うつ病からの脱出ーうつと凶暴性を引き起こす 1ー

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今日は砂糖の摂取することの怖さを再確認してください。

著書『砂糖をやめればうつにならない』から下記抜粋します。

・甘いものが気分を悪くする
 30歳の世都子さんは、ケーキ、クッキー、餅菓子、チョコレート、アイスクリームなどを好きなだけ食べていました。でも、甘いおやつを食べると、彼女はうっとりするハイな気分から暗くて悲観的な気分に落ち込むのでした。さらに困ったことに、彼女の体重は、以前にくらべ、30キロも増えていました。スカートも上着も合いません。
 「砂糖の多い食べものを食べると、うつ、不安、イライラを覚えるのです」と彼女はみずから「砂糖依存症」であることを認めます。彼女の父はアルコール依存症で、祖父は糖尿病なのです。
 でも、彼女は低血糖症について著書『心の病は食事で治す』(PHP新書)を読んで勉強しました。そして彼女は、好きなだけ食べている砂糖やクイックカーボが気分の変動を引き起こしているのではないかと疑いを持ったのです。
 彼女は、砂糖やクイックカーボを食事からすっかり取り除き、アルコールの摂取もやめました。すると3ヶ月後に、うつはすっかり消え、夜はよく眠れ、心は平安になりました。それと同時に、30キロも減量し、理想体重に戻ることができました。
 砂糖による感情の激しい揺さぶりは劇団に勤める45歳の恵美子さんにもありました。「ケーキやチョコレートなどの甘いものを食べると、機嫌が悪くなり、短期になり、イライラするのです」という。砂糖ばかりではありません。果糖、メイプルシロップなど、どんな糖を食べても、同じように彼女の気分が悪くなるのです。
 彼女は、こう分析します。「気分が落ち込んだから、甘いものを口にするかもしれません。それで気分は上向くのですが、少し時間がたつと、食べる前よりも落ち込んでしまうのです。甘いものを食べると惨めな気分になり、甘いものを食べないと気分がよいのです」
 みなさんにも、こんな経験がおありでしょうか?あなたは、世都子さんうや恵美子さんほど気分の変動は激しくないかもしれません。でも、もしかしたら、あなたも不快な気分をケーキやチョコレートなどの甘いもので覆い隠しているのかもしれません。

・脳を破壊する砂糖
 多くの人は、砂糖やクイックカーボを自分を慰めるために口にします。たとえ食べたそのときは、ハイになっても数時間たてば、さらに甘いものを口にしなければなりません。無意識のうちに私たちは甘いものを使ってうつな気分を慰め、イライラを解消し、怒りを鎮めて身を守ろうとするようです。
 でも、私たちが気づかないのは、一時的に気分をハイにする砂糖やクイックカーボは、やがて私たちの気分を奈落の底につき落とす魔物であるということです。最近の研究によると、甘いものや砂糖など高度に精製されたカーボを大量に食べる多くの人々、とりわけ、甘いものに感受性の高い人に、破壊的なダメージが発生しているというのです。
 ジャンクフード好きの人は、気分の落ち込みが起こりやすいのです。砂糖やクイックカーボを食べる量が増えるほど、うつはひどくなるのです。しかも気分が悪くなるほど、彼らは一時的なまやかしのハイな気分を味わうために、甘いものを手に出します。こうして悪循環がつづきます。
 砂糖やクイックカーボは、たんにうつの炎に風を送るにすぎません。炎はさらに大きくなります。甘いものを大量に食べることが、うつを増加させる大きな要因のひとつとなっているのです。デザートと、砂糖や高度に精製されたカーボでつくられた食べものは、気分を悪くする最強のコンビです。
 カルフォルニア州で栄養クリニックを開設するジュリア・ロスは、こう述べています。「気分の変動が激しいという理由で私たちのクリニックを訪ねてくる人々の多くは、彼らの食事からデザートと白い小麦粉でつくられた食べものを取り除くことで見事に回復しています。これ以外に食事を変えることも必要ありませんし、サプリメントも不要です」
 凄いコメントです。でも、これは、長い臨床経験に裏打ちされたロスさんのコメントなのです。薬はもちろん、サプリメントさえ用いずに、砂糖やクイックカーボを食事から取り除くだけで、多くの人々のうつや不安などの気分の変動が治ってしまうのです。食事の大切さと、砂糖の怖さがわかります。

以上、抜粋終わり

いかがでしょうか?

砂糖は摂取すると、確かに幸せな気分になり、幸福感を得ることができます。

しかし、その後、或は翌日どうなっているでしょうか?

特にうつ病の方、イライラしたり、気分が落ち込むようなことはないでしょうか?

現代の私たちはすでに砂糖の依存症になっている人が多くなっていると思われます。

私もその一人でした。

早く砂糖は依存性があるということに気づいて、1日でも早く依存体質から脱出することが肝要です。

うつ病の方、健康になりたい方、上記感じるところがある方は砂糖を取り過ぎていないか、

自分の生活を見直してください。

自分が該当すると思われる方はよくよく考えた上で、自分の判断でこのままでいいのか?

改善すべきなのかを検討し、決断、実行してください。

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