うつ病からの脱出ーこんなにも怖い薬のもたらす負の作用 3ー

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今日は精神薬についての第3弾です。

著書『薬を抜くと、心の病は9割治る』から下記抜粋します。

薬は老化を促進させる
薬は、結果的に老化を促進させてしまうものでもあります。
老化現象をわかりやすく説明しましょう。たとえば、5つの細胸が集まってピンとした張りを保っていたとしますが、年をとるにつれて、その細胞がひとつ減り、2つ減りしていき、5つでつくっていた張りを3つか4つの細胞で保っていかなければならなくなります。それがシワです。
残された細胞たちは、なんとか張りを保とうとがんばってくれるのですが、どうしても隙間ができてしまいます。そこに入り込んでくる脂肪が「中性脂肪」で、メタボの原因となるものです。
女性の悩みであるシミは、細胞数が減少し、さらに壊死した細胞がその場所に居座っている状態のものです。本来なら、死んだ細胞は垢となって排出されますが、皮膚細胞の再生サイクルが正しく行われないと、シミになってしまいます。
つまり、メタボやもの忘れも、シワ、シミも、すべて細胞の健康が鍵を握っているわけです。常に細胞が活性化していれば、細胞の死滅を最小限に抑えることができるだけではなく、再生も可能です。しかし、細胞にダメージを与えてしまう薬を服用していると、それは不可能になってしまいます。その結果、体の老化が早まってしまうのです。
そうするとホルモンのバランスも崩れていき、つらい更年期症状が早い年齢で始まったり、長期間悩まされたりすることにもなります。
薬はあくまで対症療法。これは市販薬も同じです。たとえば、朝の会議までに熱を下げなければならないなど、緊急を要するときに数回服用するくらいならいいですが、長期にわたって服用するものではありません。あくまで「緊急避難」と考えましょう。

数種類の薬の飲み合わせが症状を重くする
本書でこれまでたびたび出てきた「DDI(薬物相互作用)」という言葉は、「Drug-Drug Interactions」の略です。同時に3種類以上の薬を服用すると、単独で用いた場合と比べて作用が低下したり、逆に増強したり、新たな副作用を引き起こしたりしますが、それが「DDI」です。
なぜそうなるのでしょう? その理由は次の2つが考えられます。
① 服用した薬は、食道-胃-小腸へと移動しながら消化され、主に十二指腸から小腸で吸収される。しかし、ある種の薬を一緒に服用すると吸収されにくくなったり、逆に吸収されやすくなったりします。吸収が悪ければ効果があらわれず、よすぎると副作用                が出たり中毒を起こしてしまうのです。
② 血液を通して必要な場所に届いた薬は、そこで効き目を発揮しますが、役目が終わった薬は肝臓に運ばれ、薬物代謝酵素によって分解され、効果がなくなります。薬によってはこの酵素のはたらきを強めたり、逆に弱めたりします。また、同じ酵素で分解される薬を一緒に服用すると、互いに競い合って代謝が遅くなる場合もあるのです。代謝が早まればすぐに効き目がなくなるし、遅くなればいつまでも効果が続いた状態になってしまうのです。
食べ物に「食べ合わせ」があるように、薬にも「飲み合わせ」があります。薬の種類は多く、薬物相互依存の組み合わせは無数にあるため、未知のものが多いのが現状です。
最近では、薬同士だけではなく、「薬と食べ物」とのあいだでも薬物相互作用が起こることもわかってきました。たとえば、高血圧や狭心症の治療に使われるカルシウム括抗薬をグレープフルーツジュースで飲むと、血液中の薬の量が多くなって効きすぎ、頭痛、ふらつきなどの副作用が出ることが報告されています。
しかし何より怖いのは、このDDIについての知識や認識のない医師が多いことです。
これからは医者まかせにせず、患者側もこのような知識を身につけておくことが必要です

以上、抜粋終わり

薬は細胞を破壊するので、老化を促進するということは知りませんでした。

これを知れば、そうそう薬を飲みたいとは思わなくなりますね。

だって誰も老化を望んでいる人などいないと思うので。

よく年配の人がたくさんの種類の薬を飲んでますが、

どんな薬を飲んでいるのですか、と質問して、

答えられる人はほとんどいません。

自分がどんな薬を何のために飲んでいるのかを知らないなんて、

なんて恐ろしいことだと思うのですが、

当人たちは、お医者さんが出すのだから間違いないだろうと思い込んでいます。

いわゆる丸投げというやつです。

これはお年寄りにかぎったことではありませんが、

自分の身体に対して、

まったく無責任だと思います。

もっと自分の体のことを知る必要があるのではないでしょうか?

そして自分の体の状態がわかれば、

薬が必要なのかどうかもわかります。

今お年寄りの方は3種類以上の薬を服用されている方が大勢おられますが、

飲み合わせによる副作用だと思われる症状が多々あります。

しかし自分たちが無関心なために原因がわからず、

疑問に思うことなく、薬を飲み続けている方が大半です。

自分の身体には責任を持ち、

もっとよく調べる必要があります。

そうすれば、大半は原因がわかり対処可能なのです。

自分で治すという姿勢があなたの病気を治す道を造るのです。

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