うつ病からの脱出ー精神科にダマされないために 2-

このエントリーをはてなブックマークに追加

今日は精神科にだまされないの第2弾です。

著書『精神科は今日も、やりたい放題』から下記抜粋します。

「良識」と「権威」も罠である
 ここで二つの問題点がある。一つは良識的な精神科医という甘い罠、もう一つは権威ある大先生という甘い罠である。
 世には私などより薬学にも秀でていて温厚な精神科医は数多いと思う。しかし優秀ではあっても、精神薬を一生飲むよう勧めることがほとんどだ。
 また薬を減らしてくれる良識的精神科医というのは、患者や家族にとってまことに都合がいいが、なくしてはくれない。
 こういう精神科医が増えたことは、以前よりは精神医療界がましになった証だろうが、低温保存状態で患者受診を維持させようとしているようなものである。薬を減らせば体は楽になるので、喜ばれるには決まっているし、その結果最小限の処方ですめばまるで神のように扱われるだろう。
 しかし、結局このことは一生を薬漬けで終わらせようとしたり、思想的に洗脳しょうとする甘い民のための準備工作なのである。昔の共産主義やカルト宗教がやっていたやり方と変わらぬ手法が、いまだ精神医療界には良識派のやり方として続いているのだ。
 もう一つ、日本人は権威にとても弱い。そして精神科医ともなれば、それだけで精神のすべてを知っていそうな雰囲気で、何も言えなくなってしまう。
 しかし、精神科という領域は権威であるほど、ベテランであるほど、有名であるほど、危険であると考えねばならない。なぜなら繰り返し述べているように、すべての精神科医の判断は主観に基づくものだからである。権威ある大先生がいる病院は私が挙げた一八条件のうち、いくつかを満たすはずである。彼らは権威を頼りに金を集めスタッフをかき集めているから。だが、その病院が本当にいい精神科とは限らない。
 たとえ患者がなんと言おうが権威が黒といえば白も黒になる、それが精神医療界なのだ。だから詐欺に引っ掛からないためには、相手が権威であるということに振り回されてはいけない。逆に言うと権威を頼りに受診した段階で、すでにカモなのである。あなたが本当に詐欺にかかりたくないと考えているなら、権威に頼ることこそやめねばならないのである。

精神科を受診する前の一〇の心得
 さて、もしあなたが何かしらの精神的苦痛や症状を抱えたとき、はじめて精神科に行こうというその前に、できれば以下のことくらいは考えてから行っていただきたい。
 またもうすでに精神科医にかかってドツボにはまっているとしたら、できるだけ早く病院を変えると同時に、自分たちでできる以下のことを実践していただきたい。
 何よりも心療内科、精神科という分野なのだから心掛けが大事であるに決まっている。
 しかし、多くの患者さんの場合、この心掛けからすでに外れていることが多い。まずここを修正しなければ、たとえ本当のまともな精神科医にかかったところで無駄なのだ。
 その心得となる、次の一〇項目についてよく検討してみることである。
① 精神症状が本当に医療でしか解決できないのか
② 働きすぎになっていないか
③ 社会の常識に惑わされていないか
④ そもそも病気であるのか
⑤ 他科によってしっかり検査したか
⑥ 自分でその症状を良くするためにできることはないか
⑦ いろんなトラブルや苦痛も人生の一貫である
⑧ 今の精神科医に洗脳されていないかどうか
⑨ 日常生活や食生活に問題がないか
⑲ それでも薬を飲むのなら極少量になっているか
である。
 
以上、抜粋終わり

日本人は権威に弱いとは本当にそう思う。

日本人は器質的に真面目なため、

すぐに人の言うことを信用してしまい、

それは素晴らしいことの反面、

悪意のある人たちに利用されることにもなる。

つまり、言っていることが信じるに値するかどうかという観点が抜けているのだ。

だから専門家と呼ばれる人が言うのだから正しいはずだと、

すぐに自分がそれについてどう感じるかを確認することなしに、

丸呑みしてしまう。

つまり悪意のある人からすると洗脳しやすいのだ。

洗脳マシーンとしての典型がテレビの報道である。

テレビはすべてスポンサーの利益のために報道されている。

それを理解していないので、

テレビの情報はすべて正しいと思い込んでいる。

しかし実際はスポンサーの思惑に沿ったものしか報道されず、

つなり不利益になることは当然ながら報道しない。

だから本当のことであってもスポンサーの意に沿わなければ報道されないのだ。

テレビのスポンサーはどんな企業がしているのか。

医療業界で言えば、

製薬会社である。

つまり、製薬会社が利益を得れるように、

番組では報道されるわけである。

最近医療番組がいくつか報道されているが、

あれを見ていると、

医者が病気を治しているように見られる。

しかし、実際医者が病気を治すことはできないのだ。

医者は薬を使って症状を抑えるだけで、

治しているのは自分自身の自然治癒力である。

そのことをテレビ番組を見ていると、

忘れてしまい、あたかも医者が治しているように思わせる、

マインドコントロールにかけられると言う仕組みである。

マインドコントロールにかけられることによって、

ますます医者に依存することになり、

医者に依存する=薬が売れるという仕組みが出来上がるのだ。

もし医療番組を見るとするなら、

どうすれば自分自身で病気を治すことができるかという視点で、

見て欲しい。

そうすれば、少なくともマインドコントロールにかけられる率がうんと下がると思いたい。

すべては自分のためなのであるから、

どんな時も自分で治すという考えは忘れないで欲しい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です