うつ病からの脱出-精神科医の認知度が低い病名-

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最近私はある著書を通してある病気を知った。

その病名は低血糖症。

著書は『心の病と低血糖症』である。

私はこの著書と通して自分が低血糖症なのではないかと思った。

何故なら、この病気の症状がことごとく自分に当てはまるからである。

そして、うつ病の多くがこの低血糖症からきているのではないかと思った。

それは日頃の食事や食べているお菓子に深く関係しているからである。

私は甘い物と好きで、子供の頃から毎日甘い物を食べていて、日常化している。

つまり、日頃から砂糖を毎日摂取している。

これがどういうことなのか、これからいろいろな著書を紹介しながら説明していく予定です。

まずは、著書は『心の病と低血糖症』の一部を抜粋して、下記します。

精神科医の認知度が低い病名
2008年4月のある日、私は一人の母親から電話相談を受けた。内容は、概略、次のようなものだった。

《精神科病院の閉鎖病棟の保護室に入っている、錯乱状態に陥った二十一歳の息子にナイアシンなどの栄養補助をしたいと主治医に申し入れたが、入院中は許可しないと言われた。息子は三年ほど前に発病し、ナイアシンなどの栄養サプリメントを服用し続けたら症状が改善したので、もういらないといって服用しなくなり、やがて再発した。家ではどうにもならないので入院させ、病院ではジプレキサなどの薬を処方した。家では息子はポテトチップス、チョコレートなどの甘いお菓子を好んで食べていた。病院でも、看護師に頼めば菓子類は購入できるのに、栄養補助のサプリメントは許可しないのは納得がいかない。》
私が母親に対してアドバイスしたのは、精神科病院の主治医に「本人の欲するままの菓子購入をさせない」という申し入れをすることだけだった。患者が以前、ナイアシンなどの栄養補助で症状が改善したというのは、明らかに低血糖症などの栄養問題に起因する精神疾患であることを物語っている。
にもかかわらず、精神科病院の医師は低血糖症の検査すら行っていなかった。それどころか、投与されているジプレキサは、著しい血糖の上昇による重大な副作用を起こす可能性が高い薬である。
驚くべきことは、「砂糖とりすぎ」で精神に異常をきたした低血糖症患者に対して、求めるがままに菓子類を与えるという点である。これでは、二十一歳の青年は閉鎖病棟の一室から出ることもかなわず、重大な副作用を起こす可能性の高い薬漬けの生活を強いられるほかはない。
ただ、この主治医は退院後の栄養補助までは否定しなかったので、私はそのことに一縷の望みを抱いているが、一般の精神科医の低血糖症に対する認知度の低さ、無理解には閉口するばかりか、深い憤りさえ覚える。

最低五時間の糖負荷試験が必要
精神科医の低血糖症への無理解は、今に始まったことではない。極限するなら、精神科の診断には低血糖症という病名が欠落しているのであるから、医師が認知しない、いや、できないのは当然なのである。しかし、これは医師以上に精神障害患者の多くやその家族にとって極めて不幸なことと言わざるを得ない。低血糖症なら、食事改善と副作用のない栄養サプリメントの処方で改善する可能性が高いからである。精神科の医師の多くは低血糖症を疑うどころか、その病根に対してすら無理解であることが、問題なのだ。
さらに、低血糖症については精神科のみならず、他科の医師の多くも無理解であるという現状がある。その理由の一つとして、「糖負荷試験(検査)」が挙げられる。これは低血糖症の診断に必要な血液検査で、空腹時にブトウ糖入の水を飲んでもらい、血糖値とインスリンを測定するものだが、「最低五時間の糖負荷試験」が必要なのである。
しかし糖負荷試験というと、糖尿病における二時間が最長である。従来、この“最低五時間”が、費用(保険診療の対象外)や患者の心身の負担になりがちなため、医師も積極的に検査を行わなかった。そのため、低血糖症は見逃されてきたともいえる。しかし、もはら見逃してはならない重要な病気なのである。

上記が医師の対応だが、一般的にあまり知られていないようである。

私はかなり以前に鍼灸の専門誌で低血糖症のいう病名を見た記憶があったが、当時はその病気に関心がなく、見逃してしまっていた。

そのため、この病気に関してほとんど知識がなかった。

一般に聞くこともない病気なので、ほとんどの方は知らないと思われる。

しかしこの病気が現在の社会に深く関わっていると確信したのは、つい最近のことである。

特にうつ病と。

故にこれからこのブログで紹介していき、広くみなさんに知っていただこうと思います。

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