うつ病からの脱出ー精神医療の実態 6ー

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精神医療の実態パート6です。

著書『薬を抜くと、心の病は9割治る』から下記抜粋します。

薬の多量投与を改めない精神科医
 2010年、「いのちを守る 心の健康対策に関連して」という勉強会がありました。国会議員とその秘書や関係者など40人近くの人が参加し、青少年の自殺防止、心の健康対策のために緊急提言を行っていました。
 基調報告として、「市民の人権擁護の会日本支部」代表世話役の南孝次氏による、「なぜ自殺者が減らないのか?心の健康対策の実情と課題」がありました。ついで「全国自死遺族連絡会」世話人の田中幸子氏による「1000人を超える白死遺族への独自調査で浮かんできた問題点」という講演が行われました。田中氏のご子息は、精神科で向精神薬を出されて服用したことが引き金となって、自ら死を選んだそうです。
 出席者のなかには、医師の向精神薬処方の過失が原因で妻が自殺してしまった方がいましたが、彼などは逆に「妻を薬で殺害したのではないか?」と警察からあらぬ疑いをかけられ、奥様の遺体は行政解剖までされてしまったそうです。
 行政解剖の結果、胃や血中からは医師が処方していた複数の向精神薬の成分が検出されました。しかもその結果、禁忌とされている「中枢神経抑制剤」まで投与されていたことがわかったのです。亡くなった奥様は11種類、33個もの錠剤を1日分として大量投与されていたといいます。
 このような事件は、一般の方が気づかないだけで、実は多くあるのですが、精神科医が薬の過剰投与を改める気配は一向にありません。精神医療の分野は改善されるどころか、急成長の「産業」となっているのです。

向精神薬で「外に向かった」犯罪者
 通り魔、親殺し、子殺しなどの残虐な殺人事件がしばしば報道されます。そしてときおり、事件を伝えるテレビキャスターが「容疑者は以前、精神科への通院歴があるということです」などというため、「ああ、精神病だったから、あんな事件を起こしたんだな」と思う人が多いでしょう。しかしそれは、非常に誤った認識なのです。
 こうしたケースのほとんどは、「精神病だから」犯罪に走ったのではなく、「向精神薬を飲んでいた」ことが事件を起こした一因ということです。
 先ほど紹介した南孝次氏は、精神医療における人権侵害の調査とともに、安易な薬物治療に警鐘を鳴らし続けている方ですが、「精神科や心療内科でカウンセリングや治療を受けた少年や大人たちは、治療前には起こしたこともないような凶悪犯罪を起こすようになっている」という調査結果(市民の人権擁護の会)を発表しています。
 たとえば、福島で殺害した母親の頭部を持って警察に出頭した少年は精神科治療を受けていました。大阪の池田小学校で児童数人を殺害して死刑になった犯人も、十代のころからたびたび精神病院で治療を受けていました。
 彼らはみな、治療のために医師から処方された向精神薬を服用していたのです。
 実は抗うつ剤や安定剤などの向精神薬には、厚生労働省も認める危険な副作用がたくさんあるのです。「興奮」「錯乱」「幻覚」「せん妄」「誇大性」「敵意」「攻撃性」「自殺企図」などの副作用があります。これはすべて向精神薬の副作用で、医薬品添付文書にもきちんと明記されています。これらの文字を見ると、まるで「覚せい剤」と同じ症状みたいですが、現実に、向精神薬は覚せい剤や麻薬などと同じ危険薬物として指定されていて、依存性や習慣性のあることがわかっています。
 世間を騒がせた犯罪者たちのうち、向精神薬を服用していた人が「外に向かった」といっても過言ではありません。恐ろしいことに、向精神薬は精神科の医療機関から合法的に入手できるため、若者たちがインターネットで違法な売買をしているケースが増えています。これは断固許すべきことではありません。
 覚せい剤を多用すれば異常行動が見られますが、それと似た作用を起こす向精神薬が、危険な副作用があると知りながら合法的に病院で処方されているのです。

以上、抜粋終わり

お医者さんとしては薬を出すことが病気を治すことだと教科書で教わっているので、

マニュアル通りに治療しているのでしょうが、

そのマニュアルがおかしいということには気がつかないようです。

そのため患者は精神薬漬けとなり、

はては副作用の影響で、錯乱して自分でも思わぬ行動を起こしてしまうことがあるようです。

恐ろしいですね。

でも患者自身も早くこの事態に気づかなくてはいけません。

何故なら、良くなっているのか悪くなっているのかは本人が一番わかっているからです。

すでに自分で判断能力を失ってしまった方は仕方ありませんが、

それならそれで、周りの人が経過を考察した上で、

もし状態が悪くなっているのであれば、受けている治療を検討する必要があるはずです。

そしてもう一度考えてください。

対処療法では治りません。

対処療法を利用しつつ、最終的にどうやって治していくかを。

ネットで調べれば、たくさんの選択があることに気づくでしょう。

経絡治療も選択の1つとして、検討してください。

そして自分がこれと思うものを選択し、その治療に専念してください。

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