うつ病からの脱出ー精神科から卒業するための方法 2-

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今回は同テーマの第2弾です。

著書『心の病に薬はいらない!』から下記抜粋します。

抑圧と闘う

次に言えることは、抑圧や不都合と闘うことです。

これらはよく精神的諸症状をもたらします。人間関係、親子関係、上司と部下の関係、金銭的諸問題や夫婦間題や虐待の問題など、さまざまな具体例を出すことができます。世界における普遍的な出来事であり、自分にだけ降りかかってくる災難ではありません。誰にでもある普通のことだという理解なくして、自分の精神的安定を取り戻すことなどできないのです。

このとき一人でやる必要はありません。これらのことを相談したり助けを求めるのは当然ありうることです。ただ、それらに依存するのではなく、活用するという考えが重要です。要はそのときに精神科や精神医学に助けを求めようとするから「ドッボ」にはまるのです。それならまだカウンセラーやNPO法人や、真に解決をもたらしてくれる人たちに相談したほうがいいでしょう。 しかしここでの問題もそのようなカウンセラーやNPO法人、相談者の中に、精神科受診を勧める愚か者どもがいるという事実です。苦しい状況でもそこで薬を飲みさえしなければ、結果的にいい状況が生まれます。そこであなたの人を見る目と結果に対して真摯に判定できているかが問われるでしょう。

 

因果関係を知る

前項までの話に通じるかもしれませんが、常に原因や理由など、因果関係を考えることが重要です。

人がうつになったり不安状態になったりする一番の理由は、なぜそうなるかを知らないことです。本質という言葉をよく使いますが、社会構造や人間心理も含めて本質とは何かについて考えない人が多すぎます。

逆に言えばあらゆる物事について、常に本質とは何か、その裏に隠れているものは何かを考えるようにしていれば、個人レベルでの大きな間違いは起こらなくなります。単純に言ってもそういう視点があれば、精神医学に引っかかる確率は少なくなります。

物事には何か理由があり、その理由にもさらに背景が隠れていることがほとんどです。その理由や背景に目を向け、しっかりと解決することこそ最も必要な行動なのです。

うつが借金によって引き起こされているなら、やはりお金の問題を解決しないかぎりうつがよくなることはありません。不安が何かによって引き起こされているなら、それを解決するしかないのです。それまでの教育が悪い内容なら、それによってさまざまな精神症状が引き起こされるでしょう。それらを常に見つめようとすることです。精神の問題なのですから物質(=薬など)に頼っても本質的な解決はありません。

また言葉で終わらせてはなりません。必ず行動で終わらせることです。人の言葉を安易に信じてはなりません。人間の言葉が人間の質を表わすと考えている人は、何が本当かをまったく知らない人々です。言葉ではなくその人の行動がすべてです。逆に言えばその人の行動が有意義なら、言葉は下手でもそれは言葉以上のものになるでしょう。

私自身基本的に人を信用しません。それは私の原点なのだと思います。だからこそ精神医学や医学全体についても裏を見ることができたと言えるのかもしれません。

精神医学に話を戻せば、私はこの精神医学が世界中で行っている事実を知らない人間、認識できない人間には興味がないのでしょう、無理をして助けようと思ってはいません。事実は事実であり、強要しようという気もさらさらないのです。本気で精神医学から助かりたい、向精神薬から脱出したいという人にしか手は貸しませんし(しかも部分的にしか貸しません)、因果関係を追求しようとしない人にも手を貸しません。何でも人にやってもらおうという人には興味がないのです。

一方、あれやこれやと言い訳や自己正当化する人にはそういう人が多いように思います。まず当事者とその家族が徹底的に自分たちで調べて勉強し、原因追求できるようにならないと意昧はないのです。

しかし通常、医師も患者もその家族も、そういうアプローチをとることはありません。必ず事実を事実として認識しようとはしません。因果関係を追求しようともしません。そして自論を他人に理解してほしい、他人を自分の色に染めたいという発想を抱きます。

人を信用するに足るかどうかを判断する唯一の方法は、その人間がどのような行動をとっているかに帰結します。それもいかに正直に、いかにリスクフルに、いかに己を確にして行動するかによって決まります。それらに比すればどのようなきれいな言葉も、何一つ価値を持たないでしょう。

結論として言えるのは、どこまでも原因や因果関係を追求し、なぜそうであるかを自ら考えて行動してください、ということです。向精神薬や違法ドラッグを飲むという物質に頼る行為は、それらから逃げている証拠なのです。

 

以上、抜粋終わり

抑圧に耐えることは日常当たり前になっていますが、

私は現代の食事内容が悪いために、

ストレス耐性が落ちているのが一つの要因だと、

考えています。

そのため食事の見直しを薦めているわけです。

それと原因を探るということは大変大事です。

こと病気に対して、

原因を探るということを、

一般的にほとんどの方はしません。

病気になり、

病院へ行って、

薬をもらって、

飲んで症状が収まれば、

それで良しとしてしまうからです。

本当は原因を改善してほしいために、

体が発信したシグナルであるにもかかわらず、

そのことには気づきません。

だから同じことをずっと繰り返しているわけです。

もっと自分の身体の声を聴くようになれば、

何が問題なのかはすぐにわかります。

そのような考えが欠落しているのです。

これがいつまでたっても病気がなくならない原因だと、

私は思っています。

みなさんはどう思われますか?

一度自分自身に問うてみてください。

それがあなたの未来を変える第1歩となります。

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