うつ病からの脱出ー「脳の栄養不足」5つのタイプ 2ー

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今回は同テーマの第2弾です。

著書『うつは食べ物が原因だった!』から下記抜粋します。

「脳の栄養不足」5つのタイプ
亜鉛欠乏
亜鉛と鉄は同時に欠乏しやすい
男性に起こりやすいのが亜鉛欠乏です。これは食生活と深いかかわりがあります。男性は女性に比べてアルコールの摂取量が多く、食事も外食や加工食品に偏りがち。亜鉛は精子に多く含まれ、さらにアルコールを分解する際に使われるので、摂取量が多ければそれだけ消費されてしまうのです。
また、加工食品は亜鉛の含有量が少ないため、十分な量を体に取り入れることができません。
典型的なのが単身赴任の男性です。毎日のようにお酒を飲み、食事はレトルト、冷凍食品オンリー。これでは亜鉛欠乏に一直線です。実際、単身赴任して3カ月後にうつ症状が出てきた男性が、検査してみると重度の亜鉛欠乏になっていた、というケースもあります。
亜鉛と鉄が含まれている食品は共通するため、亜鉛欠乏と鉄欠乏が同時に起こりやすい、というのも特徴といえます。

こんな症状があったら 亜鉛欠乏の疑いあり
亜鉛欠乏の症状で代表的なものが、味覚障害です。欠乏すると次第に濃い味を好むようになり、症状が進むとまったく味を感じなくなります。うつの人にも同様の訴えが見られますが、当然、亜鉛欠乏が疑われます。
また、免疫力が低下して風邪をひきやすくなったり、肌がカサカサに荒れるなどの皮膚のトラブルに見舞われやすくなるのも亜鉛欠乏を示すサイン。アトピー性皮膚炎の人は亜鉛欠乏が多く見られます。傷の治りが遅い、跡が残る、といったことも起こります。
私が必ずチェックしているのは、爪にできる白い斑点。これは亜鉛欠乏を判定する重要なポイントです。

亜鉛欠乏は 低血糖症の引き金になる
亜鉛はホルモンともかかわっています。成長期に亜鉛が不足すると、身長が伸びなかったりしますし、男性では男性ホルモンの合成や精子の形成が悪く、意欲がなくなったり、性欲が減退するということにもなるのです。
見逃せないのが低血糖症との関連です。亜鉛は血糖値を下げるインスリンの分泌を調整する役割を果たしています。そのため、亜鉛が不足すると、調整機能に支障をきたし、インスリンの出が悪くなったり、逆に大量に出すぎたりするのです。それが低血糖症を招くことは、いうまでもありません。
インスリンは、本来、血糖値の上昇とタイミングを合わせて分泌されるのですが、 亜鉛欠乏はそのタイミングを狂わせたりもします。その結果、血糖値が不安定になり、低血糖症につながっていきます。
また、亜鉛が不足して血糖値の調整がうまくいかなくなると、食欲のコントロールにも狂いが生じます。摂食障害に悩む人を調べたところ、半数以上が亜鉛欠乏だった、というデータも報告されています。

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以上、抜粋終わり

亜鉛欠乏は今特に男性の間では深刻な問題になります。

男性の精子の数が減っていることが、

指摘されていますが、

亜鉛不足と関係しているようです。

最近の食事で亜鉛を含む食べ物の摂取が少なくなっているのも原因かもしれません。

簡単で気軽に食べれる食事が好まれるようになったため、

きちんと栄養のある食べ物を採らなくなってきているのでしょう。

特に男性の一人暮らしでは、

コンビニ弁当やスーパの弁当など、

出来合い物ばかり食べているので、

カロリーはあっても、

栄養が全然ない物ばかりを、

好んで食べている傾向があるようです。

そのため近年は不妊問題が深刻化してきていますが、

男性の身体的問題も、

かなり潜在的になると思われます。

肉を食べる必要はありませんが、

牡蠣などの魚介類、

チーズ類、

ごまやナッツなどの種実類、

藻類や小麦胚芽、

卵黄、

豆類などなど、

他の食べ物で多く含まれている物の中で、

好きな物を多く摂取するように、

心掛ければいいと思います。

クッキングを楽しめば、

いろいろと工夫ができ、

食べ物の幅も広がります。

同じ物ばかりでは飽きてしまうので、

是非いろんな料理に挑戦して、

楽しみながら栄養も摂取していきましょう。

最初は作ることが、

面倒くさく思っても、

出来上がりが美味しければ、

そのうち作ることが楽しくなってきます。

わたしは料理は好きなので、

休みの日は、

結構作ったことがない料理を、

クックパッドなどをみながら作っています。

出来上がって、

妻と一緒に食べるのが楽しみで、

作り方の手順通りに作れば、

まず失敗することはありません。

出来上がった料理は

だいたいいつも美味しいです。

料理の楽しさをしれば、

自然に勉強するようになりますので、

栄養などのことも、

自然と詳しくなってきます。

うつ病の人には、

料理は身近で、

簡単に起こせる行動なので、

リハビリだと思い、

やってみてはいかかでしょうか?

本当に楽しいですよ。

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