつくらなくなるため、目薬は欠かせなくなります。こうなると本当のドライアイになってしまいます。
便秘薬も同じです。腸の蠕動運動が不十分だと便秘になりますが、それで安易に薬を飲み始めるのは考えものです。薬による外からの刺激で蠕動運動がなされるようになると、身体は「自分も蠕動運動したら、しすぎだな」と判断。ますます腸は自力では動かなくなってしまいます。そして便秘薬が手放せないことに……。

身体は外からのサインに反応するようにできている
薬だけでなく、母乳も同じです。赤ちゃんが飲んでいる間は、身体は母乳をつくってくれます。そして飲まなくなったとたんに、つくるのをやめてしまいます。小学生になってもあげているお母さんもいますが、それは「吸う」という刺激によって、身体が「母乳をつくらなきゃ」と反応するからです。母乳が出る理由にはホルモンだけではなく、外からの刺激もあるのです。身体は外からの「必要」「必要じゃない」というサインにきちんと反応し、必要そうならばつくる(動かす)、そうでなさそうならつくらない(運動しない)などのように反応しているのです。
薬を飲むということは、身体に「あるサイン」を出すということ。慢性的に間違ったサインを出し続けると、身体はそれに応じて反応します。「涙はつくらなくても外から補給される」「腸は動かさなくても動かしてくれる」といったように。薬を飲むときには、自分の身体に間違ったサインを与えていないかどうか、考える必要がありそうです。

以上、抜粋終わり

ずっと薬を飲む=治らない、

というのが真実だと思うのですが、

医師は飲んでるからその現状維持が出来ているのだと、

患者に説明しているようです。

私自身何度か複数の患者さんからそう聞いています。

患者さんは何か今一つ納得できていないようですが、

医者が言うんだから仕方ないかというぐあいで、

服用を続けています。

特に年配の方がこの傾向が強いようです。

年配の特に女性の方はほとんど身体のことについて、

自分では勉強しません。

ですから自分自身では何が良くて、

何が悪いかを判断できないので、

医師の言われるまま、

完全に依存状態になっています。

だから年配者ほど、

薬漬け状態になりやすいのです。

それは多くの年配者が、

何種類かの薬をいつも服用していることでおわかりだと思います。

何種類もあるため、

ほとんどの方が何を飲んでいるか、

自分では把握できていません。

いつもどんな薬を飲んでるんですかと、

質問するのですが、

きちんと答えられる方は、

ほとんどいません。

つまり何もわからずに、

処方されているから飲んでいるのです。

私はいつもこの時、

よく何もわからずに薬を飲めるなと、

内心恐怖を感じています。

つまり何も考えずに処方された薬を飲んでいる方は、

薬の副作用について、

まったく何も考えず、

何も知らずに服用しているわけです。

短期間なら問題ありませんが、

長期間何種類もの薬を飲むと、

副作用の影響で体に異常が発生します。

しかし医師を含め、

ほとんどの方はその異常を薬の副作用だとは思いません。

医師は問題が起これば薬を増やし、

患者は黙ってそれに従うという構図が出来上がっているので、

ただ服用する薬が増えていくだけなのです。

慢性化した場合に、

その原因も考えませんが、

どうやって薬を減らすかという発想も、

医師も患者も欠落しているからです。

この悪循環を断ち切るには、

患者側が少し薬について勉強する必要があります。

その勉強は難しい専門知識は必要としません。

ただ薬がどういうものなのかということを知れば、

いいだけなので、

これから私と一緒に勉強していきましょう。

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