今日は砂糖の依存性に関する第二弾です。
著書『砂糖をやめればうつにならない』から下記抜粋します。
●砂糖産業に群がる学者たち
おもしろいことに、食欲について先端をいく研究者の多くは、食べものや飲みものの摂取について科学的研究を進める「消化研究会」という国際組織に所属しています。ウェブを見ると、この組織のスポンサーは砂糖の多い食べものや飲みものを製造する会社が多数含まれています。
大学の科学者が企業から資金をもらって研究しているのですが、ここに問題があります。それは、彼らは企業に都合のよい結果は喜んで発表しますが、不都合な結果は決して発表しないと推測されるからです。
このように科学者が、利益関係にある企業や団体から研究費や報酬を受け取ることを利益相反といいます。報酬には、奨学寄付金や、会社の株の提供、コンサルタント料、講演料ということもあります。
だから、学者の言うことを鵜呑みにはできません。ポイントは、ある学者が何かを主張したら、その学者がどこから資金を得ているかを考えることです。
●砂糖依存と麻薬依存
モルヒネやヘロインなどの麻薬を摂取しつづければ、依存症になります。砂糖だって摂りすぎれば、依存症を引き起こすと替鐘が鳴らされてきました。そのパイオニアは、1975年に世界に衝撃を与えたベストセラー『シュガー・ブルース(砂糖病)』を発表した栄養学者で作家ウイリアム・ダフティです。
その本の中でダフティ自身が、ほとんど麻薬依存者のような砂糖依存者だったことを告白しています。まず、彼は8歳のころからソーダなどの砂糖水のとりこになり、思春期にはひどいニキビに悩まされます。大学に入ってからはコーラをガブ飲みし、心身ともに疲れはて、ついに大学を中退せざるを得ませんでした。
そんな彼に転機がやってきました。友人から勧められ、マクロビオティックスの提唱者として世界的に著名な桜沢如一の本を読んだのです。そこには「砂糖はアへンよりも致命的で放射能の死の灰よりも危険な毒である」と書かれていました。これを読んだダフティは、横沢の教えにしたがい、食事療法を実践し、健康を取り戻したのです。
ここで砂糖とヘロインについて考えてみましょう。
ヘロインは化学薬品そのものです。ケシの実から乳液を取って乾燥させるとアへンに なり、アヘンを精製するとモルヒネという化学薬品になります。モルヒネを化学的に少し変えると、ヘロインになります。
砂糖も化学薬品そのものです。サトウキビやサトウダイコンの絞り汁を精製すると糖蜜になり、糖蜜をさらに精製すると赤砂糖になり、さらに精製すると白い粉の砂糖になります。
モルヒネ、ヘロイン、コカインに共通するのは、どれも白い粉であること、人を惹きつけてやまない強い依存性があることです。では、同じ白い粉である砂糖はどうでしょう? 砂糖や甘いものに依存性があるのは経験的にはわかっていますが、それは科学的に証明されているのでしょうか?
以上、抜粋終わり
これだけ問題のあるものが問題視されなかったのは何故でしょうか?
恐らく、本当のことを言った人たちの声は、抹殺されてきたからでしょう。
この世界は、本当のことを伝える方たちの声が通りにくい社会です。
それは悪意に満ちた人たちの力が強いからです。
でもインターネットが普及してからは、悪いことが隠せなくなってきました。
すぐに情報が広まるからです。
今まで知り得ることができなかった情報にもアクセスできるようになってきました。
少しずつですが、世の中が素晴らしい社会へと変わろうとしています。
我々はもっと良い情報にアクセルできるように、アンテナを常に磨いておかなければなりません。
何故なら、良い情報も悪い情報も、つまり正しい情報も偽情報も混合していて、見分けなければならないからです。
それができなければ、情報弱者となり、これからの世の中を生き抜くのは、大変困難です。
もし健康に生きたいのであれば、これまでの常識を疑い、もう一度、何が本当なのか、何が本当に良い医療なのか、
食事は何を摂取すれば良いのかを調べ直してみる必要があります。
何故なら、我々はテレビや新聞の報道を鵜呑みにしてしまい、疑うことなく、信じてしまうからです。
彼らが発信する情報は誰のためのものなのか、よく考えてください。
彼らが報道するのはスポンサーのため、政府のためなのです。
決して国民のために、報道しているのではありません。
そのことをよく考え、確認してください。
何が正しいかは、あなたがた一人ひとりが自分で決めることですが、自分が正しいと思う情報を取るように努力してください。
今、うつ病で悩んでおられる方、あなたが受けている治療は本当にあなたの病気を治すことができるのでしょうか?
薬物治療を受けている方、薬は病気を治すものではありません。
症状を抑えるものです。
病気自身はあなたのもっている自然治癒力が治すのです。
そのことを心に留めて、どういう治療が自分にとって良いのか、再検討してください。