うつ病からの脱出ー精神科は、やりたり放題! 4ー

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今日は第4弾です。

著書『精神科は今日も、やりたい放題』から下記抜粋します。

心理療法だから良いわけではない
心理療法については一般人の大半が「良いもの」である、という認識を持っているようだ。確かに薬物療法よりは良いかもしれないが、心理療法は精神医学同様、非常に危険が多い。精神分析療法、認知療法、催眠療法などから、現在最も主流な来談者面談療法までさまざまあり、それぞれに歴史があるので、ここでその変遷のすべてを表すのは難しいが、もともと心理学も精神医学同様、優生学的な側面を持っているため、人々の思想に洗脳や差別を加えることに一役買ってきたといえる。
 政治犯や思想犯という存在は、もともと心理学から生み出された代物で、社会にそぐわなければ、どんなに脳が正常であろうと異常者にされてきた。心というものは個々別で必ず違っていて、それが個性や思想であるはずなのに、脳科学的な面を無視して心を規定しているわけだから、差別的になるのも当然である。
 そこまで言わなくても、実際心理カウンセリングを受けてむしろ悪くなった、というケースは跡を絶たない。近年はスピリチュアルカウンセラーなどの存在も増えてきて、詐欺まがいで高額なお金をだまし取っているものも少なくない。心理学だから、カウンセリングだから良だと、決して考えてはならないのである。
 戦後日本の入院精神医療についても、褒められるような流れは皆無に等しい。日本の精神科病院は先進国中最多で、全国の入院患者数は31万人を超える。これは非常に恥ずべきことだがまったく改善の兆しがない。
 また何十年も精神病院に閉じ込められている患者が数万人いて、世界中の人権団体から非難されている。その患者の大半は主だった精神症状もなく、おとなしいだけだったり、人付き合いが苦手なだけの人である。
 精神病院では人権を無視される扱いが多く、家族との面会も許されず、薬は大量に飲まされ、スタッフに少しでも反抗すれば監獄(=保護室)に入れられる。薬を飲むことを拒絶することはできない。男性スタッフが患者を羽交い絞めにして薬を飲ませることが常態化しているのである。一日中ベッドに拘束され、患者が懇願しても拘束が解かれることはない。

ある患者の入院体験
 私のところに通院中の、ある患者さんが書いた入院体験を記載しておこう。
「(入院させられて薬を大量に授与され)殺したい気持ちは今でも消えない。同じ目に、いやもっとひどい目にあわせてやりたい。私はモルモットじゃない。隔離室というところはすごいところだ。壁は爪で書かれたわけのわからない文字、ひっかきあと、血だらけ。水分は一日に二回しか与えられない。トイレも流せない。汚く薄い布団が一枚敷いてあり着替えもできない。刑務所のようだと思った。体調が悪く呼んでもだれも来てくれない。暴れれば全身縛り付けられる。大声を出せばさるぐつわのようなものをされる。一日中壁やドアを蹴る音、叫び声、うめき声でいっぱいだ。そんなこんなで病院とは一切かかわりたくなく自分ですべての薬をやめた。薬を飲むのが怖くなったからだ。そしたら離脱症状が出て寝たきりになってしまった。一応他の病院に行ったが相手にされなかった。そういえば昔飛び降りをして三カ月車いすになったこともある。何回救急車に乗ったかわからない。今は薬がほとんどなくなり飛び降りも自殺企図もなくなった。しかし入院のトラウマは残ったままだ」
 ちなみにこの病院は某県において最も権威あり、病床数も多い精神病院である。
 このように総論からみても、精神科医療という存在が、医療としてまともな行為を行なっているとは到底いえない現況なのである。
 そしてそのことは多くの精神科医以外の医師が認識していることであり、精神科医だけが裸の王様のように、自分たちのやっていることは正しいと主張してきた。
 しかしもう限界である。精神科医が行なった数々の拷問的治療行為、特に多剤大量薬物療法、電気けいれん療法、違法的な強制入院による被害に対し、2011年から数年の間に、爆発的に訴訟行為が広まっていくであろう。
 なぜなら世界では先行して精神科への訴訟が増えているからである。特に多剤薬物療法については、今後集団訴訟となる可能性が高いかもしれない。

以上、抜粋終わり

心理療法に関しては、

対処療法ですので、

カウンセリングを受けたから、

完全に良くなるということはありません。

あくまで問題としている部分に関してアプローチしているわけですから、

その部分はクリアになるかもしれませんが、

しかし、それは全体の一部分を良くしているのであって、

完全に治しているわけではないのです。

そのことを理解した上で、

上手に使うといいと思います。

入院体験は恐ろしい話ですね。

こんなことが行われていると知ったら、

あなたはそれでも病院に行きますか?

わたしたちは精神科の実態について、

もっと深く知る必要があります。

共に勉強して行きましょう!

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