うつ病からの脱出ー知っておきたい、精神医学の歴史と計画 2ー

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今回は同テーマの第2弾です。

著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。

「魂や心なんて存在しないのだ!」

心理学や精神医学は「心」や「精神」を扱うものだと、皆さんは考えているのではないでしょうか?

しかし精神科医たちに言わせればそれは大きな間違いです。心理学と精神医学は、すべての人間の行動や感情、思考、感覚は脳によって物理的なレベルで決定されるという考えを、長い間支持してきました。彼らは、生命とは化学物質を混ぜてできあがったものに過ぎないとして、魂や心は存在しないと述べています。なぜ彼らはこんな主張をするのでしょうか?

こう主張し、魂や心などないと決めつけていかないと、生物物理学・生物化学たる医学の分野において精神医学や心理学が主流になることはありえないからです。

ドイツのヴィルヘルム・ヴント(1833〜1920)は心理学的唯物主義(人間の行動や感情、思考、感覚は物質に由来するという考え)の創始者であり、学者としては「平凡なだけで国家の援助を受ける資格もない」と記録されていますが、彼は人間の行動を解明する試みとして、カエルや犬、その他動物の神経系を研究し、こう結論付けました。

「魂について考えるのは時間の無駄である。なぜなら人間の意識は、動物の意識の低い状態から発展したからである」。彼は「人間の行為は生物学的観点によってのみ見られるべきであり、つまりは魂の性質自体、目的のない無駄な議論である」と締めくくりました。

要するに、人は動物だから高尚な話はムダ!つて言ってたんですね。この考え方はすぐに差別や支配に結びついていきますが、彼の理論は19世紀のドイツ帝国主義者たちに支持されました。これが心理学の祖ともいえる人の理論であり、皆さんが名前を知っている多くの心理学者も、その影響を受けていきました。

 

「パブロフの犬」の真実

ヴントの弟子に、犬における条件反射の話で有名な心理学者のイワン・パブロフ(1849〜1936)がいます。しかしその研究の一部始終を知る人はほとんどいません。真実はえげつない物語なんです。

ベルを鳴らす→食事が出てくると思う→唾液が出る・・・これは条件反射であって、人間は動物でしかないという発想のもとに研究は続けられました。犬だけでなく子どもの頬にも穴をあけて、その唾液量を測定していたのです。しかし常識的に考えて、倫理的な面はもちろんのこと、頬に穴をあけた状態を正常な状態と定義して研究することもおかしいですよね。これは研究として成立すると思いますか?

さらにパブロフの犬の研究はほとんどが捏造でした。精神医学とか心理学の世界では、論文や研究は捏造したもの勝ちです。もともと科学が入り込む余地などないのですから、どこまでだってでっちあげることができます。これは現在でも共通しているといえます。

現代におけるでっちあげの一つの例としてアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)のケースをあげましょう。アメリカにおいて薬の認可はFDAによって行なわれますが、認可されるための根拠となる研究や論文を提出するのは、他ならぬ製薬会社です。この段階でおかしいと思ってもらえればうれしいのですが、実はもっとおかしい部分があります。

たとえば、ある製薬会社がAという新薬を研究・開発しました。その後、いろいろな実験を行なったところ、じつは効果がないことが判定されてしまいました。ところが、結果的にこの新薬Aは問題なく認可されることになります。さて、これはどういうことでしょう。

認可されるために何が必要かというと、製薬会社が提出した2つの肯定的研究があればよいことになっているのです。つまり1万個の研究のうち9998個が「新薬Aが効かない」という研究結果であったとしてもそんなものは無視をして、2つだけ「新薬Aが効果を発揮する」という肯定的研究を用意・提出ができればいいのです。

どうやって用意するかって? 精神医学なんて何の科学性もないんだから、精神科医を買収して書いちゃえばいいじゃないですか。こうやってアメリカ発でさまざまな危険物質が薬として認可され、皆さんの手許に届けられているわけです。

さて、パブロフの犬の実験、何が捏造だったのかを説明しましょう。

頬に穴をあけられた犬の中で、ベルが鳴らされたあと、唾液を出して食事を優先した犬は、30頭中2顕しかいなかったのです。犬たちがもっとも多く取った行動、それはベルを鳴らされ自由になった瞬間に研究者たちに噛みついたことでした。

このような情報の捏造、誘導行為は現代の精神医学、心理学においても日常的に行なわれています。こうした行為を精神医学や心理学は、果てしなく繰り返してきたわけです。

以上、抜粋終わり

パブロフの犬の話は有名ですね。

私も知っていますが、

パブロフさんがどういう方かは知りませんでした。

この話を聞いて、

みなさんドン引きしたのではないでしょうか?

ある意味ちゃんと知ってよかったのではないでしょうか?

医学会の論文捏造問題はあげたらきりがないくらい、

あるようです。

だから西洋医学の分野では嘘の情報が氾濫していて、

何が本当なのかを見極めるのが大変です。

でも大事なとこなので、

根気よく探せば、

真実の情報はつかむことができます。

諦めないで忍耐強くいきましょう。

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