今回は同テーマの第6弾です。
著書『なぜあなたは食べすぎてしまうのか 低血糖症という病』から下記抜粋します。
2.不足した栄養素を補う
低血糖症の治療において、食事とならび、とても重要をことは、「不足した栄養素を補給する」ということです。
低血糖症を起こすような食生活は、当然栄養失調を起こしやすい食生活です。
血糖値が上がりやすい食べもの、つまり精製された炭水化物には、タン白質やビタミン、ミネラルなどはほとんど入っていません。そのような栄養素の不足は、それ自体がいろいろな症状の原因となるだけでなく、ホルモンや自律神経のバランスを崩し、低血糖症の症状を修飾することになります。
また、低血糖症になりやすい人は、もともとビタミンの必要量が多い人だといわれています。そもそも栄養素の必要量は個人差が大きく、もっとも大きい場合で200倍の開きがあるといわれています。ある人には十分な栄養素がとれると考えられる食事でも、ある人にはまったく足りない、というのはよくあることなのです。
低血糖症の治療にとくに重要なのは、以下の栄養素です。
・タン白質・アミノ酸
・ビタミンB群
・ビタミンC
・鉄
・亜鉛
・カルシウム・マグネシウム
・クロム(クロミウム)
・食物繊維
それぞれの栄養素のくわしいはたらきは下記の表をご覧ください。
3.運 動
運動をすることで筋肉が糖をとりこむことにより、血糖値の上昇を防ぐことができ、血糖値が安定します。食後の運動がとくにおすすめです。この場合、なるべく大きな筋肉(太ももの筋肉など)をつかうようにすると効果が出やすいです。
また、筋肉運動によってインスリンの効きがよくなり、インスリン抵抗性の改善にも役立ちます。継続しておこなうためには、ゲーム的な要素を含んだ、楽しんでできるスポーツがよいでしょう。ライフスタイルに合った運動を選んでください。
4.ストレスマネジメント
精神的なストレスはアドレナリンを分泌させ、血糖値を不安定にさせます。治癒中はなるべくストレスを避けるようにするのが賢明です。また、自分なりのストレス解消法や、リラックス法を見つけ、うまく心と体をリラックスさせるように工夫しましょう。
また、自分自身やまわりの環境についてネガティブな考えを持っていると、ストレスを感じやすいものです。まちがった考えや思いこみが、知らず知らずのうちに、感じる必要のないストレスを作り出しているというのはよくあることです。思いこみや考え方は変えることができるので、必要な場合は心理療法の専門家の助けをかりてみるとよいでしょう。
5.その他
まちがった食事や生活習慣が低血糖症を起こす原因となり、さまざまなホルモンバランスの乱れを起こす原因となりますが、逆に、なんらかの原因による「ホルモンバランスの乱れ」が低血糖症を引き起こしている場合があります。
隠れた甲状腺機能低下症や、副腎機能低下症はその代表的なものです。これらのホルモンは血糖値を上げるはたらきがあるため、その低下が低血糖症の原因になっている場合があるのです。この場合、ホルモンバランスの乱れをととのえることが、低血糖症の治療になります。
血液中のホルモンを調べても、数値が基準値内に入っていた場合、異常なしと診断されることがほとんどであり、このような状態の多くはみすごされていると考えられます。ホルモンバランスの乱れについては本書の主題ではないので深くは触れませんが、これらの問題が疑われる場合には、ホルモン療法にくわしい医師の診断を受けることが必要です。
内分泌臓器(ホルモンを作る臓器)をいためてしまう原因として、食物アレルギーがあげられます。食物アレルギーがあると、アレルゲンに対抗するためにコルチゾール・アドレナリン・ノルアドレナリンなどのホルモンが過剰に分泌され、ホルモンバランスを崩す原因になることが指摘されています。食物アレルギーがある場合は、原因となる食品を避けることで、症状の改善が期待できます。この場合、IgE抗体ではなくIgG抗体をしらべる必要があります。
また近年の研究によって、ビタミンDが人間のホルモンシステム全体に多大な影響を及ぼしていることが明らかになっています。ビタミンDの欠乏が、ホルモンバランスの乱れ、免疫力低下、感染症、動脈硬化、自己免疫疾患、がんなどの重大な疾患を引き起こすと考えられているのです。先進国ではビタミンDの欠乏は疫病のように蔓延している、とさえいわれています。この場合、ビタミンDの血中濃度を調べ、ビタミンDの補給によって治療をおこなうことができます。
このほかにも、腸内細菌のアンバランス、カンジダ菌などの感染症、重金属の蓄積などが、低血糖症をはじめとするさまざまな難病や症状の原因となっている場合があります。適切な検査をおこない、原因に応じた治療をしていくことが必要です。
以上、抜粋終わり
健康体の折にサプリメントの摂取は
私はあまりお薦めしていませんが、
治療としてなら使用するのは
ありだと考えています。
なので、
自分で改善を考えられる場合は、
上記の栄養素を参考にして、
あまり高価なものは
使わなくても良いと思います。
自分に負担がかからない程度の金額のものを
使用すれば良いと思います。