うつ病からの脱出ーなぜ、精神科・心療内科では改善されないのか。うつの常識を検証する。 2-

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今回は同テーマの第2弾です。

著書『新型「うつ」原因は首にあった!』から下記抜粋します。

SSRIの服用と暴力行為との因果関係を認め、注意を喚起

抗うつ薬「パキシル」などのSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を服用した後、興奮や攻撃性、易刺激性などの副作用報告の中に、自殺関連のみならず、他人に危害を与えたなどの症例が含まれていることから、医薬品医療機器総合機構安全部はSSRI等の服用と他害行為との因果関係について調査を行いました。

精査の結果、パロキセチンの副作用報告二件とフルボキサミンの副作用報告二件において、医薬品と他害行為との因果関係を否定できないと評価しました。

これを受けて、SSRIであるパロキセチン、フルボキサミン、セルトラリンと、SNRIであるミルナシプランについて、使用上の注意を改訂し、「重要な基本的注意」の項に、興奮、攻撃性、易刺激性等に対する注意喚起などを追記することが妥当であると評価しました。

(厚生労働省による二〇〇九年五月八日発表資料を要約)

 

抗うつ薬の使用上の注意に、自殺リスクを盛り込む

厚生労働省医薬食品局は、二〇〇七年一〇月三一日に改訂を指導した医薬品の使用上の注意について、改訂内容を発表しました。

今回行った複数の抗うつ薬の臨床試験において二四歳以下の患者さんに自殺念虜や自殺企図などのリスクが増加したという試験結果に基づき、抗うつ薬の全般的な使用上の注意として、「①二四歳以下の患者においては、自殺念慮や自殺企図のリスクが増加すること」「②うつ症状のある患者は希死念慮があり、自殺企図のおそれがあること」「③家族等に自殺念虜や自殺企図のリスクについて十分な説明をすること」などを盛り込んで、注意喚起を図ることにしました。

(厚生労働省医薬食品局による二〇〇七年二一月発表資料を要約)

 

抗うつ薬、飲み始めに高まる自殺企図

三環系抗うつ薬を含めて、現在、日本で使用されている抗うつ薬(スルビリドを除く)は、飲み始め時期に、自殺者が増える恐れがあります。そのため、二四歳以下のうつ病の患者さんにこれらの抗うつ薬を使用する場合は、リスクと長所をよく考慮して慎重に取り扱うようにという指導がなされています。

これは、SSRIを使い始めたり、用量を変更したりするときに、不眠、不安、焦燥感から易刺激性(音、接触など、刺激に過敏になった状態)、衝動性亢進、アカシジア、躁状態、自傷・自殺企図などの賦活症候群が発症する可能性が指摘されたことが背景になっています。

(『自殺予防マニュアル第2版』 (社団法人日本医師会編集/西島英利監修)参考)

 

薬に頼らない治療の実践

一方、頸筋症候群の治療は、西洋医学と東洋医学を併合させた薬物と理学療法(物理療法)で行います。

薬は部分的にしか使いません。ここが、一般的な病院や精神科、心療内科との大きな違いといえるでしょう。一時的に薬で痛みなどを抑える対症療法ではなく、首の異常の原因を根本から取り除く根本治療を行います。

入院中は、神経に作用するビタミンB類の点滴を行い、状態によっては点滴を飲み薬に代えることがあります。

あまりにも首の痛みがひどくて我慢ができない患者さんには鎮静剤などを処方することがありますが、一時的に痛みを抑えるだけで、基本的に薬は用いません。

うつ症状を訴えて入院している患者さんのなかには、それまで抗うつ薬による薬物療法を受けてきた人も少なくありません。そのような場合、いきなり抗うつ薬の服用を中止するようなことはせずに、首の治療をしながら症状の消失具合を見て、徐々に減薬していきます。

常用していた薬の服用をいきなり中止すると、不安や焦燥、不眠など、禁断症状のような離脱症候群を起こす可能性があるからです。しかし、この治療法では、治療終了前までに抗うつ薬を切るのが原則です。入院前にのんでいたクスリは、入院時にできれば切ります。が、すぐに切れない場合は、そのままにして症状を見ながら減量してゆき、原則的にゼロにします。

自殺未遂を繰り返すほど重症のケースでも、首の治療で自覚症状や他覚症状が消えていくにつれ、抗うつ薬から解放されて、元気になっていった症例がたくさんあります。

 

イギリスでも抗うつ薬に頼らない治療を実践

二〇〇九年に放映された『NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる』 でも、治療が長期化している患者さんの多くが、不必要に多くの種類や量の抗うつ薬を投与されているという現実があるのだと語られていました。うつ先進国の英国では、二年ほど前から抗うつ薬に頼らず、カウンセリングによる「心理療法」を中心に、うつ病治療を進めて効果を上げているそうです。

 

以上、抜粋終わり

海外ではもううつ病は薬物療法では治らないことがわかってますので、

とっくに他の治療法に切り替わっているようです。

しかし日本では情報統制のおかげで、

そのことは知られていません。

情報は大資本の製薬会社が仕切ってますので、

薬が売れるような情報しか流していません。

私がこれまでお伝えしてきた情報は

亜流であり、

信じられないかもしれません。

キチガイだと思っている方も多いと思います。

しかし心の片隅に断片だけでも覚えていただければ、

いつか真実が明るみになったときに、

理解できると思います。

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