うつ病からの脱出-砂糖で太る 3 -

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砂糖で太る第3弾です。

人口甘味料の罠を知ってください。

著書「砂糖をやめればうつにならない」から下記抜粋します。

・砂糖よりももっと悪いブドウ糖果糖液糖
 砂糖が健康に有害であることを述べてきましたが、それ以上に悪いのがブドウ糖果糖液糖です。1970年ころから、食品会社はサトウキビやサトウダイコンからつくる砂糖の代わりに、トウモロコシを原料とする甘味料を使用するようになりました。
 ブドウ糖果糖液糖は、トウモロコシのデンプンを酵素で処理したもので、通常、ブドウ糖と果糖がおよそ半分ずつ含まれ、砂糖に似た甘みがあります。
 そういうわけでブドウ糖果糖液糖は、清涼飲料水、パン、クッキー、シリアル、ソース、冷凍食品、加工食品、缶詰、ジャムなど、甘いものなら何にでも入っています。
 食品会社が砂糖からブドウ糖果糖液糖に切り換えたのは、ブドウ糖果糖液糖が砂糖よりずっと安価だからですが、これに加えて、砂糖より甘く、食品を加工する際に操作がより簡単で、食品の賞味期限がより長く、焼き物のホカホカした温かさと色をより長く保つことができるという利点があるからです。
 興味深いことに、アメリカではブドウ糖果糖液糖の使用量が1970年から1990年の20年間に10倍に増えましたが、それにともない肥満も激増しました。低価格のブドウ糖果糖液糖を使用することで、食品会社は利益を損ねることなく、食品のサイズを大きくできたのです。

・あなたを格段に太らせる果糖
 ブドウ糖果糖液糖が砂糖よりも太らせるのですが、その理由を考えてみましょう。ブドウ糖果糖液糖を含んだ清涼飲料水は、砂糖を含んだものにくらべ、血糖を上昇させません。血糖の上昇によってインスリンが放出されます。インスリンは、細胞にブドウ糖を取り込ませてエネルギーをつくらせるだけでなく、満腹感を発生させるのです。したがって、ブドウ糖果糖液糖を食べても満足感が得られないので、過食を招き、太らせるのです。
果糖100パーセントで甘くした飲みものと食事を摂取したときのホルモンの変化を調べた実験があります。果糖で甘くした飲みものと食事を摂取すると、砂糖で甘くした飲みものにくらべ、インスリンとレプチンの放出量が減りました。
 インスリンは満腹感を与えます。レプチンは食欲を低下させ、食べものの摂取量を低下させ、脂肪を燃やします。インスリンとレプチンが減ると、たくさん食べ太るのです。
 そのうえ、果糖を摂取すると直接に肝臓に送られます。肝臓で果糖はブドウ糖よりも迅速に脂肪に変換されるのです。
 肥満になるのは、カロリーの過剰摂取と運動不足だけが原因であると信じられてきましたが、そうではありませんでした。ある種の食べもの、とりわけ果糖が人を迅速に太らせるのです。

・人口甘味料の安全性は疑問!
 砂糖が健康に悪いことに気づいたある人は、その使用を減らそうとしました。そこで、砂糖の代わりに人工甘味料を使用することを思いつき、それでよいかと質問してきました。その人が自分の口に入れるものは、本人の意志が最優先されます。しかし、つぎのことを覚えていてください。
 それは、食品会社は人口甘味料の安全性は十分に証明されていると主張しますが、アスパムテール、スクラロース、スッカリン、アセスルファムなど現在使用されている人口甘味料の安全性への疑問が投げかけられているということです。
 資本主義社会では当然のことですが、人口甘味料の関連企業からカネを受け取っている科学者たちは、人口甘味料が安全だと主張します。しかし、人口甘味料の関連企業からカネを受け取っていない独立の科学者たちは、砂糖の代替品という人工的で不自然な「薬品」を使用するのではなく、自然のままの甘いものを選ぶように主張しています。どちらの意見に信用がおけるかは明らかです。

・カロリーオフの人口甘味料で太る!
 でも、人口甘味料は体重を落とすのに役立つのではないでしょうか?「カロリーオフ」とか、「カロリーゼロ」を謳ったドリンクが盛んに宣伝されています。
 しかし、人口甘味料を使用した食べものや飲みものが体重を減らすのに役立つという考えは間違っています。それどころか、多くの人々が体重を減らすよりむしろ、増加しているのです。
 アリゾナ州のコリ・ブラケットさんは、ダイエットソーダを飲むのをやめたら35キロも体重が落ちました。そして彼女はアスパルテームについて「甘い苦痛(Sweet Misery)毒された世界」という題名のドキュメントを制作し、YouTubeで世界中に公開しています。
 ダイエット目的で使用した人口甘味料によって、皮肉にも食欲が増して太るというのです。この逆説を調査したのが、ノースイースタンオハイオ大学のラルフ・ウォルトン教授です。
 彼はこう言います。「ある研究では、人口甘味料の入った食べものを摂取した人は、砂糖の入った食べものを摂取した人にくらべ、翌日のカロリー摂取量が高くなっていることを報告しています」
 アメリカがん協会から資金提供された7万8000人の女性を対象にした研究でも、サッカリンの使用で体重が増えることが報告されています。
 ネズミを使った実験でも、人口甘味料を加えたヨーグルトを摂取したネズミは、プレーンヨーグルトを摂取したネズミにくらべ、食事全体の摂取量が多く、体重も増加していたのです。
 人口甘味料で体重を落とすことはできません。それより安全性に心配がありますから、使用を避けるのがよいでしょう。

以上、抜粋終わり

いかがでしょうか?

人口甘味料なら太らないというのは、まっかなうそです。

それにもまして、発がん性の疑いがあるのです。

ダイエット食品にも人口甘味料は使用されていますが、

やせるどころか、太ってしまいます。

せっかく痩せることを目指しているのに、

これでは逆効果ですね。

国や企業は利益を優先しているので、本当に健康になりたければ、

国や企業の言うことには騙されないことです。

彼らは必ず御用学者を使って宣伝してきますので、簡単に騙されてしまいますが、

本当のことを言っているのは誰であるか、よく確認してくださいね。

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