今回は第4弾です。
著書『大笑い!精神医学』から下記抜粋します。
強制入院させられた登校拒否児たち
以前、学校に行きたがらない子どもたちは異常だと思われていました。彼らは「登校拒否」と呼ばれ、精神科治療の対象となっていました。1983年、「生徒の健全育成をめぐる諸問題〜登校拒否を中心に〜」という生徒指導資料が文部省によって作成され、登校拒否の生徒に対する具体的対応策として、「病院への収容治療」が示されました。それらの児童が入れられた病院では、食堂への通路に置かれたベッドや椅子に縛られ、しびん、オムツをあてられて5日間も拘束されていた子どももいました。子どもたちの多くが、本人の意思に反して入院させられ、なかには麻酔をかけられて両手両足を縛られ、病院に連れてこられたという例もありました。つっぱっているという理由で無理やり精神病院に収容され、怒って暴れると体に竃気ショックを10カ所もかけられたという事例もありました。
そして1988年9月、朝日新聞夕刊の一面に「50代まで尾引く登校拒否児 早期完治しないと無気力症に 複数の療法が必要」と題された記事が掲載され、登校拒否は早期に精神科医や心理学者など専門家に相談する必要性があると力説しました。この記事が一気に火をつけ、子どもたちが次々と精神病院に強制入院させられることになりました。
多くの子どもたちが犠牲になり、1992年、ようやく文部省は「登校拒否はどの子にも起こりうる」と認識を変えました。それ以降、不登校は病気ではないという認識が広がり、露骨な強制入院などは下火になりましたが、精神科医に連れて行かれる子どもがいなくなったわけではありません。
そして、精神医療産業は新たな切り口を見つけました。2002年、発達障害を重視する精神科医たちが「LD(学習障害)、ADHD、高機能自閉症により学習や生活について特別な支援を必要とする児童生徒も6%程度の割合で通常の学級に在籍している」と結論付ける報告書を作り、この6%という数字を前面に掲げ、国からの「支援」を求めました。児童精神科医たちは生涯にわたって支援と称した飼い殺しを実践していくよう画策しているのです。
家族会はやさしくささやきかける…
現在の日本において、精神科全否定論や向精神薬批判や発達障害を否定することは、なかなか受けいれられるものではないでしょう。しかし少しずつ暴露されつつありますが、決して自分たちの非を認めない存在があります。そんな親たちが集う場所、それが家族会です。
精神薬を中心とした薬害問題、精神医学暗部の問題は掘っても掘り切れないくらい深いのですが、その一つとしてのダミー団体問題というのがあります。ダミー団体とは何かというと、患者会や家族会の一部を製薬会社や精神医学界が「援助」を名目に買収したり取り込んだりして、見せかけ上、とてもいいことを言ってくれる団体にするということです。4強カルテットの話をしましたが、彼らはフロントグループなどと呼ばれることもあります。こういうダミー団体というのは非常に巧妙な手口を使います。
たとえば統合失調症の病名に不満がある場合、「それは誤診だよ、あなたは統合失調症ではなく発達障害だからあなたのせいじゃない。発達障害には発達障害の薬の飲み方があるんだよ」といったようにささやきかけるのです。もちろんとても優しい声で。これは精神医学のやり方そのものであり、親はその誘惑に勝つことはほとんどできないのが現実です。
子どもを廃人にした後、助ける方法がないかなどと泣きついてくる親をよく見かけますが、彼らにとって子どもなどモルモットであり、かわいいとうそぶいているだけでしかありません。だれにどれだけ批判されようとも、その事実は動かしようがないものです。彼らはかつて診断し投薬しレッテルを貼っていた私と共に、地獄に落ちる以外何も選択肢はない存在なのです。だって俄悔する気などどこにもないのですから……。
以上、抜粋終わり
昔に比べて病気だと感じてしまうようなことが多くなり、
そのためいろいろと病気の定義づけをして、
病気にしていますが、
根底に食事の問題が絡んでいます。
そのことについてはほどんど誰も指摘しません。
しかし食品添加物や精製された砂糖や塩、
他にもありますが、
食料があふれていて、
栄養の問題は解決されていると思わされていますが、
しかし戦前に比べて、
逆に食べ物の中身は悪くなっています。
だから病気が増えたのです。
もちろん食事だけでなく、
環境問題もからんでますが、
根本的な問題は指摘されず、
逆に隠蔽され、
何も知らされないまま、
我々は病気にさせられ、
食品産業や医療産業の餌食にされているのです。
まずはその事実を知らなければなりません。
よく調べてください。
情報を集めれば、
自然と真実が見えてきます。
そして自分や家族を守ってください。